こんにちはJOJOです!
いよいよ夏休みに近づいてきましたね。
中学受験を目指すご家庭にとっては、夏休みは最大のヤマ場です!
我が家も長男は小学6年生。今年の夏が勝負です。
夏休みには、小学校6年生は一日10時間勉強するのが目標だそうです。
夏休みは全部で40日間ありますから、合計400時間!
小5年生の中学受験のための学習量は、1年間で400時間と言われていますから、それに匹敵するボリュームです。
なので、夏休みが受験の成否を左右するといっても過言ではありません!
そして、夏休み期間中の学習は、塾の夏期講習を中心に行うご家庭も多いのではないでしょうか。
そして、いざ夏期講習を申し込もうとすると、以下の疑問が浮かんできます。
『塾から夏期講習を勧められたけど、どのような講座を受講すれば良いかどうか分からない』
『小学6年生の夏期講習って、皆どのくらいの費用をかけているの?』
そんな皆様の疑問に応えるべく、我が家(長男小学6年生)が受講する夏期講習の内容と、その費用を包み隠さず報告します!
特別講習の基本的な内容
まず、夏期講習を含む塾の特別講習そのものの説明から始めますね。
特別講習は、通常の授業と大きく異なります。
何が違うかと言うと、通常の授業は塾に通っている全ての生徒が必ず受講します。
でも、特別講習はあくまで任意参加なんですね。
つまり、追加オプションというやつです。
なんで任意参加なのかと言うと、特別講習では新しい学習内容を学ぶことはありません。
必ず復習と演習がメインの内容になります。
夏期講習だと、1学期に習った学習内容の振り返りが主な内容となります。
塾が小学生の間に終わらせようと思っている全体カリキュラムは、基本的に通常の授業で学ぶことができます。
そのため、ぶっちゃけ自分で復習できる子は特別講習を取らないという選択肢もありえます。
実際に、僕の息子が通っている塾でも常に実力テストで上位10位以内に入る女の子がいるのですが、その子は特別講習は一切取りません。
そのため、できの悪い子のほうが、お金がかかるってわけです。
ウチの息子はもちろん、特別講習をたっぷり受講する派ですw
特別講習の種類
特別講習には色々な種類があります。
大まかに分けると次の3つですね。
- 標準講習
- 成績別特別講座
- テーマ別講座
それぞれ、順番に見ていきましょう。
標準講座
基本となるのは、標準講座になります。
この標準講座は、基本的に全ての生徒が受講する前提で作られています。
そのため、通常の塾のクラス単位で授業が行われることがほとんどです。
子どもたちにとってみれば、いつもと同じ友達と一緒に授業を受けるので、あまり特別講座って感じがしないかもしれません。
ただ、特別講座の内容は基本的に復習と演習が主になります。新しいことは基本的に学びません。
そのため、先ほど述べたように、成績が良くて、自分でしっかりと復習できる優秀な子の中には、あえて受講しない子もいます。
ただ、休み期間中に塾に一切行かないと、学習習慣そのものが無くなってしまう(要は、サボってしまうの)子どもが大半なので、ほとんどの子どもが受講するようです。
この標準講座では、基本パターンの定着に主眼が置かれます。
同じクラスの生徒が全員受講するので、どの学校を受けるにしても重要な分野の演習・解説が主な内容になります。
成績別特別講座
標準講座は、通常の塾のクラスメンバーで受講しますが、成績別特別講座は同じくらいの成績の子どもたちだけを集めたクラス編成がされます。
東京の進学塾だとだいたい、次の3パターンに分かれることが多いようです。
- 築駒+御三家(開成、麻布、武蔵)コース
- 難関コース(慶応、早稲田、海城、広尾学園、巣鴨、芝等の難関私大向け)
- 基礎コース(攻玉社、世田谷学園、高輪等の中堅私大向け)
小学6年生ともなると、この成績別講座では、実際の過去問題に取り組むのがメインとなります。
実際の過去問題の中から、頻出単元に絞って、集中的に学習を進めることになります。
塾によっては、合宿形式を取るところも少なくありません。
ちなみに息子が通っている栄光ゼミナールでは以下の種類があります。
小学6年生向け成績別特別講座
- 御三家受験コース(合宿型)
- 私国立中受験 難関コース(通学型5日間)
- 私国立中受験 応用コース(通学型5日間)
- 私国立中受験 基礎コース(通学型5日間)
御三家受験コースのみ合宿形式となり、4泊5日で千葉のカンデオホテルに寝泊まりしながら、文字通り勉強漬けの日々を送ります。
どのコースも、受講するためには基準となる偏差値を超える成績を取らないといけません。
ちなみに、御三家受験コースを受講するためには、アタックテスト(実力テスト)で偏差値65以上ないといけません。
値段は92,000円です。
この値段だけを見ると、高く感じてしまうかもしれませんが、実はかなりお得です。
4泊5日、三食付きで、しかも授業は毎日9時間あります。
授業は、御三家専門の先生方が担当します。つまり、選りすぐりのベテラン講師が授業を担当します。
これで、92,000円ということを考えると、かなり安いんじゃないかと思います。
息子が小学5年生の時に合宿型の特別講座に参加したのですが、その時の様子を記事にまとめています。
よかったらどうぞ
その他のコースは通学型となります。
こちらも、朝9時から夜の18時までみっちり9時間の授業があり、それが5日間連続で開催されます。
また、コース初日にオープニングテスト、最終日に到達度テストがあります。
初日のテストの結果と、最終日のテストの結果を見比べることで、特別講座の成果を確認するというわけです。
