勉強方法

中学受験 国語の記述問題の力を伸ばしたいなら過去問にじっくり取り組もう。 実際に麻布中学の過去問を10年分解いた僕がアドバイスします!

こんにちはJOJOです!

中学受験4教科の中でも、苦手とする子どもが多いのが国語。

そして、国語を苦手とする子どもやご両親から、次の質問を良く受けます。

『国語が苦手なんだけど、そもそも何をどうやって勉強したら良いか分からない!』

『そもそも子どもは理系脳なので、国語はどうやっても成績が伸びない』

はい、その気持めちゃくちゃ良く理解できます。

僕の長男は小学6年生で、麻布を目指しています。

算数や理科はわりと得意なんですけど、国語がとてつもなく苦手。

国語の偏差値はいつも50前後をうろちょろしています。

ただ、麻布を始め難関校は国語力がないと、全教科において高成績を取れません。

なぜならば、国語力とは次の2つを指すものだからです。

  1. 設問の意図を理解する力(読む力)
  2. 答えを分かりやすく表現する力(書く力)

御三家などの難関校は、4教科全てにおいてとにかく問題文が長いのと、記述欄が多いことが特徴。

麻布の社会を例に上げると、問題文章だけで、9ページもあります。

グラフや写真も入っていますが、基本的に文字ばっかり。

ざっと数えてみたら、1万字ありました。

原稿用紙一枚が400字なので、25枚分です。

問題文章を読むだけで、一苦労です。読解力がないと、制限時間内に読み終わることすら難しい。

そして更に、解答欄はほとんどが自由記述。

模範解答の文字数を数えてみたら600字ありました。

もはやちょっとした作文ですね。

これだけの大量の文章を読んで、大量の記述解答をするのに、たった50分しか制限時間がありません。

そもそも国語力がないと、社会の問題も解けないことがお分かり頂けるかと思います。

どんな勉強をしたら、国語力が身につくのか?

じゃあ、どうやったら国語力が身につくのでしょうか?

良く、言われるのが次のアドバイスだと思います。

『国語力を身につけるためには、たくさん読書するのが一番』

僕もこのアドバイスを否定はしません。

読書をたくさんすればするほど、読解力が身につくのは確かですから。

ただ、このアドバイスには2つ欠点があります。

  • 塾の宿題をこなすだけで精一杯。読書する余裕なんて無い!
  • 読書をするだけでは、記述力は身につかない

受験生には、読書する余裕なんて無い!

僕の長男は、今まで、ほとんど本を読んできませんでした。

読より、圧倒的にゲームが好き。

まあ、僕もそうですからw

ちなみに受験生がいるにも関わらず、我が家には全てのゲーム機(スイッチ、3DS、PS4、PS Vita)が揃っていますw

そんなわけで、4教科中、国語の成績が一番低いです。

小6にもなり、そろそろ本格的に国語の力をつけないといけないな~と思っていますが、毎日の塾の宿題をこなすだけで精一杯です。

とても読書する余裕なんてありません。

じゃあ、今まで読書してこなかった息子の国語の成績は上がらないのか?

