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麻布サピックスオープン模試小6  初体験の様子と結果をレポートします!

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こんにちはJOJOです!

小学6年生の息子も夏休みが終わり、いよいよラッシュの模試が始まりました。

栄光ゼミナール(通塾してます)のアタックテスト、早稲アカ公開模試、四谷大塚公開模試と立て続けに受けてきましたが、とうとうサピックスの模試を受ける日がやってきました。

今回は、麻布サピックスオープン模試を初体験した様子を詳しく見ていきたいと思います。

学校別サピックス(SAPIX)オープンとは

SAPIXとは、首都圏屈指の進学塾。

息子が目指している麻布中学に関しては、合格者447人のうち、181人の生徒がSAPIX出身。41%も占めてます。

2位の日能研が73人、16%ということを考えると、ダントツNo1のシェアですね。

その他にも、筑駒、開成、桜蔭、女子学院と言った首都圏最難関中学の合格実績においては他塾の追随を許しません。

サピックスオープンとは、そんなサピックスが他塾の生徒にも広く公開している模試のこと。

そして、学校別サピックスオープンは、選ばれし難関校だけが対象になっている学校別の公開模試。

男子校

麻布、栄光学園、開成、慶応、駒場東邦、渋谷渋谷、渋谷幕張、聖光学院、筑駒、灘、武蔵、早稲田

女子校

桜蔭、慶応、渋谷渋谷、渋谷幕張、女子学院、豊島岡、フェリス、雙葉、早稲田

そうそうたる学校ですねー。

今まで、チキンな我が家はそんな恐れ多いSAPIXとは関わりをもたないようにひっそりと暮らしてきました。

しかし、とうとうSAPIXと相まみえる時がやってきました!

麻布を目指す限り、SAPIXの麻布模試は避けては通れないですからね。

実際に麻布に受験する層とSAPIX公開模試の受験層はほぼ同じです。

2017年に麻布サピックスオープンを受験した生徒917人のうち、実際に麻布を受験したのが692人。その割合は75%以上です。

これほど、息子の実力を正確に測れる模試はないでしょう。

学校別サピックスオープンの素晴らしい点

学校別サピックスオープンですが、他の塾よりも素晴らしい点が2つあります。

採点された答案に、役立つ情報が満載!

