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【体験レポート】世田谷学園中学オープンキャンパス 礼儀正しくも「おもてなし」あふれる生徒達に感動!

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こんにちはJOJOです!

小学6年生の長男を連れて、世田谷学園のオープンキャンパスに行ってきました!

世田谷学園は東京の私立中学の中では、偏差値50台後半の中堅校です。

ぶっちゃけ偏差値はそこまで高くないのですが、毎年東大への合格者も出ていますし、東工大には10人も入学しています。

なので、いわゆるコスパの高い学校ではないでしょうか。

しかも、世田谷学園は知る人ぞ知る、空手の超名門校です。

全国大会では常に優勝候補として名前が上がり、過去に何度も優勝しています。

まあ、高校からスポーツ推薦で入ってくる子達が主な選手層なんですけどね。

僕の息子達も、僕自身も空手を習っている空手バカ一家ですので、世田谷学園は前から興味がありました。

そんな文武両道の世田谷学園のオープンキャンパスを体験してきたので、詳しく見ていきたいと思います!

場所は三軒茶屋駅から徒歩10分程度

世田谷学園はその名の通り、世田谷区にキャンパスがあります。

最寄り駅は東急の三軒茶屋駅。田園都市線と世田谷線の2路線が乗り入れています。

三軒茶屋駅からは徒歩10分程度。

三宿という都内屈指の高級住宅街のど真ん中に広大なキャンパスがあります。

ちなみに、渋谷駅からのバス便も便利で、渋谷駅から三宿停留所まではバスで7分。三宿停留所から世田谷学園までは徒歩5分です。

田園都市線という渋谷と横浜を結ぶ路線上に学校があるので、東京だけでなく、横浜からも通う生徒が多いようです。

三軒茶屋は言わずとしれず、美味しいレストランや居酒屋が沢山ある街です。

それなのに、一歩離れれば世田谷の完成な高級住宅街が広がっています。

恵まれた立地にありますね~。僕が通いたいくらいw

校舎に到着! 広大なキャンパスでゆったり

住宅街を抜けると、広大なキャンパスが現れます。

校門近辺も開けていて、開放感があります。

奥に進むと、これまた広いグラウンドがあります。

さすが、スポーツにも力を入れている世田谷学園ですね。

構内の全体図は次の通りです。

グラウンドがいかに広いか分かると思います。

このグラウンドだけで、土地代数十億円するんだろうな、なんてうっかり不動産投資家の目線で見てしまいます(一応、大家さんなので)w

敷地が広いせいか、入場者数の割にそんなに混み合っている感じはしませんでした。

芝とか攻玉社の文化祭にも行ったことがあるのですが、これらの学校はまさに都会の学校という感じで、狭いキャンパスにキュッと校舎が詰め込まれている感じでした。

それに対して世田谷学園はなんかゆったりしてますね。世田谷らしく、金持ち喧嘩せずみたいなw(偏見です)。

とにかく礼儀正しい生徒たち

校門を潜ろうとすると、生徒たちのある行動に気が付きました。

それは、全員が校門を出る際には、学校正面に対して礼をしているんですね。

僕は空手をやっているので分かるのですが、武道の試合では、必ず道場の正面に対して礼をするんですよ。

試合の開始前も後も。礼で始まり、礼で終わるというやつですね。

世田谷学園の生徒たちは、学校に対して礼を持って望んでいる。

大したものだな~と感心しました。

スポーツで全国レベルの成績を上げるのは高校からスポーツ推薦で入ってくる子達でしょうけど、普通の生徒たちも少なからずスポーツ、特に武道の精神が刷り込まれているんだろなと想像します。

