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習い事の月平均1.3万円 毎年上がる教育費を負担に感じる保護者「58%」

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こんにちはJOJOです! 子どもの教育費が年々上がり、お小遣いが毎月3万円から一向に上がりません(笑)。

僕も子どもができる前から、周りの上司や同僚から子どもの教育費はすごくかかるぞーなんて脅されてましたが、新婚当初は「ふーん、そんなものか」と軽く考えてました。

ですが、長男が中学受験を目指して塾通いをし始めてから、その言葉の重みを噛み締めています(笑)。

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学習塾・予備校の市場は年々成長している

矢野経済研究所によると、2016年の教育産業市場はなんと2.5兆円もあるそう。しかも前年度比0.6%の増加ですって。

これだけ少子化が進行しているのに、教育マーケットが成長しているということは、一人あたりの教育費が高くなっているってこと。

特に伸びている分野が2つ。中学受験向けの学習塾と英会話学校。

中学受験向けの学習塾市場が増えているわけ

僕個人的には好ましくないなと感じているのですが、最近教育の二極化が生じています。

塾通いをしている長男を見ていて思うのですが、小学生のうちからこれだけ勉強していれば、例え中学受験で失敗しても、大学受験で大きなアドバンテージを持てます。

だって、難関中学校の試験内容ははっきり言って、難関大学のレベルとそう変わりません。

特に国語や算数なんて、ひょっとすると難関大学以上じゃないか。

開成や麻布の問題と大学入試のセンター試験の内容を見比べると、確実に開成・麻布のほうが難しいです。

中学受験では知識で差別化できないから、どうしても発想やヒラメキといった地頭の良さを測る問題が多くなる。

これって、大学受験よりもハードル高いですよね。

なので、中学受験で学んだ勉強内容は、確実に大学受験に役に立ちます。

そうすると、中学受験層とそうでない層では、圧倒的に学力差がでてきてしまうわけです。

これは高校3年間くらいでは到底キャッチアップできない差ですね。

就職する際にも学歴は必要

そして、難関大学に進んだほうが、就職が有利です。

もちろん、大学名だけで就職はできませんけど、やっぱり有名企業に就職できる学生のほとんどは難関大学出身。

僕の勤めている会社(ちなみに就職ランキング上位の会社です)の新人を見てもそうですね。というより、学歴重視傾向はますます強くなっているんじゃないか?

僕が入社した当時は、まだあまり知らないな~という大学出身の同僚もたまには見かけたのですが、最近入社してくる新入社員さん達は慶応、早稲田は当たり前。東大や京大も珍しくない。そして、最近多いのが、海外の有名大学卒業生。アメリカのUCLAとか。

まあ、別に大企業に入社することが人生の成功を約束するわけでも無いのですが、やっぱり選択肢が多いという点ではアドバンテージがありますよね。

なので、結局は中学受験の経験がその子の人生に与える影響ってとても大きいのが現実なのです。

そして、それに気がついた大勢の親(僕も含む)が子どもに中学受験という投資を行った結果、学習塾市場が拡大を続けているのです。子どもの数は減っているにも関わらず。

英会話教室もぐんぐん伸びてるよ

そして、もう一つの成長市場が英会話教室。僕個人的には幼児期から英語勉強しても意味ないよ~と声を大にしていいたいのですが、小さい頃から英語を学ばせたい親は増える一方。

その背景には、次期学習指導要領によって2020年度に小学校5年生から英語の教科化が完全実施され、保護者の早期英語教育熱が高まっているから。

僕の周りでも、子どもに英語習わせている人多いですから。本当に。

リクルートが運営している「ケイコとマナブ.net」が保護者を対象に習い事についてアンケートを取っています。

英語・英会話は堂々と第二位に上がっていますね。

学習塾よりも上位に来ているのが興味深い。

まあ、それだけ親世代が英語の必要性をヒシヒシと感じているのでしょう。

これだけ外国人観光客が多くなってくると、もはやどんな仕事についても英語を使わない仕事なんて無いんじゃないですかね。

ちなみに僕も半分以上は英語で仕事してます。いつの間にかグローバルな仕事になっていました。

でも僕自身は海外留学経験なんてありません。英会話教室にも行ったことありません。

では、どうやって英語を勉強したかというと、ひたすら自分で英語のテキスト読んで、ひたすら仕事しただけです。

もちろん、社会人なってから英語は学びました。なので、大人になってからでも努力次第で全然英語は身につくわけですよ。

なので、別に幼児期から英語を勉強する必要性はまったくないと思うわけです。

でも、多くの親御さんが違う考え方みたいですね。

習い事の費用は一人あたり平均1.3万円

先程の「ケイコとマナブ.net」によると、習い事費用は一人あたり平均1.3万円とのこと。

首都圏では全国平均より習い事の費用と数が多いほか、子どもの年齢が上がるにつれて習い事の費用と数も増える傾向にある。

習い事あたりの月謝が6,000円くらいだと考えると、一人あたり2つくらい掛け持ちしていることになる。

確かに最近の小学生は習い事で忙しい。僕の子どもも小学生にして、早くも週初めに遊ぶ約束(アポイントメント)を入れている。予約しないと人気のある子とは遊べないのだ。

それを反映しているかのように、毎年習い事の費用は増加傾向にある。

習い事の費用を昨年と比較すると45.5%が「増加した」と回答し、「減少した」の4.4%を大きく上回っている。

親の約半数が毎年習い事の費用が増えていると感じているってこと。

これじゃあお父さん、お母さんのお小遣いは減る一方ですね(笑)

習い事の費用の負担感については「非常に負担」が10.2%、「やや負担」が47.9%で、58.1%の保護者が負担だと認識。

うんうん、分かるわあ。中学受験を目指している子どもがいて、家計が厳しく無い人がいたら見てみたい。

ちなみに、我が家の家計はは火の車です(笑)。

僕の給料では当然足りず、妻の給料から補填してもらってなんとか凌いでいる感じ。

シングルインカムの人はどうやって生活しているか不思議に思う。

子どもの教育費はこれから増えることはあっても、減ることはないでしょう。

いっそのこと、親が学習塾等の教育産業に転職してしまったほうが良いのかもしれませんね(笑)。

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