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早慶付属中学への志願者が急増! 僕が開成・筑駒・桜蔭よりも慶応・早稲田付属を勧める3つの理由

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こんにちはJOJOです!

最近の中学受験において、首都圏 難関校の難易度ランキングが変わってきていると話題になっています。

それは、都内の中学受験の偏差値トップ校の開成・筑駒・桜蔭を目指していた子達の中から、早慶付属中学へ第一希望を変える動きが顕著になってきたことです。

この背景には、中学受験の先の大学受験を見越した親の考えが反映されているようです。

今回は、次の2点を掘り下げてみたいと思います!

  • トップ層の子たちが早慶付属中学に流れてきている理由
  • 今後もこの流れは継続するかどうか

では、いきますね~。

慶応、早稲田大学が大学合格者数を減らし始めている

最近、東京への一極集中が色んなところで進んでいます。

大阪から東京に本社を移したパナソニックのように、大企業の中には、本社を東京に移転する会社が多くなっています。

企業が東京に集中するなら、就職活動に有利という理由で、東京の大学に行きたいと思う学生も増えてきます。

その結果として、首都圏の私立大学の入学者数はここ10年くらいで急増しました。

そうなると、地方の地盤沈下がますます進んでしまいます。若者がどんどん東京に流出するわけですから。

そこで、地方創生を目標として掲げる政府が、東京への一極集中を避けるために、私立大学の定員厳格化という方針を打ち出しました。

具体的に言うと、首都圏の私立大学で国が定める定員を超過している学校に対して、国からの助成金を減らすことを決定したのです。

その結果、東京に立地がある私立大学のほとんどが合格者数を大幅に減らしています。

具体例としては、早稲田大学が2016年に比べて、2018年では合格者数を約40%減らしています。

出典:東進ハイスクールホームページ

40%減ってスゴイですよね。。

1クラスの定員30人が18人に減った感じです。

毎年、有名私大に合格するのは難しくなる

このように、都内の有名私大が合格者数を絞ってきた結果、私大の難易度が上昇するのではないかと言われています。

実際に早稲田、慶応の偏差値を調べてみました。

大学 偏差値(法学部)
東京大学 75
京都大学 76
慶応大学 78
早稲田大学 76

出典:ベネッセホームページ

なんと、慶応、早稲田の法学部の偏差値は東大や京大よりも上です!

というより、慶応の偏差値78ってめちゃくちゃ高くないですか?!