校舎の中も、清潔で、広々している

校舎の中に入って最初に感じたことは、廊下が広々しているということ。

もちろん授業を受けるクラスも広いのですけど、廊下の幅が広い。

それだけで、心にゆとりが生まれそうです。

校舎も比較的新しいので、綺麗で清潔感に溢れています。

なんか、こざっぱりしていて、良い校舎だなーと思いました。

クラブ活動の催しを見学

次に、クラブ活動の催しを見学してきました。

世田谷学園のオープンキャンパスでは、鉄道研究部のような文化系の部活から、空手のようなスポーツ系まで様々な催しが行われ、生徒たちが精一杯もてなしてくれます。

なんか、どの生徒たちも『感じが良い』のですね。

どの子達に質問しても、自分たちの言葉で、一生懸命説明してくれる。

どの子もまくしたてるという感じではなく、質問した親や小学生の目を見て誠実に対応してくれます。

ケンタのフライドチキンを食べながら、ちょっと大人を小馬鹿にしたような説明をしてくれた麻布中学の生徒とエライ違いw(ちなみに、僕の息子の第一志望は麻布です。偏差値15くらい足りないですけどw)

なんか、久しぶりに気持ちの良い中学生・高校生に出会いましたね。

我が家は最大のお目当てである空手部の催しに参加しました。

空手部の催しは武道場で行われていました。

まず、中学生・高校生の空手部の先輩たちが演舞を見せてくれます。

小学生男子の心を掴むためでしょうか、いきなり板割りの演舞ですw

中学生、高校生たちが厚さ5cmくらいある板をバンバンと割っていきます。

ただ、何人かの生徒たちは板割りに失敗しちゃうんですね。ちょっと痛そう。

それを指導員の先生方が無理しなくて良いよと、優しく諭しているんです。

なんか、ホンワカしちゃいました。

空手で全国一位になるような学校なので、もっと厳しい体育会系の姿をイメージしていました。

もちろん、稽古自体は厳しいのでしょうけど、先生方も生徒たちもなんとなく温和なイメージがあるんですね。

そこはやはり禅宗の流れをくむ仏教系の学校だからでしょうか。

先輩方の板割り演舞が終わると、次はオープンキャンパスに参加している小学生たちの空手体験です。

興味のある子たちが武道場に上がり、先輩たちが構えているミットに思いっきり、打ち込みます。

もちろん、僕の長男も参加しました。

さすが世田谷学園の空手部を見学するだけあって、体験に参加したほとんどの子どもたちは空手経験者のようです。

どの子の突きも鋭かったですから。

一人5回ずつ突きをするわけですけど、5回目の最後の突きをした後で、先輩たちがめちゃくちゃ大げさに後ろに吹き飛ばされますw

先輩たちをぶっとばした小学生たちはみんな満足な顔。

この辺りの遊び心は、僕とっても好きだなあ。

しかも、中学生・高校生なりに、精一杯小学生たちを楽しませようとする気持ちがビンビン伝わってくる。

『世田谷学園ってかなり良くない?』と思っちゃいました。

食堂で学食を堪能しました!

空手部の見学をした後は、お腹が減ったので食堂に行きました。

世田谷学園のオープンキャンパスでは、食堂がオープンしていて、生徒たちが普段食べている学食を食べることができます。

食堂は地下にあるのですが、こちらもとても広くてゆったりとしています。

この日の学食のメニューは3種類。

ハンバーグ定食、野菜ラーメン、カレーライス。

僕と長男はカレーライスをチョイス。一人あたり300円でした。

お肉と野菜がゴロゴロ入っている家庭的なカレーですが、スパイスが結構しっかりと効いていました。

とっても美味しかったです! もちろん僕も長男もものの5分で完食。

ちなみに世田谷学園では、中学生から学食が利用できるようです。

中学生から学食が利用できるのは結構珍しいですね。

ただ、栄養面を考えて、中学生の間はお弁当を持参することを推奨しているようです。

このいざとなったら中学生から学食を使えるってのは、親としてはとてもありがたいですよね。

毎日お弁当作るのはかなりハードですから。

特に、お母さんが忙しい共働きの家庭には助かりますよね。

しかも、どのメニューも300-400円くらいなので、家計にも優しい。良いんじゃないでしょうか!

禅堂めっちゃ良い!

