こんにちはJOJOです! 現在、息子は中学受験本番真っ最中です。
そして、本日2/2(土)に世田谷学園中学に合格することができました。
僕の息子の第一志望は麻布中学です。そのため、世田谷学園は第二志望にあたります。
現時点ではまだ麻布の結果は出ていませんが、一息つけたのでブログに今までの受験体験と心境をつづりたいと思います。
2/1(金)受験開始!
息子の都内中学受験は2/1(金)午前中の麻布中学受験から始まりました。
受験前日は息子は異常なハイテンションでして、勉強はロクにせずに、ずーっと喋りっぱなしでした。
次の日に憧れの麻布を受験することができる嬉しさの反面、受験本番まであと1日しかないことへの焦りの両方が入り混じった様子でした。
その調子だと夜寝れるのかな?と僕は心配していましたが、無事に前日の晩は熟睡できたようです。
翌日起きてきた長男の顔を見ると、意外と落ち着いた表情で一安心。
心配していたインフルエンザにもかからず、体調は万全の状態で受験に挑めそうです。
それだけで感謝ですね。
2/1は、奥さんと長男の二人で麻布中学に向けて朝7時過ぎには家を出ていきました。
息子は凛々しい顔つきで出かけていきました。気合充分です。
一方で、僕は6歳の次男と家でお留守番です。
僕も家の時計を見ながら、『もうそろそろ始まるかな?』とちょっとソワソワ。
正直にいうと、最後の模試まで麻布の合格可能性は一番低いランクでした。
いわゆる『志望校再考の余地あり』です。
それでも、我が家は最後まで麻布を受験することにしました。
無謀な挑戦なのは百も承知です。
正直、合格できる可能性は1%くらいしかないと思います。
でも、息子の中学受験は麻布を夢見て始まりました。
最後まで夢を見せてあげるのも親の役割だと思って、麻布受験を決意しました。
12月、1月と息子は毎日夜22時まで塾にこもって勉強していました。
そのせいか、1月に入って麻布の過去問が徐々に解けるようになりました。
当初、サピックスの麻布模試では、算数は60点中たったの2点でした。

それが、過去問の自己採点では30点を取れる回があるほど成長しました。
国語と社会は僕が過去問の採点&解説をしたのですが、僕が驚くほどに息子は成長しました。
小6の夏休みから麻布ゼミと称して、息子と一緒に麻布の国語と社会の過去問を解いてきました。

最初は、ほとんど間違いだらけだったので、解説に2時間時間がかかっていました。
それが受験直前では、正解箇所のほうが多いため、解説はたったの30分で終了。
国語も社会も確実に力がついてきていることを実感しました。
かなりひいき目に見ているかもしれませんが、ひょっとしたら麻布に合格できるギリギリのレベルにまで来ているかもしれません。
そして迎えた受験当日。
とうとうここまで来たかと思うと、感慨深く感じました。
無事に麻布受験を終了
麻布の校門では、息子が通っていた栄光ゼミナールの先生方も待機して応援してくれていました。
ただ、息子は結局選抜クラス(麻布ゼミ)には通えませんでした。
応援に駆けつけてくれている先生方はもちろん麻布ゼミの先生方。
息子はバツが悪そうな様子で、先生方の声援を避けるように学校の中に入っていきました。
その後、奥さんは麻布の控室に待機して、息子が出てくるのを待ちました。
試験時間終了後、息子も出てきたのですが、どうやら試験の出来はまあまあだったようです。
もちろん合格する可能性は地を這うように低いですけど、本人は全ての力を出し切れたようです。
悔い無しですね。
今年の受験は算数と理科が難しかったようです。
算数が苦手な息子は辛かったでしょうね。
それでも、5問中なんとか2問は解けて、1問はよくわからないながらも無理矢理答えをひねり出したようです。
上出来だと思います。
世田谷学園 算数選抜受験へ
麻布受験が終わって一息つく暇もなく、そのままタクシーに乗って息子と奥さんは次の会場へと向かいます。
2/1(金)の午後に実施される世田谷学園 算数選抜の受験のためです。
そして、ギリギリ受験時間前に到着し、無事に受験することができました。
世田谷学園は息子の第二志望です。
四谷大塚の模試では、世田谷学園は実力相応校になっていますが、算数選抜はちょっとハードルが高いです。
特に世田谷学園の算数選抜試験は今年初めて実施されるため、難易度が図れません。
しかも算数は息子の苦手教科。