今までは、東大や京大を落ちた生徒が、滑り止めとして慶応や早稲田に入学するという印象でしたけど、もはや慶応や早稲田のほうが難しいんですね。

なので、もはや東大の滑り止めとして、早稲田、慶応は使えないという声も多くなってきました。

このように、慶応や早稲田は合格者数を減らした結果、偏差値が上がっていますが、これは大学側が意図的にやってるんです。

慶応や早稲田からすると、東大を落ちて仕方なく入学してくる学生は正直いらないです。

そのような学生は東大にコンプレックスを抱いたまま入学してくるので、愛校心が少ないんですね。

真面目に授業に出ないし、自分の学校を馬鹿にした態度をとる生徒もいたりします。

それよりも、第一志望として慶応、早稲田に入学してきた生徒のほうが、満足度が高いし、勉強への意欲も高いです。

結果として、そのような学生は大学在学中に大きく学力・人間性を向上させて、卒業後に成功する可能性も高くなる。

なので、慶応、早稲田は合格者数を減らしてでも難易度(偏差値)を上げて、自校を第一志望と考えている生徒達を獲得しようとしているんですね。

この背景にあるのは、これから来るであろう少子化時代には、本当に価値のある大学しか生き残れないという危機感があります。

すでに地方では定員割れした私立大学が多く存在します。

それが今後は都内にも波及してくるでしょう。

慶応、早稲田が定員数を減らしてでも、学生の質を高めたい理由

もちろん、慶応、早稲田クラスになれば、私立大学で最高峰の地位を占めるので、定員割れすることは考えにくいです。

ただ、生徒達の数が減り続けるにも関わらず、今までと同じ定員数を確保しようとすると、必然的に生徒たちは合格しやすくなります。

すると、どうしても今までなら合格できなかった成績が下位の層も入学してくることになります。

つまり、学生の質が下がるわけですね。

学生の質が悪くなると、大学自体のブランド価値が下がります。

これは、企業からの献金が減ることを意味します。

私立大学は国公立と違って、国からの助成金は少ないです。

そのため、企業からの献金や共同研究のための資金提供は私立大学の大きな財源になっています。

例えば、アメリカのハーバードやプリンストン大学といった有名私立大学が単体で集める企業献金は、大手グローバル企業の年間売上高と大差ないと言われています。

そのため、有名私立大学は、企業からの評価を高めるために、定員数を減らしてでも、学生の質を維持・向上させようとしているのです。

また、昨今では、日本の大学ではなくて、海外の一流大学を目指す高校生も増えています。

実際に、開成からハーバードやイェールのように海外の一流大学に進学する生徒の割合は年々増えているそうです。

そのため、優秀な生徒を確保するためには、慶応・早稲田は東大や京大といった日本の国立大学だけでなく、海外の大学との競争にも打ち勝っていく必要があるのです。

慶応・早稲田付属中学の人気は今後も高まり続ける

このように、戦略的に合格者数を絞る慶応・早稲田大学に入学するのは今後も難しくなっていくでしょう。

そのため、今後ますます競争が激しくなる大学受験を避けて、中学受験の段階で、慶応・早稲田の付属校に子どもを通わせたいと考える親も増えているようです。

慶応・早稲田の難易度(偏差値)が今後ますます向上すれば、「東大に落ちたけど、慶応・早稲田大学には合格できた」という生徒は減ってくるでしょう。

なぜなら、今後、慶応・早稲田の難易度が上がれば、慶応・早稲田を第一志望にして、専門の対策をした生徒ではないと合格できなくなるからです。

大学受験の際に、慶応・早稲田を第一志望にするのなら、中学の段階で付属校に入ったほうがリスクが少ないと考える人が増えても不思議ではないですね。

大学付属中学そのものの優位性

また、早慶付属中学が人気化している理由には、慶応・早稲田大学の入学難易度が上がっていることに加えて、大学附属中学そのものが持つ優位性が挙げられます。

その優位性とは、受験勉強に邪魔されずに、自分の好きなことに没頭できる時間が圧倒的に長いことです。

通常の3年制の公立中学に比べた中高一貫校の優位性は、高校受験がないため、中高6年間、生徒たちは伸び伸びと自分の好きなことに夢中になれることです。

一方で、大学附属中学の生徒には、大学受験すら存在しないため、中高大の10年間も自分の好きなことに没頭できる時間を与えられるのです。

そして、今からの世の中は、「自分の好きなことにトコトン没頭した人間」の価値が高くなってきます。

なぜならば、自分の好きなことにトコトン没頭した人間は、特定の分野で突き抜けた専門性・個性(オリジナリティ)を身につけることができます。

そして、これからの社会では、このような強烈な専門性・個性を身につけた個人の価値がますます高まります。

なぜならば、日本を代表とする世界中の先進国では、生活するのに最低限必要なモノやサービスの価値はどんどんと下がっていく(コモディティ化する)からです。

僕たちの身の回りを見渡してみれば分かりますけれども、生活に必要なモノは低価格もしくは無料で手に入ります。

昔は1万円近く出さないとジーンズが購入できませんでしたが、今はユニクロで2,000円で購入できます。

スーツだって、昔は一着5,6万円しましたが、今はセミオーダーメイドのスーツが一着2万円ほどで手に入ります。

スマホのアプリで簡単にタクシーも配車できるので、都会では自家用車すら所有する必要がありません。

食事だって、500円あれば、吉野家でお腹いっぱい牛丼を食べることができます。

娯楽に関しても、今やスマホ1台あればたいていのものは無料で楽しむことができます。

YOUTUBEには無料の動画やミュージックビデオが氾濫しています。

ニュースだって、無料のスマホアプリで十分です。

