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中学受験を辞めるという選択をしました。 中学受験の向き・不向きについて

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こんにちはJOJOです!

突然ですが、長男は中学受験を辞めることになりました。

少学校3年生の2月から塾に通い始め、小学5年生の終わりまで、ほぼ2年間良く頑張ったと思います。

今回は、なぜ、長男が中学受験を辞める決意をしたのかを紹介しますね。

塾の成績が上がらない時期が続いた

転機は夏休み明け。

長男は、夏休みの間に「栄光の森」という栄光ゼミナールが主催する特別クラスの強化合宿に参加していました。5泊6日という長期間の合宿。

その合宿には、首都圏から偏差値63以上の成績の良い子供たちが集まり、難関校を想定したハイレベルな授業が行われていました。

長男もはりきって、その強化合宿に参加。

強化合宿でのハイレベルな授業はとても刺激的だったようで、本人もとても充実した日々を過ごしたようです。

僕たち親も行かせて良かったなと思いました。

その後、夏休みが終わり、9月にアタックテスト(実力テスト)を受けました。

長男としては、強化合宿にまで行ったので、成績が上がるだろうと期待していたのですが、結果は偏差値58と夏休み前と変わりません。

まあ、すぐには成績は上がらないねと長男を励ましながら、勉強を続けていました。

ただ、10月も偏差値が上がりません。

10月には難関ゼミという別の強化クラスも始まり、長男の勉強量は増えていました。

それにも関わらず、偏差値が上がらない。

この辺りから、徐々に長男の心境に変化が生じてきました。

長男は学校、塾、空手の3つをこなし、親の目からみても忙しそうでした。

それなのに、結果に結びつかない。

塾は続けていましたが、徐々に長男のやる気が下がってきました。

そして、10月後半に熱を出して塾を1週間近く休んでから、勉強のペースが下がり始めました。

勉強量が減ってきた

塾は休まず行くのですが、徐々に宿題が滞り始めました。

長男は麻布中学を目指していたので、このままでは絶対に受かりません。

そのため、僕と奥さんも長男には、通常の基本問題だけでなく、発展問題まで解くように言い聞かせていました。

ただ、一回発展問題を解いたっきり、結局その後、発展問題を解くことはありませんでした。

どんなに僕たちが長男に言っても、頑として発展問題をやらない長男。

この辺りから、長男の中で、はげしくやる気が下がってきたようです。

絶対に塾は辞めないと言っていた長男

そんな長男の姿を見ていて、やる気がないなら塾を辞めるか?と何度も聞きました。

ですが、その度に長男は塾は辞めたくない、だから頑張る、と言っていました。

そのため、僕たち両親も塾を継続させていました。

ただ、どうやら塾を辞めたくないというのは、塾を辞めてしまうことへの不安が主な理由だったようです。

中学受験への情熱があったから塾を辞めたくないわけじゃないんですね。

子どもながらに、塾を辞めてしまい、周りの友達に置いていかれることの不安があったようです。

中学受験を目指して塾に通っているお子さんをお持ちの親御さんならわかると思いますが、これはほとんどの子どもに共通しています。

子どもって、自分から塾をやめたいとは絶対に言わないみたいですね。

子どもながらに、親の期待に応えようと気を使うみたいですし。

11月に大きく成績が落ちる

そんな中、11月のアタックテスト(実力テスト)の結果が帰ってきました。

その結果は、偏差値54。

今までよりも5程度偏差値が下がりました。

11月は、体調を崩して塾を休んだり、叔母の葬儀があったりで勉強が十分にできていませんでした。

何より、長男の中でやる気が減っていて、集中していなかったようです。

そのため、案の定成績は下がってしまいました。

まあ、僕達両親も長男もここまで大きく下がるとは思っていなかったのですが。

長男のやる気を出させるべく家族会議を実施

このままでは麻布合格なんて夢のまた夢です。

