こんにちはJOJOです!
受験勉強に限ったことじゃないけど、一つの物事に対して、時間を忘れるほど没頭することができれば、色んな分野で突き抜けることができる。
僕の息子は一時期かなりマインクラフトにハマっていた。
僕のPS VITA(携帯ゲーム機)を彼にプレゼントしたのだが、それこそずーっとマインクラフト。一応、マインクラフトを知らない読者のために説明すると。
レトロゲーを想起させるドットテイストの3Dブロックが溢れる世界で、自由に探索・採掘し、思い通りの世界を組み上げることが出来るゲームである。ほぼ無限に自動生成される地形は全て立方体のブロックで構成され、ブロックを壊すとそれをアイテムとして入手できる。集めたブロックを設置して建物を立てたり、様々なアイテムをクラフトしてあちこちへ探索できる。-ニコニコ大百科より引用-
来る日も来る日も色んな建物を作りまくっていた。マインクラフトのスゴイところは、完全にオープンワールドで、自分で好き勝手に世界を作り上げることが出来る。
息子は自分で遊園地をつくり、ジェットコースターまでこしらえていた。
僕は一言も彼に教えていない。すべて彼自身がインターネットで情報を収集し、作り上げたものだ。
しかも、教えてもいないのに勝手にボイスチャット(オンラインでの会話機能)を使って、見ず知らずの人達と友だちになり、お互いに相談しながら共同で巨大な建築物を作り上げていた。
このように、何かに熱中することによって、知らないうちに物凄いスキルが身についていく。まさに驚異的な学習効果。
ゲームを毛嫌いする親も多いけど、僕はゲームをやらせるのは賛成。たとえゲームだとしても、何かに夢中になるという経験を持つことはとても重要だと思うから。
そして、夢中になっている時の楽しさと、いつの間にか色んなことを学習して、身につけていくという経験を積んで欲しい。
勉強も夢中になったら楽しい
勉強もゲームと同じ。難しい問題に直面した時に、先生に聞いたり、参考書を調べたり、ネットで調べたりして、自分なりに答を探し出す。
間違えた問題も、繰り返し何度も解くことによって、いつのまにかスラスラ解けるようになる。
本来、人間って新しい知識を身につけるってのはとても楽しいコト。新しいゲームに出会った時の子どもの目は輝いている。
塾や学校は新しい知識をどんどん吸収する場。
そして、知識を身につければ身につけるほど、成績が伸びてくる。そして、楽しくなってくる。
この学習サイクルにいかにしてハマることができるか。
脳科学者の茂木健一郎やホリエモンといった東大出身者も言っている。受験勉強は楽しかったと。
僕も振り返ると受験勉強はとても楽しかった。難しい問題が解けるようになった時の感覚は今でも忘れない。
仕事だってそうだ。新入社員の時に徹夜で仕上げたパワーポイントの資料を、先輩や上司にあっさりとダメ出しされる。そして、先輩や上司はものの一瞬で遥かに優れた資料を作り上げる。
でも、失敗を繰り返すうちに自然と自分も短期間で同じレベルの資料が作れるようになる。
そのためには、仕事にハマることが何よりも大事。
ハマることによって、圧倒的なスピードで学習することができる。
息子には受験勉強にハマって欲しい。どうせやるんなら、楽しいって思えるくらい夢中になってほしい。
逆に言うと、受験勉強に夢中になれる奴じゃないと麻布には合格できない。そう、受験勉強で突き抜けるためには没頭するチカラが必要なのだ。
そして、受験勉強を突き抜けた経験を持った子達は、色んな分野でも突き抜けることが出来る。だから、麻布の卒業生は色んな方面で活躍する人が多い。
たかが受験勉強、されど受験勉強。
受験勉強そのものは実社会に出てそれほど役に立たないかもしれない。
でも、受験勉強を「突き抜けた」という経験と自信は、今後、必ず人生の拠り所となる。
平凡人生はツマラナイ。
多少変でも、極端な人のほうが魅力的。どうせなら突き抜けよう。
受験勉強はハマったもの勝ちだ。ガンバレ!