SAPIXでは、受験して2日ほどで採点を終え、生徒が書き込んだ解答用紙をホームページ上で閲覧することができます。

ちなみに、紙でも後ほど自宅に郵送されます。

その採点された答案が秀逸なんです。

これは実際の国語の答案なのですが、各設問ごとに正答率が記載してあります。 

そのため、他の生徒が正解できているけど、自分だけが間違えた設問がひと目で分かります。

復習の基本は、正答率が高い問題で、間違えたところを優先して見直すこと。

SAPIXの答案があれば、効率的に復習ができますね。

問題用紙・解答用紙のサイズが本番と同じ

学校別オープン模試の問題用紙・解答用紙の外観(サイズ・レイアウトデザイン等)は限りなく実入試と同じです。

そのため、生徒は入試本番を疑似体験しながら、模試を受けることができます。

特に麻布のように自由記述が多い学校は、解答用紙の大きさが変われば、書き込む文字数も変化します。

そのため、本番とほぼ同じサイズの解答用紙を用意することはとても大事です。

実施概要

受験するために必要な事項についてかんたんに説明しますね。

料金

料金は5,400円(消費税込)となります。

他の大手の進学塾とだいたい同じくらいの相場です。

この値段で、あれだけ解答ボリュームの多い麻布の問題を採点してくれることを考えるととてもお得じゃないでしょうか(多分、人件費入れたら赤字でしょうね)。

試験時間

試験時間は午前の部と午後の部に2回に分けて行われます。

  • 午前の部 8:30〜12:40
  • 午後の分 13:30〜17:40

午前の部は、麻布の入試時間とまったく同じ。本番の予行演習にぴったり。

ちなみに、サピックスでは同じ日に、他の志望校の模試も行っています。

なので、午前は麻布を受けて、午後は慶応を受けるなんてことが可能です。

逆に午前は第一志望の開成を受けて、午後に麻布を受験するなんてこともできます。

めんどくさがり屋の僕からすれば、一日に2校分も模試を受けるなんて信じられないです。

もちろん、我が家も午前中の麻布だけ受験。

ただ、SAPIX在校生は結構な割合で午前、午後両方受験する人がいるみたいです。

やっぱりSAPIXの生徒たちは意識高いですねー。

会場

試験会場は、首都圏のSAPIX校舎で行われます。

東京: 東京校・吉祥寺校・自由が丘校・練馬校・渋谷校・用賀校・白金高輪校・大井町校
神奈川: 横浜校・青葉台校・大船校
埼玉・千葉: 南浦和校・松戸校・西船校

どうやらSAPIXの校舎の中でも、大規模校でのみ受験が可能なようです。

我が家は自由が丘校を選択。

SAPIXの自由が丘校には僕も付き添いで行ったのですが、あれはもう塾というより、学校ですね。

自由が丘校だけで1学年10クラス以上あるみたいです。

しかも、自由が丘に通っている子達は雰囲気が違います。

電車やバスで塾に通うまでの間、脇目も振らずテキストを読み込んでいます。

息子はもちろんスマホでゲームしてました。

なんか、この時点で『やっぱSAPIX自由が丘校すげーわ』と早々と白旗確定です。

持ち物

試験会場に持っていくものは次の通り。

  • 鉛筆(BかHB)・消しゴム: シャーペンは不可です
  • 直定規・コンパス
  • 腕時計

受験票は郵送等では送られてきません。自分でプリンターで印刷しないといけません。

四谷大塚もこの方式ですので、最近は郵送しなくなってきてるんですね。

あと、意外と忘れがちなのが腕時計

試験会場では残り時間前に知らせてくれるみたいですけど、腕時計を見ながらこまめに時間配分を調整したほうが良いと思います。

そのため、腕時計は必ず持っていきましょう。もちろん計算機能がついているものはNGです。

我が家は模試を受けるのを機会に息子に腕時計を購入しました。

まあ、いずれ受験本番でも必要になりますからね。

中学受験にオススメの腕時計については、以下の記事にまとめました。良かったらどうぞ。

出題範囲(カリキュラム)

小学6年生の後半に受ける学校別模試なので、出題範囲はもちろん全範囲!

ちなみに、SAPIXはとても学習進度が早い塾で、5年生のうちに一通りの学習範囲を終えています。

息子が通っている栄光ゼミナールは夏休み前にようやくすべての出題範囲が終わりました。

そんな栄光ゼミナールでも、息子は授業の進行についていくのがやっとでした。

そう考えると、SAPIXに行くような子は頭の出来が違うのかもしれません。

気になる結果報告!

試験開始から4日後には、ウェブ上で試験結果を見ることができます。

さすが早いです! 助かりますねー。

その間に、採点に追われる先生方にはお気の毒ですけど。

今回の結果は次の通りでした!

教科 点数 偏差値 順位
4教科合計
55/200
34.0
727/780
算数
2/60
31.4
764/780
国語
23/60
43.5
565/780
理科
16/40
41.3
602/780
社会
14/60
46.2
463/780

4教科の偏差値は34。

予想はしていましたが、現実はかなり厳しいです…

しかも算数の点数が2/60点。

たった1問、しかも部分点がもらえただけです。

麻布の算数は本当に難しいので、中途半端な学力の生徒が受けるとほぼ全滅するんですね…

ただ、ここで落ち込んでいても仕方ないので、少しでも良いところを探します。

すると、国語と社会がどちらも偏差値43以上で比較的良いことがわかりました。

実は、栄光ゼミナールでのアタックテスト(月例テスト)では、いつも国語と社会が足を引っ張っているんです。

つまり、息子は完全な理系タイプなんですね。

それが、麻布模試だと完全な文系タイプに変化します。

面白いですね!

