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共働き夫婦の子育てテクニックが満載! 「日本一忙しいワーキングマザーが編み出した 子どもマネジメント」レビュー

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こんにちはJOJOです!

我が家は夫婦で共働きをしながら、長男(小学5年生)、次男(幼稚園年中)の子育てを実施中です。

僕も奥さんの仕事も共に海外出張が多く、お互いに毎月1回は家を空けることも多いです。

そうなると、お互いの出張期間中は夫婦どちらかがワンオペで子育てを実施しないといけません。

僕と奥さんの出張を被らせないようにスケジュールを調整するだけでも大変なのに、そこに子どもの塾や学校行事の予定が入ってくると、まさにカオス!

本当にパズルのような生活を送っています。

おまけに長男は中学受験を目指して塾に行っている(今は、諸事情で休憩中ですが)ので、子どもの勉強も見てあげないといけません。

仕事から帰った後に、長男の塾の宿題を見ている隣で、次男からはトランプしようよとせがまれます。

正直、毎日、息をつく暇もないといった感じです。

なんとかして、効率的に子育てができないものかと夫婦そろって悩み中です。

共働き家庭の子育てバイブル本に出会う

そんな時に、ある一冊の本に出会いました。

日本一忙しいワーキングマザーが編み出した 子どもマネジメント

 

著者は岡本安代さんという現役のアナウンサー

アナウンサーというだけで、不規則で超忙しいと想像できるのですが、更に子どもが5人もいます!

そして、旦那さんも同じ現役アナウンサーのため、ほとんど家事への協力が得られない状態

そんな過酷?な子育て環境にもめげずに、著者はたっぷりと愛情を注ぎながら子どもを育て上げています。

しかも、次男は中学受験まで乗り越えています

彼女の子育て奮闘ぶりは日本テレビの「深イイ話」でも密着取材されているので、ご存知の方も多いかもしれません。

そんな著者が自分の子育てテクニックを余すことなく一冊の本に凝縮してくれています。

僕も奥さんもこの本を読みましたが、目からウロコのテクニックや心構えが満載。

今回は、この本のエッセンスを紹介したいと思います。

母親は家族のマネージャー

母親には家庭内の様々な仕事が集中しがちです。

家事、育児、旦那さんのケア・・・

共働きの場合は、それらの家庭内のタスクに加えて、自分の仕事も頑張らないといけません。

正直、猫の手も借りたいくらいだと思います。

そんな状況で、母親が全ての家事・育児を実施しようとすれば、どんなパワフルなママでも爆発しちゃいますよね。

著者は母親が全ての家事・育児を負担すべきじゃないと説きます。

野球部のマネージャーや、会社の管理職のように振る舞うべきだと。

つまり、自分が戦力となるのではなく、子ども自体を選手(戦力)として使いながら、家族というチームをまとめ上げるのが母親の仕事なのだと。

子どもだって貴重な戦力

母親はついつい子どものためだと思って、子どもの代わりに世話をやいてしまいます。

優秀なママほどこの傾向が強いと思います。ママがなんでもできちゃいますからね。

でも、著者は子どもに「自立」を求めます。

まず、子どもにはそれぞれの役割を任命します。

長女には、玄関の掃除や弟、妹の面倒を観ること

長男には、食事の後片付け、風呂掃除

末っ子にはテレビを拭くなど

末っ子はなんと3歳から家族の一員として、貢献することを求めています。

もちろん、着替え等の自分でできることもすべて子ども達が自分で行います。

母親の役割は、子供たちへ仕事を割り振り、子供たちのモチベーションを高めること。

自分はあくまで監督やマネージャーの立場で、子供たちを選手として、家庭を切り盛りする主役として扱っているのです。

会社もスポーツ団体も、家族も、組織としての原点は同じ。

「個」の集団であるチームを、いかに円滑に、運営、経営していくのか。

メンバーの個性を引き出し、その個性が共鳴し合い、高め合えるような関係を家庭で構築していく。

これこそ、まず私が家族経営をしていく上で、取り組むべきテーマなのではなかろうか!