そのため、僕たち家族は家族会議を持つことにしました。

そして、僕から、次のことを長男に伝えました。

長男は確かに勉強を頑張っている。

ただ、残念ながらこの成績では麻布に合格できない。

そのため、何かを変えないといけない。

選択肢は次の3つ

  1. 今以上に勉強を頑張って麻布を目指す
  2. 麻布以外の中学校に志望校を変更する
  3. 中学受験(塾)を辞める

どの選択肢を選ぶかは長男次第だと伝えました。

長男は自分でも成績が下がったことを気にしていたようですが、それを僕からも言われて、相当なショックを受けたようです。

おいおいと泣き始めました。

そして、自分の部屋に閉じこもっていました。

そんな様子を見ながら、僕たち両親も正直迷っていました。

本当にこのまま塾を続けても、今以上にハードな勉強に長男は耐えられるのだろうか?

一方で、塾を辞めてしまうとせっかく今までの努力が無駄になってしまう。

成績が下がったとは言っても一過性のものかもしれない。

僕と奥さんも色々と考えました。

中学受験を辞めるという決意をした長男

その後、長男が自分の部屋から出てきました。

そして、彼の口から出たのは、中学受験(塾)を辞めるという決心です。

正直、僕も奥さんも、長男が中学受験を辞めると言い出すとは思いませんでした。

いつものように、泣きながら、「これから頑張るよ」と言ってくれると思いこんでました。

そのため、僕も、奥さんも大慌て。

今辞めてしまうのはもったいないと長男を必死に説得しましたが、彼の決意は固いです。

絶対に塾を辞めるの一点張り。

長男を追い込んでしまったと反省

結局、長男の決意は揺るがず、塾に退塾届を出すことにしました。

今考えると、誰にでもスランプはあります。

長男もスランプに苦しんでいました。

それを必要以上に追い込んでしまった僕が悪かったのだと反省しています。

ひょっとしたら、長男がスランプを抜けるまで、温かく見守っているべきだったのかもしれません。

ただ、中学受験を続けるのであれば、今以上に努力が求められます。

小学6年生になれば、塾の時間も、家庭での勉強時間も増えて、まさに受験一色になります。

果たして、その状況を長男が乗り切れるのかどうか?と考えた時に、難しいかもと思いました。

長男に本音を聞いてみた

しばらくして、落ち着いてから長男に本音を聞いてみました。

確かに僕が問い詰めたのがトリガーになったのですが、本人としてももう塾の勉強は嫌だったようです。

やはり、友達をもっと自由に遊ぶ時間が欲しいというのが本音でした。

冷静に考えてみると、僕も奥さんも少学校時代はのびのびと遊んでいました。

僕に限っては、宿題をやった記憶すら無く、いつも先生に怒られっぱなし。

それでも、楽しく小学校生活を送っていました。

もちろん、将来のことなんてこれっぽっちも考えたことありません。

そんな自分の小学生時代を思い出しながら、いくら将来のためとはいえ、過酷な中学受験を長男に強いていたことを申し訳なく思うようになりました。

中学受験を始めた時から、中学受験が向く子と向かない子がいるとは聞いていました。

自分の将来像を描ける早熟な子どものほうが中学受験に向いています。

やはり、本人自身が中学受験をする意義を理解できないと、これだけのハードな勉強はこなせません。

僕の長男は、麻布中学に入ることを希望していたので、中学受験を乗り切れるかなと考えていたのですが、そうでは無かったようです。

やっぱり、将来のことよりも、今を楽しみたいという思いが強いみたいですね。

僕は、小学生としては当たり前だと思います。

そのため、我が家では、長男の意思を尊重して、中学受験を辞めることにしました。

僕の中では、既に踏ん切りはついているのですが、長男の塾通いを全面的にサポートしていた奥さんはまだこの現実を受け止めきれていないようです。

そりゃそうですよね、毎日子どもの宿題を観て、お弁当まで作っていたのですから。

しばらくは、長男だけでなく、奥さんも気遣っていきたいと思います。

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通信教育を活用して、中学受験を乗り切ろう!

