こんにちはJOJOです!
息子が目指す第一志望である、麻布中学・高校の文化祭がGWの最中に開催されました!
麻布中学合格を目指す我が息子も小学6年生。今年が勝負の年です。
息子のモチベーションアップのためにも、麻布の文化祭に突撃してきました。
今回は、麻布の文化祭の魅力をたっぷりとご紹介しますね!
場所は麻布十番駅から徒歩15分
麻布中学はもちろん港区麻布に立地しています。
広尾駅か麻布十番駅のどちらかが最寄り駅となります。
広尾駅からは徒歩9分。麻布十番駅からは徒歩15分。
我が家は都営三田線のほうが便利だったので、麻布十番駅から行くことにしました。
実は、麻布の文化祭に行くのは2回目なんですが、麻布十番駅から麻布中学までは結構な坂道を登らないといけません。
そのため、5歳の次男を連れている我が家は麻布十番駅から麻布中学までタクシーで行きました。
初乗り料金410円しかかからなかったので、小さなお子様を連れているご家族はタクシーが便利ですよ。
周りの環境はまさにパーフェクト
麻布中学は元麻布の丘の上に立地しています。
いわゆるお金持ちエリアですねw
住宅街の中に立地しているのですが、豪邸ばっかりです。
しかも、周辺には諸外国の大使館がたくさんあり、外国人の姿も珍しくありません。
国際的な雰囲気の中、瀟洒な邸宅が立ち並ぶ高級住宅街。
数々のグルメ雑誌に取り上げられるオシャレなレストランや有名割烹も沢山あります。
まさに、パーフェクトですね!
中学・高校生にはもったいない立地ですw。なんなら息子の代わりに僕が住みたい。
こんな環境で、中学・高校生活を送れたら最高ですね。
日本一とも言えるほど魅力的な街が自分の庭になるわけです。大使館や一流レストランといった『本物』の建物しかありません。
もう、この立地だけで、麻布中学の生徒達は得してますね。
知らず知らずの内に、一流の感性を育むこと間違い無しです。
ただ、麻布十番には『本物』のお店しか無いので、中高生が気軽に入れるカジュアルなお店は少ないです。
なので、意外と麻布の生徒達は麻布十番で飲み食いはしないかもしれませんね。
校舎の到着! いきなり強烈な生徒たちがお出迎え
まず、校門をくぐると、生徒たちお手製の看板とアーチがお出迎え。
受付の学生は、もちろん七色に頭を染めています。
今年の麻布生達の髪型は強烈ですね。
金髪や七色は当たり前で、頭に羽を付けている生徒も多かったです。
もちろん、全員私服です。
そのため、一見すると、大学の文化祭と見分けがつきません。
生徒以外にも、外部のお客さんが沢山
生徒たちよりも、圧倒的に外部からのお客さんのほうが多いですね。
外部からの参加者は大きく分けて2種類。
- 息子を麻布に入れたいと考えている親とその子供たち
- 麻布生目当て?の女子高生(JK)
僕は昨年も麻布の文化祭に来ているのですが、今年はやたらと女子高生姿が目に付きます。
なぜ、女子高生と分かるかと言うと、みんな制服来ているからです。
GWで学校が休みなのに、女子高生達はわざわざ制服来て、自分たちのことをアピールしています。
そんなに麻布生と仲良くなりたいんですかねw
息子よ、麻布に入ればモテるかもしれないぞ!
メインステージ
少し進むと、広い校庭にたどり着きます。
校庭には、生徒たちお手製のメインステージが作られています。
ここでは、生徒たちによるバンド演奏や、お笑いライブが繰り広げられています。
お世辞にもレベルが高いパフォーマンスとは言えませんが、生徒たちの若さとエネルギーをダイレクトに感じることができます。
また、秀逸なのは、ステージ中央に描かれている大迫力のイラスト。
麻布の文化祭に来て毎回思うのは、イラストや壁画のレベルがものすごく高い。
それだけ芸術的な感性の鋭い生徒が多いということですね。
麻布では、美術の授業にも大変力を入れていいて、毎年芸大に進む子が何人もいるそうです。
勉強ができるだけじゃないんですね。麻布生の多才さを感じることができます。
恒例のミスコン
男子校の麻布文化祭では、なぜか毎年ミスコンがあります。
つまり、生徒たちが女装して、ミスコンを行うわけです。
今年はミスコンに加えて、男子のミスターコンテストも開催されていました。
学校内には、コスプレ&女装した生徒たちがいたるところにいて、異様な雰囲気を醸し出していますw
お世辞にも綺麗とは言えない女装の生徒達ですが、そこはご愛嬌ですね!