このやり方には2つのメリットがあります。

一つは、子供たちが自主的に家事を行ってくれるので、母親の負荷がぐんと減ること

もう中学生以上になった長女、長男には、下の子達のチューターになることまで指示しているので、ママが何を言わなくても長女、長男が下の子を叱ってくれるようです。

そのため、ママは一般の仕事に比べて忙しいアナウンサーという仕事をしつつも5人の子育てに成功しています。

もう一つのメリットは、子どもが「生きる力」を身につける訓練ができること

つまり、子どもが将来親元を離れて自立できる力を身に着けさせることができるのです。

このように子供たちが家族の一員として自律的に振る舞う「チーム家族」が機能し始めると、著者と子供たちの関係が大きく変わりました。

ママはイライラが減り、子供たちはいきいきとして手伝いをしてくれるようになったのです。

そして、子どもの自主性を尊重する子育てが、子どもの満足度を上げる理由を著者は以下のように説明しています。

押しつけられると、人は逃げたくなる。

任されると、人は果たそうとする。

信じてもらうと、人は応えたくなる。

認められると、人は嬉しくなる。

褒められると、人はやる気が出る。

なんか子育ての本じゃなくて、経営マネジメントの本みたいですね(笑)

アナウンサーとして、仕事の最前線で活躍する著者ならではの視点だと思います。

そして、経営の視点を、子育てに応用している著者は賢い人だと思います。

部下も、子どもも同じ人間なのですから。

任せると、子どものモチベーションは上がる

子どもが自律的に家族の一員として家事を行うためには、子どものモチベーションを上げることが一番大事です。

そのために以下の方針が大切だと言います。

子どもだけど、子ども扱いしない。大切なメンバーとして尊重する。

大切なのは、個々のモチベーション。モチベーション次第で、想像以上の働きを見せ、抜群の存在感を放つようになると気づきました。

これは僕の心に深く響きました。

子どもの自主性・自立を求めておきながら、ついつい自分の子供にはああしろ、こうしろと口を出してしまう。

これでは、子どものモチベーションが高まるはずがありませんよね。

僕が子どもの立場だったら、逆に反抗してしまったと思います。

ちょうど、中学受験を目指して頑張っていた長男を締め上げすぎて、長男のココロを折ってしまっていた時期だったので、特にこの著者の言葉は僕のココロに刺さりました

そう、子どもに頑張ってほしかったら、叱咤するのではなくて、子どものモチベーションを上げる必要があるのです。

叱責しても人は動きませんから。

子どものやる気の引き出し方

著者は色んなアイディアで子どものやる気を引き出しています。

その具体的なやり方は本書を読んでもらうとして、その根底にある基本精神は「子供たちに任せる」ということ

例えば、著者は家族のスローガンを作っているそうです。

テンション高めに! 腰は低めに!

人には優しく! 自分には厳しく!

同じやるなら全力で! オイ!

毎朝、家族全員でこのスローガンを唱えて気合い入れるのだとか(笑)