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Z会について、もっと詳しく知りたい方は、次の記事もどうぞ。

通信教育を活用して、お得に中学受験を乗り切りましょう!

そんな感じかなっ!

おわりっ

POSTED COMMENT

  1. きゅうへい より:

    ソーヘー様

    こんばんは。ブログ拝見致しました。
    お子様もたくさん考えて考えて、決断したのでしょうね。。。
    うまく表現できませんが、とても立派なことだと思いました。
    決断をすること、判断をすることって、とても勇気がいることだと思います。
    何事にも代え難く、人生に必要な御経験をされたのではないでしょうか。

    私の娘と同学年で、同じ塾ということで密かに共感を得ながら
    ブログを拝見しておりましたので、胸が締め付けられる想いを感じております。

    気の利いた事も言えませんが、この御決断が将来の糧となることを切に祈念しております。

    • azaburo より:

      きゅうへい様
      コメントありがとうございます!
      今回の中学受験断念は、長男が初めて親の意向とは別に自分の意思を持った瞬間だと考えています。
      この息子の決断が将来の糧になるように、全力でサポートしていきたいと思っています。
      ありがとうございます!

      • きゅうへい より:

        ソーヘー様
        追記です。
        娘が通ってる栄光校舎でも、モチベーションの維持が難しく退塾されたお子様がいらっしゃいました。
        夏前くらいだったかと思います。
        その後、二ヶ月くらい経ち、同じ地元の個人塾に通い出し再度中学受験を目指すようになりました。

        お子様のモチベーションがまた復活する場合もあるようですので、その時は違う方針で臨まれるのも、ひとつのやり方かたと存じます。

        出過ぎたコメントで恐縮です。

        • azaburo より:

          きゅうへい様

          温かいアドバイスありがとうございます!
          なるほど、再度中学受験を目指すお子さんもいるのですね。勉強になります。
          まずは、長男の様子を見守っていきたいと思います。
          ありがとうございます!

  2. ななプーこ より:

    ソーヘー様
    ブログの更新をいつも楽しみにしておりました。
    息子さんが、空手をされているのは我が家と一緒です。強化選手とのこと。我が家の息子は伝統空手ですが2年連続、武道館杯に出場しておりますので、息子さんが伝統空手でしたら、大会でお会いしていたかもしれませんね。

    中学受験、辞められると知り、ビックリしています。
    勿体無い!!ような、何とも言えない気持ちです。

    我が家の息子も五年生からは空手と勉強の両立に無理が出てきたので、少しづつ少しづつ空手から距離をおくように、仕向けて行きました。
    他県まで遠征していた大会出場を減らしていく事から始めました。
    今は基本稽古にのみの参加です。

    偏差値が下がると焦るお気持ち、よくよくわかります。

    どうか、また‥‥‥‥‥‥
    中学受験復帰されることを願っております。

    • azaburo より:

      ななプーこ様

      コメントありがとうございます!
      息子さんも空手をやっているのですね! しかも武道館杯に出場とは素晴らしい成績ですね。
      我が息子も伝統空手です(フルコンタクトではない)。

      中学受験では、息子を追い込んでしまったかなと反省です。
      ななプーこ様はぜひ温かく息子さんを見守ってあげてください。
      応援ありがとうございます!

  3. たな より:

    はじめまして。
    娘も栄光に通っており、現在受験をどうするか悩んでおります。
    スレ主様の息子さんと同じような状況です。
    小3の2月から通い、偏差値60〜65をキープし、難関ゼミや森にも行っています。

    現在小5ですが、5月頃から勉強量と成績が噛み合わなくなり、今は偏差値52くらいです。
    本人は辞めたくないと言っていますが、明らかに受験に対してのモチベーションや考える事が低下してきています。
    家の雰囲気も悪くなる一方で、比較的幼い性格の娘には中学受験は合わなかったのでは?と思っています。

    私は辞めるのはアリだと思っていますが、今まで努力してきた学力が振り出しに戻るのが勿体ないと思ってしまいます。
    スレ主様の息子さんは辞めてから、何か対策はされましたか?

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