数々の展示
そして、校舎の中に入ると、生徒たちお手製の展示がなされています。
どの展示内容もとても面白い!
公開ディベートのような「さすが麻布生!」と思わせるような真面目な出し物もあれば、「麻布の底辺展」といったウケを狙った展示もあります。
どの展示も、とにかくお客さんで一杯です。
人気のロボット展示なんかだと、1時間くらい待たないと入場できません。
学校の入口では、生徒たちがパンフレットを配っているので、各クラスを回る前に、どの展示に行くかどうか決めておいたほうが良いです。
麻布展
今回、見た展示の中では「麻布展」がとても面白かったですね。
麻布の生徒達に向けて、様々な切り口でアンケートを取って、その結果を公表しています。
もちろん、生徒たちが自分たちでアンケートを取るものですから、回答の中にはふざけたものも多いです。
でも、それも含めて、麻布の魅力ですよね。
Q 麻布に入学した理由はなんですか?
中1
1位:自由な校風に憧れたから(40%)
2位:文化祭に魅力を感じたから(40%)
高1
1位:文化祭に魅力を感じたから(40%)
2位:自由な校風に憧れたから(20%)
3位:入れそうだったから(10%)
4位:気分(5%)
麻布に来る子のほとんどが、自由な校風と、その校風を体現している文化祭に魅力を感じているようですね。
良くも悪くも、文化祭は一番麻布らしいと思います。
この文化祭は麻布との相性を測るリトマス試験紙にぴったりですね。
Q 趣味はなんですか?
中1
1位:ゲーム(25%)
1位:読書(25%)
3位:TVを見る(20%)
高1
1位:ゲーム(60%)
2位:なし(30%)
中1の時は、ゲーム以外にも、読書が1位を占めています。
やっぱり、麻布に合格するような子どもは読書好きなことが分かりますね。
ちなみに、うちの息子は読書はせずに、ゲームばかりしています。まあゲームも第一位なので、大丈夫かなw。
高1になると、ほとんどの子が趣味にゲームをあげます。
自由な中学3年間で、すっかりゲームで骨抜きになるのが分かりますw
長い人生、自堕落な時期も必要ですからね。
麻布生と言えども、ゲームの魅力には抗いがたいようです。安心しましたw。
Q 特技はなんですか?
中1
1位:特になし(60%)
高1
1位:運動(40%)
2位:ゲーム(20%)
番外編:大声を出す、可愛い子を観察する
中1の時に、ほとんどの子が特技がないと回答しているのに、高1になると、運動と答える子が40%もいます。
意外と、運動に熱中する生徒が多いのかもしれませんね。
ちなみに、中1も高1も特技に勉強と回答する生徒は一人もいません。
生徒の学力は全国屈指の高レベルのはずなんですが、勉強を誰も特技だと思っていない。
勉強はできて当たり前、それ以外の特技こそが価値がある。
麻布らしいですね。カッコ良い。
Q どこの部活に入っていますか?
中1
1位:まだ入っていない(55%)
高1
1位:帰宅部(40%)
中1が部活に入っていないのは当然として、高1の多くは帰宅部なんですね。
高1になると、大学受験を意識して鉄緑会(中高6年一貫校の生徒を対象とした、東京大学受験指導専門塾)に入る子も増えるからなんですかね。
それ以外は、バスケットやダンスなどバラバラな部活に入っているようです。
Q 将来の夢はなんですか?