それでもひょっとしたら合格できるかもしれないと思い、受験することにしました。
世田谷学園 算数選抜は不合格
その日の夜11時に世田谷学園 算数選抜の結果発表がありました。
結果は、不合格。
苦手な算数だけの受験ですので苦戦するとは予想していました。
ただ、現実に不合格の文字を目にすると、やっぱり動揺しますね。
夜11時だったので、息子は先に寝ていて、僕と奥さんだけで結果を確認しました。
不合格を知って最初に思ったのは、明日の2/2の世田谷学園受験に影響がないと良いなという気持ち。
ひょっとしたら算数選抜に合格できなかったことにショックを受けて、実力が発揮できないかもしれません。
そう考えると、無理に算数選抜は受験させないほうが良かったかもと少し後悔しました。
いくら受からないと思っていても、現実に不合格の結果を見ると多少なりともナーバスになるからです。
少なくとも僕と奥さんは少し心配になりました。
そして迎えた翌日。
僕も奥さんもどうやって息子に不合格の結果を伝えるか気になっていつもよりも早起きしてしまいました。
そして6時半過ぎに息子が起きてきました。
仕方ないので、正直に昨日の算数選抜は不合格で、本日2/2は予定通り世田谷学園の第二回目受験をしなければいけないことを伝えました。
それを聞いた本人は、『そうだよね~。苦手な算数だけで受かるのは無理だと思ってたんだ~』と意外とケロッとしていました。
それの様子を見て一安心。
親が思っている以上に子供は精神的にタフなんですね。
それからは、とにかく目の前の世田谷学園第二回目の受験に集中するように家族全員で気持ちを切り替えました。
そして、前日と同じように息子と奥さんの二人で世田谷学園に向かいました。
世田谷学園試験終了
その後、試験終了。
世田谷学園第二回も、体調を崩すことなく無事に受験を終えることができたようです。
息子に出来を聞くと、10点中7点とのこと。
まずまずの出来だったようです。
ただ、1月は息子は麻布の過去問に専念していたため、世田谷学園の過去問は3年分くらいしか解いていません。
おまけに、麻布とは問題傾向がまったく異なります。
そのため、まずまずの出来だといっても安心はできないなと感じていました。
無事に合格を確認
世田谷学園の受験から帰ってきた息子はちょっと気が抜けたようでした。
残す試験は、2/3の学芸大付属世田谷中学だけ。もうほとんど受験は終りです。
疲れた様子だったので、少し昼寝させました。
そして、当日の夜8時に合格発表がありました。
無事に合格していることを確認。
もちろん家族全員で大喜びでした。
途中で受験を辞めなくて本当に良かった…
ブログには詳しく書いていますが、息子は小5の10月に一回中学受験を辞めています。
こうして成果が出ることを家族全員で喜べるのは、息子が頑張って中学受験を継続してくれたからです。
本当に息子の頑張りに感謝です。
その後、息子自身からお世話になっている栄光ゼミナールの先生に電話で連絡。
合格の報告を聞いた先生はちょっと涙ぐんで喜んでくれました。
自分の実力より上のレベルの学校しか受験しない息子のことを、塾の先生方は心配していたようです。
そのため、無事に世田谷学園に合格出来たことを知って、安心したと仰ってくれました。
明日で長かった中学受験も終了
明日2/3は学芸大付属世田谷中学の受験です。
学芸大付属世田谷中学の試験が終わった後は、午後3時に念願の麻布の合格発表があります。
麻布の合格発表は家族4人全員で見に行く予定です。
仮に不合格だったとしても、麻布中学には家族全員でお礼を言うつもりです。
麻布を目指さなければ中学受験を始めませんでしたし、一度辞めた中学受験を再開することもなかったです。
そして、麻布を目指す中で、息子は精神的に大きく成長しました。
世田谷学園に合格できたのも、麻布を目指して努力してきたからだと思います。
今だから言いますけど、中学受験を始める時に息子は日能研の入塾テストに落ちてますからね。まさにどん底からのスタートだったわけです。
それがここまで来れたのは、完全に麻布のおかげ。
息子に夢に向かって全力で挑戦するという貴重な経験をさせてくれた麻布という学校に心から御礼を言いたいと思います。
まだ中学受験は終わっていませんが、中学受験をして本当に良かったと思います。
あと一日、悔いのないように全力で駆け抜けていきたいと思います。