いえ、そんなことはありません。

国語の問題演習にしっかり取り組むことで、確実に国語力が向上し、成績を上げることが可能です。

なんで、そんなことを自信満々で言えるかというと、僕自身が大学受験の時に経験したからです。

僕が高校生だった時、国語の偏差値は50くらいでした。

それでも、最終的には、国語の偏差値は70を超えました。

僕がやったことと言えば、ひたすら志望校の過去問をひたすら繰り返し解いただけです。

本当に、それだけ。

それで、国語の成績は驚異的に上昇したのです。

なので、読書経験が少ないからと言って、国語をあきらめないで下さい。

しっかりと良質な問題演習を繰り返すことによって、確実に国語の成績を上げることができます。

読書だけだと、記述力は身につかない

読書をたくさんしている子どもは、読解力があります。

難しい漢字や語彙もたくさん知っているでしょう。

でも、それだけだと国語の成績を向上させるには不十分なんです。

もっと言うと、選択式の問題は解けるけど、記述式の問題は解けないんです。

なぜかというと、読書をするだけでは、記述力・表現力は向上しないからです。

そのため、御三家のように、国語の問題がほとんど記述問題なんかだと、読書をしてきただけでは太刀打ちできません。

記述力・表現力を向上させるためには、とにかくアウトプット型の学習が必要です。

とにかく、文章を書きまくることが大事。

そういう意味では、日記を書く習慣がある子はめちゃくちゃ強い。

僕自身、ブロガーの端くれですが、文章力って、とにかく大量の文章を書かないと上達しないです。

特に、読み手にとって分かりやすい文章を書くのはとても難しい。

中学受験も一緒で、採点者が分かりやすい文章をかかないと、正解にはなりませんからね。

なので、どんなに読書経験が豊富な子どもでも、絶対に記述問題によるアウトプット型の訓練が大切になってきます。

国語力を上げるために、一番良い方法

国語力を上げるために一番良い方法は、良質な国語の問題を、丁寧に、繰り返し解くことです。

良質な国語の問題というのは、次の3つのポイントをバランス良く備えている問題です。

  1. シンプルな抜き出し問題
  2. 本文の中の表現を使って、本文の内容を要約させる問題
  3. 自分の言葉に置き換えて、分かりやすく説明させる問題

実は、この3つのポイントは、中学受験で出る記述問題をパターン化したものです。

難易度は1→3に行くほど難しくなります。

御三家などの難関校では、ほとんどの問題が2,3のタイプとなります。

そして、特に重要なのはこの2,3のタイプ。

この記述させる問題をとにかく繰り返し解くことによって、確実に国語力を伸ばすことが可能です。

記述問題を解くためには、本文の内容を正確に理解していることが前提となります。

つまり、本文の内容を理解していないと、解答の糸口すら見つけられないのです。

そのため、選択式の設問よりも、記述式の設問を前にしたほうが、子どもは真剣に本文を読むようになります。

そうして、自然と読解力が身についていくのです。

最初の内は、とにかくじっくり時間をかけて読む

読解力がない子の場合、本文を一回読んだだけでは記述問題をまったく解答できないことも多いです。

その場合は、本文を繰り返し読ませることをオススメします。

繰り返し読む時にもポイントがあります。

それは、2回目の本文を読む前に、必ず設問に目を通す癖をつけることです。

そして、設問で問われていることを意識しながら、もう一度本文を読むのです。

そうすれば、本文を読む中で、自然とどの箇所を使って解答を組み立てれば良いかが分かってきます。

そして、もう一つのポイントは、2回目も必ず文章の最初から最後まで全文を読むこと。

よくありがちなのが、本文の複数の箇所を解答に盛り込まないといけないのに、焦って1つの箇所だけで解答を組み立ててしまうこと。

この場合、部分点しか取ることができません。

これは、設問に関係しそうな部分だけしか、繰り返し読まないからです。

つまり、視野が狭いんですね。

そのため、一度、全文を読む癖をつけると、一気に視野が広がります。

そして、本文のなかから、解答を組み立てるのに必要な複数の箇所をピックアップする能力を鍛えることができます。

流れをまとめると、次の通りになります。

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本文を読む(初見)

設問分を読む(初見)

本文を読む(2回目。必ず全文を読むこと)

設問分を読む(2回目)

解答する

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もし、パパ・ママに勉強を見る時間があれば、子どもが本文を一通り読んだ後に、子どもに口頭で文章の内容を要約させると良いです。