実は、麻布の国語と社会については、すでに何年過分の過去問を息子と僕で一緒に解いていたんですね。

その特訓の成果が出たのかもしれません(だと、うれしいな)。

麻布の国語特訓の様子は次の記事にまとめているので、よかったらどうぞ。

これからの勉強方針

今回、算数が全然できなかったので、しっかりと復習をさせようと思います。

栄光ゼミナールには、個別指導制度があるので、サピックスオープンの算数・理科の復習用に個別指導を申し込みました。

国語と社会は僕が一緒に復習します。

早稲アカでの模試も含めると、麻布模試は今回で3回目。

過去の早稲アカの麻布模試の結果はこちら

文系科目はわりと特典できるけど、理系科目が全然ダメだという傾向がつかめてきました。

つまり、やっぱり過去問を解いている教科はそれなりに点数が取れているということです。

そのため、今後はとにかく過去問を集中的に解いていきたいと思います。

そして、しっかり復習。

過去問は最低3回は復習しないともったいないです。

3回目でようやく自分の力で解けるようになるからです。

よく、国語に関しては、文章や設問の内容を覚えてしまうから、復習する意味がないと言われます。

ただ、麻布に限っては、大いに復習すべきだと思います。

麻布の国語はとにかくめちゃくちゃ記述量が多いです。

そのため、解答のポイントを覚えていても、毎回自分の頭で考えて文章を構築しないといけません。

同じ設問でも、毎回記述の表現内容は違ってくるはずです。

このように何回も書き直して、真の記述力、表現力が身に付いてきます。

復習を中心とした過去問の勉強方法については、次の記事にまとめています。どうぞ。

最後まで、麻布を諦めない

この成績を見ると、『麻布はさすがに無理じゃない?』と思うかもしれません。

たしかに、かなーり厳しいと思います。

でも、まだ可能性はゼロじゃないと思うんですよね。

息子はまだたったの12歳。

失うものなんて何一つありません。

だったら、思いっきり高望みして、挑戦させて上げたいんですね。

幸いにして、息子はまだまだやる気満々です。

相変わらず麻布を第一志望に掲げて頑張っています。

だったら、最後まで応援し続けようじゃないかと。

ここまで麻布を好きになってしまったので、ここで挑戦しなかったら息子は一生悔み続けるでしょう。

それよりも、全力を尽くしたけど、ダメだったのほうがスッキリします。

なので、我が家はまだまだ麻布を諦めません。

『成長期の小学生は、受験前日まで学力が伸び続けるから諦めるな』って、プロ家庭教師の西村先生も言ってますしね。

頑張るぞー!

参考:今までの模試結果のまとめ

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通信教育を活用して、中学受験を乗り切ろう!