そして、このスローガンは基本的に子供たちが考えて作ったもの。

子供たちが自分たちの頭で自主的に考えたスローガンなので、子供たちは忘れません。

そして、楽しんで実行しているようです。

我が家でも、早速子供たちを巻き込みながら家族のスローガンを作ろうと思っています。

ちょうど年末なので、来年の抱負を作るのが良いかもしれません。

親が頑張る姿を見せることで、子どもも頑張ろうと思う

そして、子どもが自主的に、自分の夢や目標に向かって勉強やスポーツを頑張るためには、親自身が毎日の生活を頑張る、そして楽しんでいることが大切だと言います。

子どもって、親の姿、生き方を本当に良く見ています。

親が忘れてしまっているような普段の何気ない一言も、子どもはずーっと覚えていたりします。

そんな親が自分のことは差し置いて、子どもにばかり叱咤激励していても、子どもも白けてしまいますよね。

なので、著者は自分がアナウンサーという仕事を全力で楽しんでいる姿を積極的に子ども見せる、アピールしているようです。

その結果、長女は「ママは仕事をしているとキラキラしている」とテレビの取材で語ってくれたようです。

これって、スゴイですよね。

まさに、背中で語る子育てですね。

共働きの家庭では、自分の仕事が忙しく、じっくりと時間をかけて子どもに向き合うことができないと悩んでいる方も多いと思います。

僕や奥さんもまったく同じ悩みを持っています。

でも、この本を読んで、子どもの面倒を観るだけが子育てじゃないんだなと気づきました。

親自身が仕事でも趣味でも何でも夢に向かって努力して、全力で人生を楽しんでいる姿を子どもに見せることが、最高の子育てなのだと。

仕事で嫌なことがあったり、疲れが溜まってくると、ついつい家に帰ってからも仕事の愚痴を話してしまうことがあります。

でも、これからは子どもの前ではどんなに仕事でツライことがあっても、後ろ向きな姿は見せないように心を切り替えようと決心しました。

せっかく働いているのですから、子どもに自分が頑張って、いきいきと仕事をしている姿を見せたいじゃないですか。

これが、子供たちにとっての将来の仕事に対するイメージになると思うからです。

全力で子どもを褒める

そして、子供たちのモチベーションを上げるために、最高の方法は子どもを全力で褒めること。

著者は子どもが目標を達成する度に、必ず家族で祝福パーティを行うそうです。

目標と言っても、そんな大それたものは必要ありません。

鉄棒で逆上がりができるようになったとか、解けない問題が解けるようになったとか些細なものです。

大切なのは、どんなに小さくても子どもが達成した場合には、家族みんなで大げさに祝福することによって、子どもの成功体験を子どもの心に刻み込むことなのです。

子育ては良く、褒めて育てるとか言いますよね。

でも、これってとっても難しいんです。

僕も子どもが中学受験を始める前までは、褒めて育てることをモットーにしようと思ってきました。

でも、褒めるだけで、子どもが自主的に勉強をするほど甘くありません。

勉強せずにゲームばかりしている子どもをついつい叱ってしまうこともしばしば。

でも、やっぱり叱って無理矢理子供を机に向かわせても、子どものモチベーションは上がらないんですよね。

それよりは、子どもをしっかりと観察して、子どもが成し遂げたコトを逐一褒めてあげる、そして一緒に嬉しいと共感してあげることが大切なんだと思いました。

そして、どんな小さなことでも褒めて褒めて、褒め上げて、子どものモチベーションを上げていきたいと思います

長男が中学受験を辞めるという経験を通して、僕も奥さんも子どもにストレスをかけ続けるだけでは、子どもが成長しないということを学んでいます。

これからは、もう一度基本に立ち戻って、家族皆で褒め合おうと思います。

甘やかさずに、甘えさせてあげたい

ただ、褒めるといっても、子どもを甘やかすのとは違います。

本当は自分でできることを、面倒くさがって、「着替えさせて」「食べさせて」というのを、「はいはい」とやってあげるのは「甘やかし」

この「甘やかし」は子どもの成長を後退させるものだと著者は説きます。

そして、「甘やかす」のではなく、「甘えさせる」ことが大事だといいます。

「甘やかす」のは子どもの成長を妨げることですが、「甘えさせる」というのは子どもの心を積極的に充足させること

子どもだって、毎日必死になって頑張るだけではココロが消耗しちゃいます。

そんな時には、ココロのエネルギーを充足してあげる必要があります。

それは、子どもが甘えたいなと思った時に、思う存分甘えさせてあげること。

こうして、また明日も頑張ろう!と子どものエネルギーを回復してあげるのです。

僕自身、親が子どもに唯一授けられる最高のものは、「根拠の無い自信」だと思っています。

子どもが成長していくためには、難しい夢や目標に向かって挑戦し続ける必要があります。

でも、難しい夢や目標に努力しても、それが叶うかどうかわかりません。

そんな不安な心理を払拭できるのが、「根拠の無い自信」なんだと思います。

そして、この「根拠の無い自信」があるからこそ、子どもは高い目標や夢に向かって挑戦しようと言う元気が生まれると思うのです。

この「根拠のない自信」は、親が無私の愛情を子どもに注ぐことで、子どもが身につけることができると思っています。

そして、無私の愛情を注ぐとは、頑張っている子どもを無条件で「甘えさせてあげる」ことなんじゃないかと思います。

まとめ

この本の中では、仕事に忙しいママである著者がいかにして、子どもの自立を促して、チーム家族としてまとめ上げてきたかを赤裸々に語っています。

著者はほんとうにパワフルです。

そのため、本書で紹介されている著者の行動全てをマネするのは難しいかもしれません。

でも、「子どもにたっぷりと愛情を注ぎつつも、基本的に自立を求める」という著者の基本姿勢には共感できる方も多いのではないかと思います。

共働きのパパ・ママだけでなく、子育てに悩んでいる全ての方にもオススメです。

通信教育を活用して、中学受験を乗り切ろう!