第一、LINEやtwitterで仲の良い友達とコミュニケーションするのがなによりの娯楽になっています。

このように、生活に必要なコストはどんどんと下がっていきます。

今後、AIやロボットが本格的に普及するようになれば、様々なモノやサービスが自動的に生産・提供されるようになります。

すると、ますますモノやサービスの価格は低下し続けるでしょう。

一方で、人々は今までにない斬新な体験、リアルな体験に高い価値を見出すようになります。

一番の例が音楽に対する人々の需要の変化です。

インターネットが普及するまでは、プロの歌手や音楽家の最大の収入源はCDの販売からもたらされる印税でした。

ただ、現在では、多くの音楽はYOUTUBEのような動画サイトに無料でアップされているため、誰もCDを買いません。

僕の11歳の息子は音楽を聴くのにお金を支払うという感覚をもはや持っていません。

そのため、プロの歌手や音楽家達は、コンサートのようなライブが主な収入になっています。

ライブはインターネットでコピーすることができません。

ライブ会場に足を運んだ人だけしか体験できない生の経験です。

人々はそのような「特定の場所や、時間でしか経験できないこと」に高い価値を見出すことになってきます。

その結果として、有名人のコンサートチケットの値段は急上昇しています。

ポールマッカートニーが2017年に日本武道館で行ったコンサートのチケットは最低でも4万円、最上位のSS席ですと10万円にまで釣り上がりました。

このように、突き抜けた専門性・個性を身につけた個人が提供する体験の価値がどんどんと上昇しています。

言い換えると、経済的に成功するためには、突き抜けた専門性・個性を身につけていく必要があります。

そして、この流れは今後一層加速するでしょう。

一方で、専門性・個性を身につけることのできない個人には厳しい時代がやってきます。

肉体労働はロボットに代替され、情報処理能力だけを求められる事務作業はAIに代替されます。

このインパクトは強烈です。

今10代の子供たちの6割は今存在しない職業に就くと予想されています。

これは逆に言うと、現在ある6割の職業はなくなるということです。

タクシーやトラック運転手は、自動運転に取って代わられるでしょう。

事実だけを伝えるニュース記事は、AIが世界中の情報を収集して、自動的に作成してくれます。

税務申告や不動産登記といった、今までは税理士・司法書士という専門家でないとできなかった手続きも、AIやスマートコントラクトが一般化すれば、自動化されるでしょう。

企業からすると、人を雇うか、ロボットやAIを投資するかの二択になります。

ロボットやAIは24時間文句も言わずに働き続けますので、単純作業しかできない人の給料はかなり下がることになります。

今でこそ、人手不足だと言われていますが、ロボットやAIの普及が本格化するまでの間だけです。

ロボットやAIが普及すれば、確実に人余りの時代がやってきます。

そのため、ロボットやAIで代替できない突き抜けた専門性・個性を身につけておくことはとても大切だと思うのです。

そして、このような突き抜けた専門性・個性を身につけるためには、大学附属中学に進学することが有利になると言えるでしょう。

こうして、今後ますます大学附属中学、特に慶応・早稲田といった難関私大の附属中学の人気は高まると思います。

まとめ

以下の3つの理由によって、慶応・早稲田を代表とする難関私大の附属中学の人気は今後ますます高くなると思われます。

  • 国が都内の私立大学の定員数を削減するように圧力をかけている
  • 学生の質を向上させるために、難関私大自ら定員数の削減に向けて動いている
  • 突き抜けた専門性・個性を身につけることができる大学附属中学のニーズが高まっている

ただ、難関大学附属中学に進学することによって、得られる見返り(ベネフィット)を考えると、これも当然なのかもしれません。

僕自身も、息子の中学受験の志望校の一つとして、早慶の付属中学を入れることを真剣に考えたいと思います(ちなみに息子の第一志望は麻布です)。

難関中学向けのオススメ受験対策

僕の長男は進学塾(栄光ゼミナール)に通っていますが、通常の授業だけでは、受験対策が不足していると感じています。

難関校で出題される、深い思考力が求められる問題に対する演習量が足りないんですね。

特に大手塾では、とにかく習っていない分野を無くすために、問題の質より量が重視される傾向にあります。

そのため、難関校の入試問題にぴったりと即したZ会の通信教育を始めることにしました

基本テキストは塾の授業内容と重複するので、添削問題だけをやっています。

東大京大合格者御用達のZ会。やはり添削問題の内容の濃さがハンパないです。

問題数は少ないですが、一問一問が非常に良く練られているので、しっかりと思考力を鍛えることができます。

難関校では、知っているだけですぐに解けるような安易な問題は出ませんからね。

Z会の添削問題のように、自分たちの持っている知識を活用して、初めて出会う問題を解く力というのが大切になってきます。

Z会に資料請求すると、実際のテキストや添削問題のサンプルをもらうことができます。

難関校を目指している方は一度資料請求してみることをオススメします。

【Z会の通信教育】資料請求はこちら>> Z会 小学生向け講座

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Z会に関しての記事はこちら

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お互い、中学受験頑張って乗り越えていきましょう!

そんな感じかなっ!

おわりっ

 

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