こちらのお値段は、5日間で57,000円となります。
こちらの講座は、夏休みの標準講座と標準講座の合間(つまり、通常の塾の教室が休みの期間)に開催されます。
この間は、塾の教室が休みになってしまうので、この特別講座に参加しないと子どもの学習ペースが落ちる(サボってしまう)可能性があります。
そのため、こちらも多くの生徒が何らかの講座を取得するようです。
ほんと、進学塾は親の心配な気持ちを熟知した上で、うまく特別講座を勧めてきますよねw
テーマ別講座
こちらは、テーマ別の講座になります。
多くの学校で頻出の単元の中から、多くの生徒たちが苦手とするものを取り上げることが多いようです。
栄光ゼミナールでは、次のテーマ別講座(セレクトゼミ)が開催されます。
- 比の技法(算数)
- 旅人算とダイヤグラム(算数)
- 頻出一行問題の研究(算数)
- 国語の知識(国語)
- 生物・地学編 入試問題に挑戦(理科)
- 欲張り講座! 理科計算(理科)
- 地理編 入試問題に挑戦(社会)
- 歴史編 入試問題に挑戦(社会)
これらのテーマ別講座は1講座あたり、75分×4日間となります。
講座代金は9,720円となります。
こちらのテーマ別講座は、標準講座が開催されている期間中に開催されます。
標準講座は一日4時間程度なので、それ以外に空き時間が生じます。
その空き時間をこのテーマ別講座で埋めるように塾からは提案されます。
また、この勧め方が上手なんですね。
テーマ別ゼミの時間帯は、だいたい朝一10時から開始します。
そして、テーマ別ゼミが終わった後から、標準講座が始まるようになっています。
つまり、テーマ別ゼミを取れば、子どもは毎朝10時には塾の教室に行かないといけなくなり、強制的に朝早くから夜まで勉強することになります。
確かに、何もないと子どもは家でだらけてしまいますよね。
僕の息子は確実に何もしないでしょうw
なので、サボりぐせのある子どもを抱える親にとっては、助けに船です。
我が家もまんまと塾の作戦にハマり、テーマ別ゼミを受講することに決めましたw
夏期講習全部で、これだけかかります!
さて、最後に小6の長男向けに、どのような夏期講習を申し込んだのかをご紹介したいと思います。
講座名 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
標準講座 | 95,040円 | 一日あたり6時間×22日間 |
私国立中受験 応用コース (成績別講座) |
57,000円 | 一日あたり9時間×5日間 |
セレクトゼミ (テーマ別講座) |
38,880円 | テーマ別講座(75分×4日)×4 |
合計 | 190,920円 |
なんと、合計約20万円!
これでも、テーマ別講座を最小限に減らしましたんですよ。
暗記科目である社会と理科についてはテーマ別講座の代わりに、スタディサプリを使って自力で復習できるかなと。
社会と理科全てのテーマ別講座を取得すると、25万円以上になるんです。さすがに僕の稼ぎじゃ無理っス!
塾の勧められるがままに全部受講していると、ほんと中学校入る前に破産しちゃいますw
小学6年生の夏休みまで来ると、もう後には引けない!
塾代は小学4年生から徐々に上がり、6年生では、年間100-120円にまで跳ね上がると聞い
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小学6年生の夏休み時点で、通塾している家庭は最後まで中学受験をすると腹を決めています。
そのため、どうせ中学受験するならば、お金をかけてでも志望校に合格させたいと思うのが親心です。
なので、20万という大金にも関わらず、払わないわけにはいかないんですよね。
正直、20万円で子どもが志望校に合格できるんなら、安いものだと思いますし(なんか、もうすでに金銭感覚おかしくなってますねw)。
ただ、冒頭でも話した通り、やっぱり中学受験において小6の夏休みは勝負なんですよ。
夏休みだけで400時間もの勉強時間が稼げます。
これは小学校5年生の一年分の勉強時間に匹敵します。
となると、夏休みだけで、成績が大きく変動する可能性があるわけです。
実際に、塾の先生からは志望校は夏休み以降に決めたほうが良いとアドバイスもらっています。
毎年多くの小学校6年生の成績順位は夏休みを境に大きく変動するようです。
息子は志望校である麻布の偏差値には遠く及びませんが、夏の奇跡を信じて全力で応援していきたいと思います!
小6の夏休みは、とにかく総復習
夏休み以降は、いよいよ志望校の過去問に挑戦するようになります。
逆に言うと、それまでに中学受験の学習範囲は全て完璧にマスターしておかないといけないわけです。
そのため、我が家は、夏休みは小4から小6までの総復習に全力を注ぐと腹を決めました!
ただ、塾の夏期講習は演習が中心になるので、授業の解説は最小限となります。
基礎的な解説は、通常の授業で一回終わっているという前提なんですね。
そのため、そもそも基礎的なことが分かっていない単元については、夏期講習だけだと理解できない可能性があります。
実際に、今までの模試の成績を見る限り、まったく理解できず、0点の単元もチラホラあるんですね。
なので、そのような苦手単元については、スタディサプリを活用して、もう一度授業を見直すところから復習したいと思います。
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スタディサプリについて、もう少し詳しく知りたい方は次の記事もどうぞ
そんな感じかなっ!
おわりっ。