そして、要約が不十分だと思ったら、パパ・ママが足りない部分を補ってあげて下さい。

そして、子どもが十分に文章の大筋を理解するまで、子供と本文について語り合いましょう。

それから記述問題に取り組みます。

このように親子で文章を要約した後に記述問題を解くと、驚くほどスラスラと解けます。

子ども自身が一番驚くはずです。

こうやって、記述問題を解くためには、本文の内容をしっかりと理解することが大切なことを、子どもに体感させることが重要です。

初見では、記述問題は解けなくて良い

次に記述問題にチャレンジします。

はっきり言って、最初の頃は、記述問題はぜんぜん解けないと思います。

記述問題が解けない理由は3つ。

  1. 本文の内容を正確に理解していない
  2. 文章を論理的に組み立てる力が不足している。
  3. 表現力・語彙が不足している。

1はパパ・ママが子どもと一緒になって、本文の内容を口頭で要約させることによって、カバーできます。

大事なのは、2,3です。まさに、文章力そのものをどう鍛えるかです。

最初の内は、お子さんは文章を書けないと思います。

実際に、僕も長男の記述解答を見ても、意味が分からないことが多いですw

これはどういう意味なの?と子どもに聞いても、子ども自身がよく分かっていないことが多い。

そんな場合は、とにかく模範解答を書き写しましょう。

模範解答を読むだけだと、文章力はいつまでたっても身につきません。

それが、模範解答を実際に書き写すことによって、子ども自身が文章の組み立て方と、表現力を身につけることができるようになります。

特に、難関校では、物語文や随筆文が主題になることが多く、登場人物の「気持ち」を説明させる問題が多いです。

その場合、人間の「気持ち」を表現する言葉をどのくらい知っていて、更に適切に使う能力を身につけているかが重要になります。

例えば、本文中に「先生に作文を褒められて、鼻を高くした」という表現があるとしますよね。

その時の主人公の気持ちの表現の仕方は複数あります。

  • いくらか得意になる気持ち
  • 誰かに自慢したくなる気持ち

この時、「得意になる気持ち」、「自慢したくなる気持ち」といういずれかの表現を知っていないと、そもそも解答できません。

そのため、模範解答を書き写す際には、次に問題を解く時には、模範解答の表現を使えるようになるぞ!という気持ちを持つことが大事です。

そうやって、色んな表現力、語彙を自分のものにしていくのです。

模範解答を見ずに、もう一度解こう

模範解答の書き写しが終わったら、今後は、模範解答を見ずにもう一度自分の解答を記述します。

先ほどの模範解答の書き写しで、何を書くべきかは理解しているでしょうけど、実際に書くとなると結構難しいです。

恐らく模範解答そのものを全文覚えられるほど暗記力が優れた子は少ないでしょうから、ほとんどの子が模範解答とは他多少違った文章になるはずです。

ただ、この多少違った文章を書くことによって、自分で論理的に組み立てるコツであったり、特定の表現を使うことを学んでいきます。

この模範解答を真似しながら、自分の言葉で文章を組み立てる訓練は、国語力のキモです。

そして、本文の内容を自分の言葉で、言い換えて説明する能力が身につけば、どんな難関校の国語の問題にも対応できます。

もっと言えば、将来の大学受験に通用する国語力を身につけることになります。

過去問にかなう良問は無い

このように、国語の力を上達させるためには、沢山の問題を解くより、一つの問題にじっくりと、何回も取り組むことのほうが効果的です。

では、どのような問題を選べば良いか?

それはズバリ志望校の過去問です。

よく、過去問は小6の夏以降から始めたほうが良いというアドバイスをする塾も多いです。

必要な学習範囲を終えてからでないと、過去問には太刀打ちできなく、子どもが自信をなくすからです。

ただ、僕は国語は例外じゃないかと思っています。

国語は、他の教科と違って、漢字や慣用句以外は、特別な知識を必要としません。

そのため、早い段階で過去問を取り組んでも、子ども自身さっぱり分からないということにはなりません。

過去問は、どの学校も先生方が一年間かけて選りすぐりの問題を作ります。

もちろん、大手進学塾でも、作文専門のスタッフが問題を作りますが、大量の問題を作らないといけません。

それに比べると、中学の先生方がたった一問のために、1年間かけるのです。

どちらが問題の質が良いかどうかは明らかですよね。

そのため、誤解を恐れずに言えば、塾の問題解くよりも、過去問解くことのほうが大事なんです。

そのほうが、確実に力がつきます。

国語は、親が教えられる唯一の教科

そして、できれば、過去問をパパ・ママも一緒に解いてみましょう。

僕は息子の志望校である麻布の国語の過去問を一緒に10年分解きました。

そして、ぜひパパ・ママが解いた解答例を子どもに見せて、一緒に答え合わせしましょう。

パパ・ママが模範解答と違った答えでもぜんぜんOKです!

僕もしょっちゅう模範解答と違います。

でも、国語の記述問題には、絶対的な解答例は存在しないんですね。

特に、登場人物の気持ちを書かせる問題なんかだと、表現の仕方は複数あることのほうが普通です。

そのため、パパ・ママが書いた解答を一緒に子供とレビューすることで、子どもは模範解答に無い表現の仕方を覚えることができるのです。

また、模範解答に比べて、パパ・ママの解答は整っていないと思います。

模範解答は、プロが推敲に推敲を重ねて作り上げるので、当たり前です。

ただ、そんな多少荒削りなパパ・ママの解答のほうが、子どもは親近感をもって理解することができます。

そのような荒削りな表現のようが、子ども自身も使いやすかったりするのです。

そして、なぜその解答を導き出したのかを子供と一緒にディスカッションしましょう。

ディスカッションすることによって、子どもは自分の考え方を深めることができます。

国語は、特別な知識が不要で、親が子どもに教えられる唯一の科目です。

ぜひ一緒にお子さんとチャレンジしてみてください。お子さんのやる気もアップすること間違いなしですよ!

過去問を解いた上で、余力がある方は、Z会にチャレンジするのもアリ

もし、過去問だけでは飽き足らず、もっと他の良質な問題にも触れてみたい!という方には、Z会がオススメです。

Z会では毎月、添削問題が送られてきます。

この添削問題は、過去問と同等もしくは、それ以上に質の良い問題です。

更に、Z会の素晴らしいところは、解説がとても充実していること。

例えば、算数の問題集のページ数は一ヶ月あたり50ページほどですが、それに対して解説は75ページもあります。

つまり、問題よりも解説のほうが分量が多いのです。

Z会は通信教育なので、基本的に子供たちが自習で学べるように作られています。

そのため、理解が不十分な子でも、解説を読めば解法が理解できるように丁寧に書かれています。

これは、忙しいパパ・ママには有り難いですよね~。

Z会は無料で資料請求することができて、添削問題のサンプルも確認できます。

気になる方は、一度資料請求してみてはどうでしょうか。

【Z会の通信教育】資料請求はこちら>> Z会 小学生向け講座

Z会について、もっと詳しく知りたい方は次の記事もどうぞ

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あと、麻布中学の現役の国語の先生が読解力の伸ばし方について書いた本も面白かったです。

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そんな感じかなっ!

おわりっ。

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