中学受験を目指すのであれば、SAPIXや日能研といった大手の進学塾に通う方が多いです。

ただ、いきなり進学塾に通うのは不安だし、他の習い事と両立できるか分からないという方もいると思います。

僕はそんな方は、通信教育から始めるのが良いと思っています。

進学塾に行くとなると、毎月3~4万円の塾代がかかってきます。

サラリーマンのお小遣いと同じだけの費用が毎月かかるわけです。どの家庭も経済的にキツイですよね。

また、週に3,4日は塾に行かないといけないので、他の習い事ともバッティングすることも多いです。

正直、小学4、5年生くらいまでは、勉強に加えて、他の習い事も頑張りたいと思う子どものほうが多いんじゃないでしょうか。

我が家も、長男は中学受験をしながら空手の稽古にも通っています。

そのため、いきなり進学塾に通い出すのはハードルが高いです。

一方で、通信教育であれば、次の2点のメリットがあります。

  • 塾に比べてコストが安い
  • 勉強する時間を自由にコントロールできる

中学受験を目指すのであれば、次の2つの通信教育を活用している方が多いです。

  • スタディサプリ
  • Z会 中学受験講座

それぞれの特色は以下の通りです。

費用 動画授業 問題演習
スタディサプリ
月額980円
本当にこの値段で良いの?と思うくらいコスパ最高

リクルートが厳選したカリスマ講師が授業を行う。
一コマ15分単位なので、スキマ時間が使えるし、子どもの集中力も持続。

最低限必要な演習のみ。
Z会
月額2万円程度

Z会が厳選したカリスマ講師が授業を行う。

テキストの演習問題、添削問題ともに問題の質が秀逸。更に解説がとても丁寧なので自習にぴったり。

スタディサプリについて

本格的に中学受験するかどうかはまだ迷っているけど、とりあえず中学受験向けの勉強を開始したいと考えている人には、スタディサプリがオススメです。

スタディサプリはリクルートが運営している通信教育講座です。

基本的に、動画で授業を閲覧し、テキストと問題集はWebからダウンロードしたものをプリントアウトします。

値段は月額980円と驚くほど安い!

それなのに、小学4~6年生の授業が全て見放題です。

授業も、通常の小学校で習う範囲の基礎編と、中学受験向けの応用編に分かれているので、中学受験対策もバッチリです。

授業は、リクルートが厳選した、カリスマ塾講師が担当。

黒板に板書しながらの授業スタイルで、とっても親しみやすい、かつ、分かりやすいです。

マイナス点は、問題演習の量が少ないことです。

授業ごとに問題演習がついているのですが、最低限必要なものだけが用意されている感じ。

市販の問題集等を購入して補うと良いでしょう。

とりあえず、小学4、5年生の間はスタディサプリで中学受験に必要な範囲を学習しておき、小学6年生から塾に行って本格的な受験対策を行う方が多いようです。

スタディサプリでは、14日間の無料体験を用意しているので、一度試してみると良いと思います。

14日間無料お試し体験はこちら>>スタディサプリ

スタディサプリについて、もっと詳しく知りたい方は、次の記事もどうぞ。

Z会 中学受験講座について

中学受験することは決めたけれども、習い事を継続するために塾には通う時間がない方にオススメです。

まず、Z会の中学受験講座は、大手進学塾と同等もしくはそれ以上のカリキュラムが用意されています。

そのため、塾に行かずにZ会の中学受験講座だけで筑駒、開成といった超難関中学に合格することも可能です。

授業はZ会が選んだカリスマ講師が担当し、全ての授業を動画を通して見ることができます。

Z会の授業は先生が電子ホワイトボードを使って進めるので、パワーポイントのアニメーションを見ながらプレゼンを受けるような感じです。

個人的には、算数とか理科のような、視覚的に理解したほうが良い分野については、昔ながらの黒板よりもこの電子ホワイトボードのほうが好きです。

Z会の特徴は、なんといっても質の高い問題演習と充実した解答・解説。

基本的に自習することを前提に作られているので、解説はとても分かりやすいです。

また、添削問題はとても良く練られているので、子どもの思考力を養うには最適です。

マイナス点はスタディサプリに比べると費用がかかること。

4教科取得すると月額2万円くらいかかります。

ただ、通塾すると月額4-5万円するので、塾に通うことに比べるとZ会のほうがお得です。

Z会の添削問題の評判はとても高く、大手進学塾の問題演習や実力テストよりも質が高いと言えます。

そのため、難関校を目指す方の中には、大手進学塾とZ会を併用される方も少なくないです。

その場合は、Z会の添削問題だけをメインに活用するようですね。

Z会は無料で資料請求できるので、興味がある方はどうぞ。添削問題のサンプルもついてきます。

【Z会の通信教育】資料請求はこちら>> Z会 小学生向け講座

Z会について、もっと詳しく知りたい方は、次の記事もどうぞ。

通信教育を活用して、お得に中学受験を乗り切りましょう!

そんな感じかなっ!

おわりっ

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