こんにちはJOJOです!
小6になった息子はようやくマジメに勉強に取り組むようになりました。
ホっとしていたのも、つかの間、別の問題が浮上してきました。
それは、息子のストレスがMAXにまで高くなっていること!
今朝も、息子は早起きして塾の算数の宿題を解いていたのですが、『分からない、分からない』の連発。
正直、小6の算数の問題は、僕や奥さんが見ても、教えられるレベルを超えているので、どうにもなりません。
なので、息子には、「わからない問題は塾の先生に質問して、別の宿題をやるように」とアドバイスするんですが、なかなか聞き入れてもらえません。
ただ、ひたすら号泣(汗)。
一回、分からない問題につまずくと、頭の中はその問題でいっぱいになってしまうみたいですね。
そして、頭を切り替えて、別の問題や、宿題に取り組むということができない。。
まあ、大人の僕たちでも、仕事で嫌なことがあったりして疲れると、なかなか仕事のことが頭から離れないですよね。
それでも何とか頭を切り替えて、他の仕事をやったり、家事に取り組まないと生活が立ち行きません。
大人にマルチタスク能力は必須です。
子どもにも、同じように頭を切り替えて、他の「できること」に自分の体力と時間を割いてほしいんですが、まだ早いですかねえ。
ほんと、中学受験って、良い社会勉強です。
こんな、早い内からマルチタスク能力を磨く訓練するわけですから(かわいそうではありますが。。)
子どものストレスは、家庭全般に影響する!
そんなストレスMAXの息子は、当然ながら、ストレスを色んなことで発散しようとします。
息子は意識していないと思いますが、次男にちょっと乱暴に当たったりとか。
おかげで、今朝は、長男にちょっとイジメられた、次男まで号泣。
僕も仕事に疲れていたせいか、ついカッとなって長男を叱ってしまいました。
すると、今度は長男まで号泣。
一気に、家庭全体の雰囲気がドーンと暗くなってしまいました。
いや、中学受験って、ほんと家族全員の総力戦ですよね。
とばっちりを受ける次男も可愛そう。
そういや、最近、次男を連れて外にお出かけしていないなあ。
土日は、ほとんど長男の勉強みたりとか、塾の送迎で潰れてしまっているし。
パパ・ママは子どものイライラに飲まれてはいけない
中学受験のストレスは半端ないので、子どもがストレスに飲まれて、普段よりイライラしたりするのは、ある意味しょうがないです。
そんな子どものイライラに合わせて、僕たち親もイライラすると、家庭全体の雰囲気がどんどん悪くなります。
すると、子どもは更にストレスを抱えることになるんですね。悪循環の始まりです。
なので、子どもがイライラしてきたな~と思ったら、まずは僕たち親が平常心を持って、子供と接することが大事です。
特に、パパがどーんと構えていることが大事。
ママ達は、子どもに寄り添っている時間が長いので、どうしても子どものストレスに同調してしまいます。
そして、子供だけでなく、ママ達もストレスMAXになっている家庭も少なくありません。
それはある意味仕方ないことです。
なので、子どもとの接点が比較的少ないパパこそ、中学受験から一歩引いた冷静なスタンスで、一家の雰囲気を変えていくことが大事なんです。
と、偉そうなこと言ってますが、僕もまだまだ未熟です。
残業が続いたりして疲労が積み重なってくると、ついつい家庭でもイライラしてしまいます。
そんな時は、息子のイライラを冷静に受け止めることができなかったりします。
でも、一家の中で、誰が一番平常心を保てるかというと、やっぱり父親なんだと思います。
なので、父親は率先して、自分の気持を切り替えて、家庭全体の雰囲気を良くするように振る舞わないといけないと感じています。
僕も頑張らねば!
ストレスマネジメントを意識しよう
なので、中学受験においては、親も子どもも、ストレスマネジメントがとても大切になります。
ストレスを感じると、嫌な気分になりますよね。
そして、嫌な気分ってなかなか離れて行かないですよね。
仕事や、人間関係で悩み事があると、いつまでたっても悩み事が頭から離れない人も多いと思います。
そんな時、よく『気持ちを切り替えよう』とか、『くよくよ悩むのは辞めたほうが良いよ』といったアドバイスをもらいますよね。
でも、単純に悩み事や、嫌な気分から、自分の意識をそらすのって、難しいです。
意識をそらそうと試みても、5分くらい経つと、無意識の内に再び悩み事を考えていたり。
実は、悩み事や、心配事からなかなか意識をそらすことができないのは、人間が進化の過程で身につけた本能なんですね。
大昔の狩猟採集時代、寝ている間に、猛獣から襲われるなんて危険と隣り合わせだったわけです。
なので、常に身の安全を気遣いながら、生きていく必要がありました。
そんな時に、あまりに楽観的な考え方ばかりしていると、危険を避けることができないので、人間は生き延びることができません。
そのため、危険(=悩み事、心配事)に対する感度を上げて、用心深くなったわけです。
今では、夜寝ている間に猛獣に襲われることはなくなりましたが、進化の過程で身につけた危険(=悩み事、心配事)に対する感度は保持したままです。
なので、基本的に人間はネガティブな考え方から離れることが難しいんですね。
嫌な気持ちは、他の気持ちで上書きすることが大事
じゃあ、どうすれば、ネガティブな気持ちから離れることができるか。
ぼーっとしていても、ダメです。
すぐにネガティブな気持ちに持っていかれます。
ネガティブな気持ちから離れる一番効果的かつ、唯一の方法は、別の感情で上書きすることです。
人間の脳は、一度に複数の感情を記憶することができません。
つまり、楽しい!というポジティブな感情と、心配だというネガティブな感情を同時に抱くことはできないんですね。
なので、無理矢理にでも別の楽しいことを考えると、その前の嫌な気分は忘れてしまいます。
そのため、中学受験のことで、頭が一杯になってしまったら、一度ぜんぜん別のことを考える癖をつけましょう。
例えば、気分転換に美味しいご飯を食べに行ったり、買い物にでかけたり。
家族みんなで、昔に行った家族旅行の思い出なんかを話すなんてのも良いかもしれません。
ちなみに、我が家では、気分転換に家族全員でトランプやUNOをやったりすることも多いです。
ゲームに夢中になると、意外と嫌なこと忘れちゃうんですね。
ネガティブな感情から離れるために、別の感情を上書きすることの大切さは、脳科学者の茂木健一郎さんの本から学びました。
結構読みやすい本なので、気休めにどうぞ。
中学受験はストレスとの闘いだと言っても言い過ぎではないですね。
僕たち親も子どもも、上手にストレスと付き合う方法を学んで、なんとか中学受験乗り越えていきましょう!
そんな感じかなっ!
おわりっ。