中1
1位:公務員
2位:宇宙飛行士
3位:YouTuber
4位:ゲーマー
高1
1位:金持ち(50%)
2位:教師
3位:官僚
中1,高1ともに、公務員(官僚)を目指す生徒が結構多いですね。
やっぱり、国を動かす大きな仕事がしたいのでしょうか。
あと高1では、2位に教師が上がっています。
麻布での学校生活が楽しいからか、自分たちも教師になりたいと考える麻布生も多いのかもしれません。
Q 家族の職業
中1
1位:サラリーマン
2位:医者
高1
1位:弁護士
2位:サラリーマン
3位:医者
4位:俳優
家族の職業上位に医者と弁護士がくるのはスゴイですね。
やっぱり麻布を受験するような子の両親は学歴が高くて、所得が高い傾向にあるようです。
会社経営者がランキングには表れていないので、本当のお金持ちの家庭から麻布を目指す生徒は少ないのかもしれません。
まとめ
麻布の文化祭を一言で表すと、カオス(混沌)。
ほとんどの生徒たちは髪の毛を染めていますし、一般のお客さんへの対応もしっかりしているとは言えません。
僕が行った麻布展だと、生徒達はケンタッキーのフライドチキンをかじりながら接客してましたからw
ただ、そんな混沌の中にも、若者達のあり余るエネルギーと意気込みを存分に感じることができます。
麻布の文化祭は、完全に生徒たちの自主運営に任されています。
文化祭の期間中、校舎には先生の姿は一人も見えませんでした。
もちろん、学校には来ているのでしょうけど、なにか生徒たちの手に負えない問題が生じない限りは表に出てこないようです。
僕は他にも浅野や芝という進学校の文化祭にも行きましたが、どの学校にも先生たちの姿がちらほらと見えました。
麻布では、先生は一人も見かけません。生徒たちの自主運営が徹底されているなと感心しました。
ここまで、肚をくくれる先生方もスゴイなと。
僕の息子はこんな不思議な文化祭に参加して、一層麻布への愛を深めたようです。
文化祭を見終わった後、「早く家に帰って、勉強したい」とまで言い出しましたw
中には、このような超個性的な麻布の文化祭を見て、『怖い』と思う生徒もいるそうです。
確かに、麻布は合う・合わないがはっきりしている学校だと思います。
ただ、この文化祭を見て、それでも麻布に行きたいと思う生徒がいたら、きっと麻布で楽しい学校生活が送れるのだと思います。
麻布に少しでも興味がある方は、ぜひ早い段階で文化祭に行ってみることをオススメします。
麻布という学校を最も凝縮した良いイベントだと思います。
麻布に興味がある方は、こちらの記事もどうぞ
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- 麻布中学の国語の先生が書いた本「小学生のための読解力をつける魔法の本棚」は国語が苦手な子どもを持つ親にぜひ読んで欲しい
- 偏差値55 それでも、麻布中学を目指す理由 麻布ほど魅力的な学校はない!
あと、とっても賢いんだけども、なぜか変(個性的)な麻布の学生達の素顔に迫る次の本もオススメです。
おまけ 通信教育を活用して節約する方法
最後に、中学受験最大の出費である塾の費用を節約する方法を紹介します。
それは、うまく通信教育を活用する方法です。
実は、御三家のような有名中学でも通信教育だけで合格しているご家庭も珍しくありません。
実際に僕も長男を塾に通わせていて思うのですが、自宅でもしっかりと勉強できる習慣のあるお子さんであれば、通塾は必ずしも必要ないのではないかと思います。
ただ、中学受験の出題範囲はかなり特殊ですので、中学受験に特化した学習は必要です。
Z会なら塾に行かずに中学受験合格も可能
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また、Z会では、塾との併用での利用プランも用意しています。
そのため、塾の授業に加えて、質の高い問題演習に取り組みたいと考えている方にもぴったりです。
Z会は難関中学にターゲットを絞っており、しっかりとした中学受験対策ができます。
コースも一般向けと中学受験向けに分かれており、中学受験専門の通信教材になっています。
通信教材と言っても、授業を動画形式で受講することが可能です。
昔みたいに紙のテキストを自分で読むというスタイルではなく、ipad等のタブレットで動画で授業を受講するスタイルです。
そして、授業を受けた後は、昔ながらの添削問題に取り組みます。
ただ、昔と違って、添削問題をZ会に郵送したら、3日後には採点して、答案を電子データとして送ってくれます。
そのため、添削問題の結果をすぐに見ることができます(大手塾でも実力テストの返却は1週間後なので、それより早いです)。
また、教材や添削問題については、東大京大合格者御用達のZ会ですので、内容の濃さがハンパないです。
問題数は少ないですが、一問一問が非常に良く練られているので、しっかりと学力が身につきます。
難関校を目指している方は一度資料請求してみることをオススメします。
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【Z会の通信教育】資料請求はこちら>> Z会 小学生向け講座
Z会について、詳しく知りたい方は次の記事もどうぞ
塾との併用ならスタディサプリがオススメ
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そのため、深い理解が必要な国語と算数だけ塾に通い、知識問題が主体の理科と社会はスタディサプリで学習するという方法が良いと思います。
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スタディサプリについて、詳しく知りたい方は次の記事もどうぞ
単純に大手塾に通うだけでなく、通信教育も活用してお得に中学受験を乗り切りたいですね。