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【体験談】中学受験 塾の先生と子どもの相性が悪い場合の解決方法を4つ紹介します!

こんにちはJOJOです!

中学受験の塾に通っていると、お子さまと塾の先生の相性がどうしても合わないケースが出てきます。

先生との相性が悪いと、子どもは塾に行きたくなくなります。

仮に嫌々塾に言ったとしても、授業が頭に入ってきません。

その結果、大きく成績が下がってしまうことがあります。

実は、僕の息子も国語の先生とどうしても相性が合わず、『もうこの先生の授業を受けたくない!』と懇願されたことがあります。

今回は、僕の体験を紹介しながら、塾の先生とお子さまの相性が合わない場合の解決方法を4つ説明したいと思います。

体験談:塾から出てきた息子の様子が変だった

先日、息子を塾(栄光ゼミナール)に迎えに行ったら、暗ーい顔で出てきたんですね。

何があったのか聞いても答えません。ただ、涙目で我慢しているのはスグに分かります。

仕方ないので、お互い黙ったまま家に帰ってきました。

家に帰ると、奥さんも息子の異変にすぐに気が付きました。

『塾で何があったのか話してごらん』と奥さんが優しく言うと、緊張の糸が切れたせいか息子は大声で泣き始めました。

こういうとき、父親はダメですねー。子供がなかなか心を開いてくれません(反省)。

相当興奮していたらしく、家に帰ってきてから30分ほどは、ただひたすら泣いてました。

そして、30分経ってようやく泣いている理由を話し始めました。

どうやら、国語のM先生から嫌なことを言われたようです。

このM先生は子どもにワザと挑発するようなことを言って、ハッパをかけるタイプです。

また、授業のやり方も特殊で、10色以上ある蛍光ペンで、国語の文章を全て色分けしていきます。

文章に感情移入して解くよりは、理論的に分析しながら解くスタイルです。

とても優秀な先生なんですが、感覚的なスタイルが好きな息子はちょっと苦手なようです。

その先生から、授業中に次のことを言われたようです。

『この問題を解けないようでは、コンプリーション(栄光ゼミナールの夏休み用問題集のこと)を2回解いた意味がないぞ』

息子はこのM先生の指示通り、夏休みの間に国語のコンプリーションを2回転終えています。

それにも関わらず、クラスでこの問題が解けなかったのは息子だけだったようです。

どうやら、息子は夏休みの頑張りを全否定された気になってしまったようです。

そして、この一言がトリガーになって、『もうM先生の授業を受けたくない』と言い出しました。

前々からM先生のことに対して不満を言っていたので、今回、蓄積していた不満が爆発したのでしょうね。

こういう場合、親としてどのような対処方法を取ればよいでしょうか?

僕が取った対処方法を順番に説明していきたいと思います。

ステップ1:子どもの味方になる

まずは、とにかくお子さまの心に寄り添いましょう。

僕もそうなんですけど、男性はこういう時に、『何が原因なんだ? パパに詳しく事情を説明してみろ』と詰めよりがちです。

ついつい、はやく問題点を把握して、解決策を探したいと思うんですよね。

でも、傷ついた子どものココロのケアをすることが最優先。

そのためには、傷ついている子どもの気持ちに寄り添って、優しい言葉をかけてあげたいですね。

『何か塾でツライことがあったんだね。〇〇の表情みていたら、ママもなんとなく分かったよ』

こんな風に言葉をかけながら、まずはお子さまのココロをほぐしてあげてみてはどうでしょうか。

と、偉そうなこといいますが、実際に息子に優しい言葉をかけたのは奥さんです。

僕はただただ質問するだけ。本当にコミュニケーション能力が低いと反省です。やっぱりママのほうが上手ですね。

ステップ2:客観的に子どもの話を聴く

ひとしきり泣き終えると、息子はぽつりぽつりと塾であったできごとを話してくれました。

この時、大事なのは、一切の思い込みを捨てて、客観的に事実を整理することです。

大切なお子さまが泣いている姿を見ていると、つい塾の先生が悪いと決めつけてしまいがちですよね。

でも、そこはグッと我慢して、冷静にどういうシーンで、どんな言葉を先生が発したのかをヒアリングしていきましょう。

このヒアリングに関しては、冷静になれやすいパパのほうが向いているかもしれませんね。

すると、次の事実が分かりました。

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  • 『この問題を解けないようでは、夏休み用問題集を2回解いた意味がないぞ』というM先生の発言は、問題を解き始める前に言われたこと。

 

