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中学受験 落ちた時のことも考えておこう! 受験経験を子どもの成長の糧にするために親ができること

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こんにちはJOJOです! 小学6年生のお子さんのいる家庭はそろそろ臨戦態勢に入りますね。

子どももそうですが、子ども以上にピリピリとしているお母さんも多いのじゃないでしょうか。

ちなみに千葉幕張の先生に聞いた話なんですけど、中学受験で一番変わるのは子どもじゃなくてママだそう。

中学入学当初、まだ受験モードが抜けきれないお母さん方は、子どもの受験が終わったというのに何かに追われているかのような鋭い目つきをしているそう。

そして、穏やかな普段のお母さんの顔つきになるには受験が終わってから1年くらいかかるみたい。

それほどお母さん達は子どもの受験に必死なんでしょうね。

子どもが生まれてから初めて頑張る時期が中学受験。

遊びたいのを我慢して、夜遅くまで勉強し続ける我が子の姿を見ていたら、誰だって子どもの志望校合格を祈ってしまいますよね。

現実は3人に1人しか第一志望に行けない

もちろん、中学受験する以上、第一志望を強く目指して頑張るのは大切です。

でも、あまり第一志望の学校に合格するのだけを目的にしてしまうのは危険です。

難関校と言われる中学校の倍率はだいたい3倍程度。つまり、3人に1人しか第一志望の学校にいけないのです。

そのため、中学受験をする半数以上が第一志望に行けない。

これが現実です。

もちろん、現実が厳しいからと言って、早い段階で志望校を変える必要はありません。

僕の長男も小5の秋時点で偏差値59しかありませんが、麻布を目指し続けています。

子どもは受験直前まで成績が伸びます。特にスポーツに打ち込んでいたりして高学年になるまで勉強時間が十分に取れなかった子は6年生の夏休み以降にグンと伸びる傾向があります。

そのため、子どもは直前までは志望校を目指してがむしゃらに勉強することがとても大切です。

親は冷静にバックアッププランを考えておくべき

でも、親まで一緒に第一志望にのみ執着しすぎるのはよくありません。

親は子供の頑張りを応援しながらも、冷静に子どもが第一志望の学校に合格できなかったためのプランB作戦を考えておくべきなのです。

子どもが第一志望に執着しすぎることのリスクを説明するために、僕の知人の例をあげましょう。

僕の知人は慶応大学出身で大企業に在籍していました。会社でも海外駐在も経てまさに、輝かしいキャリアを歩んでいました。

そんな彼は長男にも慶応中学へ進むことを希望していました。

彼の長男は親の意向を受けて、本人自身も慶応中学に進むことを第一目標として中学受験を勉強していました。

でも、残念ながら慶応中学には合格できませんでした。

その後、彼は第二志望の中学校に入学したのですが、目標を失ってしまい学校に通うことに意義を見いだせなくなってしまいました。

そして、とうとう不登校になってしまいました。

これは、親も子どもも第一志望の学校に合格できなかった場合のココロの準備ができていなく、どのように自分の気持を切り替えれば良いか分からなかったことが原因です。

第一志望を目指すことは大切です。

でも、それ以上に、第一志望に合格できなくても中学受験をやって良かったな、子どもは大きく成長したなと親も、子どもも感じることができることが大切です。

中学受験は大変ですが、たかが中学受験です。12,3歳くらいで挫折しても、長い人生大したことはありません。

全然挽回できるチャンスなんてたくさんあるのです。

親である僕たちは、第一志望に合格できなかった子どもに対して、大局的な目でまったく問題ないということを強く教えてあげる必要があります。

中学受験をやり遂げること自体が素晴らしい経験

合否に関わらず、中学受験をやり遂げることが子どもの成長にとって大切な経験だと思います。

もちろん成功して第一志望に合格することも大切ですが、精一杯頑張ったけどダメだったという挫折経験をしておくことも大切な人生勉強です。

一度も挫折を経験せずに大人になると、打たれ弱い大人になってしまいます。

それよりは、挫折をしたけれども、気持ちを切り替えて新しい道にチャレンジした子どものほうがずっと強いメンタルを身につけられます。

中学受験は過酷です。そして、その過酷な2,3年間を乗り越えた体験自体が子どもの一生の財産になるように親が導いてあげましょう。

子どもは人生経験が少ないため、第一志望に合格できないと近視眼的に落ち込んでしまうことがあります。

そんな時、人生の先輩として大局的な視野をもって子どもを慰め、新しい道を歩むことを教える必要があります。

そのためには、親は常に子どもが第一志望に合格できなかった場合を想定して、常に言動をするように気をつけなければいけません。

まちがっても、第一志望に合格できなかったら時間とお金の無駄だなんて言ってはいけません。

怒られないと宿題すらできなかった子供たちが、自分で進んで机に向かって受験勉強をするようになるだけでも、大きな成長じゃないですか。

合否に関わらず、中学受験という体験を子どもにとって貴重なものにするために、親はどんと構えて広い心で子どもに接していきたいと思います。

お父さんのサポートが何より大切

そして、挫折した子どもをサポートする上で一番大切な役割を担うのはお父さんです。

一般的に、お母さんは子どもの頑張る姿を間近で見ているせいか、子供と一緒にヒートアップしてしまいます。

受験直前になると、子ども以上にお母さんのストレスが限界に上り詰めます。

それは母性の強い母親には仕方のないことです。

それを冷静に一歩引いた目で見てあげる役割はお父さんにしかできません。

そして、万が一第一志望に合格できない場合には、子どもに中学受験の意義・価値を大局的な視野で語ってあげるのも父親の役割です。

合否に関わらず、中学受験という体験を成長の糧にできるよう、子どもをサポートできる親でありたいですね。

 

 

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