中学受験を目指すのであれば、SAPIXや日能研といった大手の進学塾に通う方が多いです。

ただ、いきなり進学塾に通うのは不安だし、他の習い事と両立できるか分からないという方もいると思います。

僕はそんな方は、通信教育から始めるのが良いと思っています。

進学塾に行くとなると、毎月3~4万円の塾代がかかってきます。

サラリーマンのお小遣いと同じだけの費用が毎月かかるわけです。どの家庭も経済的にキツイですよね。

また、週に3,4日は塾に行かないといけないので、他の習い事ともバッティングすることも多いです。

正直、小学4、5年生くらいまでは、勉強に加えて、他の習い事も頑張りたいと思う子どものほうが多いんじゃないでしょうか。

我が家も、長男は中学受験をしながら空手の稽古にも通っています。

そのため、いきなり進学塾に通い出すのはハードルが高いです。

一方で、通信教育であれば、次の2点のメリットがあります。

  • 塾に比べてコストが安い
  • 勉強する時間を自由にコントロールできる

中学受験を目指すのであれば、次の2つの通信教育を活用している方が多いです。

  • スタディサプリ
  • Z会 中学受験講座

それぞれの特色は以下の通りです。

費用 動画授業 問題演習
スタディサプリ
月額980円
本当にこの値段で良いの?と思うくらいコスパ最高

リクルートが厳選したカリスマ講師が授業を行う。
一コマ15分単位なので、スキマ時間が使えるし、子どもの集中力も持続。

最低限必要な演習のみ。
Z会
月額2万円程度

Z会が厳選したカリスマ講師が授業を行う。

テキストの演習問題、添削問題ともに問題の質が秀逸。更に解説がとても丁寧なので自習にぴったり。

スタディサプリについて

本格的に中学受験するかどうかはまだ迷っているけど、とりあえず中学受験向けの勉強を開始したいと考えている人には、スタディサプリがオススメです。

スタディサプリはリクルートが運営している通信教育講座です。

基本的に、動画で授業を閲覧し、テキストと問題集はWebからダウンロードしたものをプリントアウトします。

値段は月額980円と驚くほど安い!

それなのに、小学4~6年生の授業が全て見放題です。

授業も、通常の小学校で習う範囲の基礎編と、中学受験向けの応用編に分かれているので、中学受験対策もバッチリです。

授業は、リクルートが厳選した、カリスマ塾講師が担当。

黒板に板書しながらの授業スタイルで、とっても親しみやすい、かつ、分かりやすいです。

マイナス点は、問題演習の量が少ないことです。

授業ごとに問題演習がついているのですが、最低限必要なものだけが用意されている感じ。

市販の問題集等を購入して補うと良いでしょう。

とりあえず、小学4、5年生の間はスタディサプリで中学受験に必要な範囲を学習しておき、小学6年生から塾に行って本格的な受験対策を行う方が多いようです。

スタディサプリでは、14日間の無料体験を用意しているので、一度試してみると良いと思います。

14日間無料お試し体験はこちら>>スタディサプリ

スタディサプリについて、もっと詳しく知りたい方は、次の記事もどうぞ。

Z会 中学受験講座について

中学受験することは決めたけれども、習い事を継続するために塾には通う時間がない方にオススメです。

まず、Z会の中学受験講座は、大手進学塾と同等もしくはそれ以上のカリキュラムが用意されています。

そのため、塾に行かずにZ会の中学受験講座だけで筑駒、開成といった超難関中学に合格することも可能です。

授業はZ会が選んだカリスマ講師が担当し、全ての授業を動画を通して見ることができます。

Z会の授業は先生が電子ホワイトボードを使って進めるので、パワーポイントのアニメーションを見ながらプレゼンを受けるような感じです。

個人的には、算数とか理科のような、視覚的に理解したほうが良い分野については、昔ながらの黒板よりもこの電子ホワイトボードのほうが好きです。

Z会の特徴は、なんといっても質の高い問題演習と充実した解答・解説。

基本的に自習することを前提に作られているので、解説はとても分かりやすいです。

また、添削問題はとても良く練られているので、子どもの思考力を養うには最適です。

マイナス点はスタディサプリに比べると費用がかかること。

4教科取得すると月額2万円くらいかかります。

ただ、通塾すると月額4-5万円するので、塾に通うことに比べるとZ会のほうがお得です。

Z会の添削問題の評判はとても高く、大手進学塾の問題演習や実力テストよりも質が高いと言えます。

そのため、難関校を目指す方の中には、大手進学塾とZ会を併用される方も少なくないです。

その場合は、Z会の添削問題だけをメインに活用するようですね。

Z会は無料で資料請求できるので、興味がある方はどうぞ。添削問題のサンプルもついてきます。

【Z会の通信教育】資料請求はこちら>> Z会 小学生向け講座

Z会について、もっと詳しく知りたい方は、次の記事もどうぞ。

通信教育を活用して、お得に中学受験を乗り切りましょう!

あと、通信教育だけだと『分からない時に質問できないのが不安』と感じる方もいるでしょう。

そんな方は、通信教育に加えて家庭教師サービスを併用するという方法もあります。

家庭教師は高いイメージがありますが、『わからない問題への質問だけをする』と割り切って週に1時間だけ契約するという使い方もできます。

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