  • 問題が解けなかった息子一人だけを責めたわけではなく、クラス全員に向かって言った発言だということ

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最初は、一人だけ問題を解けなかった息子に対して、M先生が個人攻撃をしたのだと思っていました。

ですが、どうやらそうではないようです。

であれば、冷静に判断すると、M先生のこの発言はそこまでひどくありません。

そして、どうやら息子のM先生への不満は、この発言というよりは、次の点にあることが分かりました。

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  • M先生は、読解問題は、本文より設問分を最初に読む解き方を推奨している。このやり方は5年生の先生と真逆のやり方であり混乱している。

 

  • M先生のやり方通りに勉強しても、国語の成績がなかなか上がらない

 

  • M先生は授業中に関係のない雑談をしてくる。しかも『好きな子はいるの?』とか、ちょっと思春期の生徒が嫌がる質問をしてくる。

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ステップ3:少し時間をおいてみる

このように、息子のM先生への不満の原因を正確に理解したら、いったんその日は寝ることにしました。

もう夜遅かったということもありますが、一晩寝て親も子どもも冷静になったほうが良いと判断したからです。

これは正解でした。

翌日には、息子の気持ちもだいぶ収まってきました。

事件があった当日は、『M先生の授業はこれから絶対に受けたくない』との一点ばりでした。

翌日に『M先生を変えてもらうように、塾に言おうか?』と息子に確認すると、『別にそこまでしなくても良いよ』との返事。

僕が察するに、今回の問題については、その発言を受け止める側である息子に精神的な余裕がなかったことが一番の原因だと考えています。

夏休みの間、息子は毎日13時間に及ぶ長時間の勉強を頑張っていました。

そりゃあ、精神的にも余裕がなくなりますよね。

それだけ頑張っているにも関わらず、結果が出ない(正解できない)時は、ショックを受けますよね。

この状況に、運悪くM先生の一言が追い打ちをかけたのだと思います。

ステップ4:塾長に相談する

『特にM先生を変えなくても良い』と息子は言うものの、やはり一度塾とは話をしておくべきだと思い、塾長と面談をすることにしました。

塾側にこちらの要望を伝える際のポイントは、先生の告げ口をするのではなく、相談をすること。

目的は、子どもにとって、最適な学習環境を整備することです。

塾に対するクレームという形で、塾を責める形にしてしまうと、その先生だけでなく、塾との関係性も悪くなってしまいます。

中学受験においては、塾は最も頼りになるパートナーです。

できる限りパートナーとは良好な関係を維持することを心がけたいと思います。

僕から塾長に伝えたことは次の2点です。

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  1. M先生の教え方、問題の解き方に息子が合わない(納得できない)。ただ、M先生の教え方そのものを否定するわけではなく、単純に息子に合わないだけである。
  2. M先生の発言に息子が傷ついたことがあり、息子はM先生に対して心情的に苦手意識を持っている。ただ、息子も精神的に余裕がなく、過敏になっているところはある。

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この2つを踏まえて、塾側にどのような解決策が取れるのかを相談しました。

塾側もこの手の相談には慣れているらしく、僕の話を一通り聞いた後で、次の解決策を提示してくれました。

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  • 国語については、集団授業ではなく、個別指導へ切り替える
  • 息子の性格、志望校を考慮した上で、最適な講師を選定する
  • 受験本番までの4ヶ月間の個別カリキュラムを作成する

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僕は、塾長からM先生に改善指導をした上で、集合授業に継続を勧められるのかな?と思っていたのですが、どうやらそそうではなく、個別指導への切り替えを勧められました。

理由は、一度苦手意識を持ってしまった先生に対して、思春期を迎えた小学6年生はなかなか気持ちを切り替えることが難しいからです。

また、小学6年生の夏休み前で、受験に必要な単元の学習は全て終わっています。

そのため、9月以降は授業も過去問中心になるため、集合授業よりも個別指導のほうがきめ細かいサポートができます。

どんなに素晴らしく、優秀な先生でも、なんとなく性格が合わないと授業に集中できません。

ここは思い切って、個別指導に切り替えることにしました。

息子が通っている栄光ゼミナールは集合授業と個別指導の両方のスタイルをどちらも選択できるために、このような解決策が取れてラッキーでした。

以上が僕の体験談の紹介でした。

4つの解決策

次に、相性が悪い先生にあたった時に取ることのできる解決策を4つ紹介したいと思います。

解決策1:同じ塾の違うクラスに振り替えてもらう

僕の場合は、小学6年の下期という特殊なタイミングだったので、個別指導を選択しましたが、一般的には、まずは同じ塾の違うクラスに振り替えてもらうことを最初に検討すべきだと思います。