お次は、世田谷学園の目玉である禅堂です。

世田谷学園は禅宗である曹洞宗の僧侶の寮として出発しています。

なので、仏教系の学校であり、座禅にとても力を入れています。

その座禅をする専用の場所が禅堂。

禅堂の中に入ると、そこはまるでお寺。静かで、凛とした雰囲気が漂っています。

禅堂には、一人畳半分くらいの座禅スペースがずらーっと並んでいます。

ここの先生も、生徒たちも座って座禅するそうです。

座禅は月に一回の宗教の時間でも行われるそうですが、それ以外に早朝座禅が行われています。

毎週金、土曜日の朝7時から座禅が行われていて、先生や生徒たちが自由に参加できます。

任意参加だというのに、毎週専用の座禅スペースは全て埋まり、床に直に座って座禅する生徒たちがいるほど大人気とのこと。

説明してくれた生徒に『どうして座禅はこんなに人気あるの?』と聞いたところ、『座禅をすると心が空っぽになって、気持ちがスッキリするんですよね』とのこと。

また、皆勤した生徒には『心の光の賞』が授与されるので、それを目当てに参加する生徒も多いとのこと。

このような表彰目当ての子もいるのでしょうけど、それだけでは朝7時に学校に来て、座禅を継続することはできないと思います。

生徒達は授業で座禅をしているうちに、座禅の効能・素晴らしさを体感してるのでしょうね。

この座禅の話を聞いているうちに、世田谷学園の生徒たちがなぜ全員礼儀正しく、おもいやりがあるのかが分かりました。

学校生活の中で、座禅を中心に様々な仏教の考え方・規範が身につくようになっているのでしょう。

学力やスポーツも大事ですが、人間にとって一番大切な『自制心、そして人としての思いやり』がしっかり身につくのだと思います。

世田谷学園には、あの有名なダライ・ラマも定期的に来て講演をしてくれるそうです。

学校内には、ダライ・ラマのサインがいたるところに掲げてありました。

僕は大人になって仏教に興味がでてきました。

仏教は宗教というより、人生の生き方そのものを指南する自己啓発書に近いですね。

自分の自制心を高めたり、日常の些細な幸せを感じる生き方など、日常生活を生きる上でとても役に立ちます。

世田谷学園のような仏教系の学校で6年間過ごせば、自然と仏教の考え方・思想を身につけることができます。

仏教の思想は生徒たちが大人になってからきっと役に立つと思います。

ちなみに、仏教系の中高一貫校は優秀な学校が多いですね。

関西では、京大合格者数No1,2を占める洛南中学や東大寺学園が仏教系です。

洛南中学は空海が作った綜芸種智院が前身ですし、東寺の側のあります。

東大寺学園は、東大寺の敷地内にあります。

仏教の思想は、自制の思想ですから、遊びたい欲求を我慢して、粘り強く勉強に打ち込めるように育つのかもしれませんね。

東寺と空海に興味がある方は、次の記事もよかったらどうぞ。

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まとめ

世田谷学園の印象を一言でまとめると、『ゆったりとした心の広い生徒たち』ですね。

なんか、どの生徒も心が穏やかなんですよ。

麻布みたいに才気走ったところも無いですし、みんなとにかく親切。そして、温かい。

なんか、身近な友達に欲しいタイプの生徒ですね。

やっぱり仏教系の学校だけあって、人間性を育てるところは頭ひとつ抜けていますね。

ちなみに、僕の奥さんは世田谷学園がめっちゃ気に入ったようです。

親の視点からすると、思いやりがあって、心のきれいな子に育ってほしいですからね~。

しかも、世田谷学園では、絶対にいじめとかなさそうです。

なぜならば、中途半端な不良とかがいたとしても、絶対に本気で空手やっている子達には敵いませんから。

そんな本物の強さを持った空手部の生徒たちと接している子達は、変に強がったり、悪ぶったりしないんじゃないかな。

僕は実際に、世田谷学園に来て、印象がずいぶんと変わりました。

人間性の成長を促してくれるとっても良い学校だと思います。

息子はそれでもやはり麻布が第一志望のようですが、麻布とまったく違うタイプの学校を見れたことは良かったと思います。

いろんな学校を見ることで、それでもやはり自分が一番行きたい学校がクリアになってきますからね。

志望校を決める際には、様々なタイプの学校を実際に見ることが大事だと身をもって理解しましたね。

ちなみに、志望校を選ぶポイントは中学受験専門カウンセラーの安浪 京子さんの著書で分かりやすく説明してあります。

志望校をどうやって決めたら良いか悩んでいる方は、一度読んでみると良いでしょう。

そんな感じかなっ!

おわりっ。

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