たいていの大手進学塾では成績順でクラス分けがされていて、担当する先生も変わります。

自分よりも上位のクラスに移動するのは難しいかもしれませんが、下位のクラスへの移動は簡単に認められます。

同じ塾であれば、各先生ごとの授業スタイル、性格、宿題の量といった情報も事前にわかっていると思います。

そのため、自分に合った先生を見つけられる可能性が高くなります。

たとえクラスが下がったとしても、お子さまが楽しく勉強できたほうが成績は上がります。

お子さまが気に入りそうな先生がいる場合は、その先生が担当しているクラスに変えてもらうよう塾に頼んでみましょう。

転塾はオススメできない

一方で、先生が合わないという理由での転塾はオススメできません。

なぜならば、転塾したからといって、相性の良い先生に担当してもらえる保証はないからです。

特に、SAPIXや日能研のように、頻繁にクラス替えがある塾ですと、担当講師もコロコロ変わります。

転塾したは良いけど、また相性の悪い先生にあたってしまっては、元も子もないです。

最悪、相性の良い先生を求めて塾を転々とする羽目に陥ります。

そのため、先生との相性が合わないという理由だけで、転塾するのはできるだけ避けたほうがよいでしょう。

解決策2:個別指導に切り替える

このように、先生との相性が悪い教科は思い切って個別指導に切り替えるのが一番確実な解決策です。

個別指導や家庭教師の良い点は、お子さまの性格や志望校に沿った適切な講師を選択できる点です。

体験授業を受けてみて、合わなければ先生を変えてもらうことができます。

また、塾長クラスであれば、お子さまの性格や好みを把握していることが多いため、その子にあった講師をアサインしてくれる可能性が高いです。

僕の息子が通っている栄光ゼミナールのように、集合授業と個別指導の両方を選択できる塾であれば、一度個別指導を試してみると良いと思います。

解決策3:家庭教師を頼むという手もある

それでも、相性の良い先生が見つからない場合は、思い切って塾以外の家庭教師を頼むのも手です。

4教科ともフルで家庭教師にお願いすると、総額が恐ろしい金額になってしまいますが、特定の教科だけならそこまで大きな費用増にはなりません。

特に、小学6年生の秋以降であれば、過去問の演習が中心になります。

過去問は自分で解いて、その解説だけを家庭教師に頼むようにすれば、そんなに長時間の授業は必要ないです。

家庭教師の選び方については、以下の記事に詳しく書いているので、ご覧ください。

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解決策4:小学5年生までなら通信教育に切り替える方法もある

お子様がまだ小学5年生までなら、相性の合わない先生がいる教科は塾をやめて通信教育に切り替える方法もあります。

最近の通信教育は中学受験に対応しているものも増えています。

中学受験向けの専用コースがあるZ会なら大手進学塾と比較しても遜色ない質・ボリュームの学習が可能です。

Z会だけで筑駒や開成といった難関中学に合格している子どもも沢山います。

Z会の中学受験講座は、紙のテキストに加えて、プロ講師が行う動画授業を視聴できます。

さらに、毎月、質の高い添削問題がついてきます。

自分のペースで学習を進めるほうが好きなお子さまには、通信教育も検討すると良いでしょう。

ちなみに、Z会は一教科からでも受講することができます。

先生と相性の良い教科は塾に通い続け、相性の悪い教科だけZ会を受講するという使い方も可能です。

Z会については、次の記事に詳しくまとめています。よかったらどうぞ。

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まとめ

先生の人格と授業内容を理性的に区別して考えることのできる大人と違って、小学生の子どもは先生との相性がすべてです。

一回苦手だなと思ってしまうと、心象を変えるのは現実的に難しいんですね。

相性の良い先生の授業なら、受講していて楽しいですし、子どものモチベーションも大きく上がります。

一方で、相性の悪い先生の授業は、どんなに素晴らしくても集中して受講することができません。

そのため、『お子さまと先生との相性が悪いな』と思った時は、他の先生に変えてもらえないか早めに塾に相談しましょう。

先生を変えてもらうのが難しい場合は、個別指導や家庭教師に思い切って切り替える。

自習に向いている子なら、通信教育を活用する。

そうやって、できる限りお子さまの負担にならない学習環境を整備してあげるのが親にできることなのかなと思います。

勉強は難しくて、僕には教えるの無理ですから(笑)。

そんな感じかなっ!

おわりっ

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