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努力ではなくて、成果だけを求めるのは小学生には早いか?

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こんにちはJOJOです! 夏休みに入ってから長男はとても忙しく毎日を過ごしています。小学校は当然無いのですが、塾の夏期講習が始まり、更に大量の宿題が提出されます。次の授業までに宿題を終えて、解き直しまでやると一日のうち結構な時間を使うことになります。

宿題をこなすことに専念する長男

そんな長男の姿を見て、小学校5年生で友達と遊びに行く時間を削ってまで勉強をしなければいけないのはかわいそうだと思います。ただ、麻布を目指す以上はやるしかありません!

ただ、一つ気になる傾向が出てきました。

次の塾の授業までになんとか宿題を仕上げるのですが、答案が「雑」なのです。

しかも、とにかく宿題をこなすことに主眼が置かれているので、集中してやりません。ダラダラと机に向かっています。

そして、宿題さえやってしまえば、勉強のことは完全に忘却の彼方へと飛んでいきます。そして、大好きなゲームにまっしぐら。おいおい。。

確かに勉強時間は小4に比べると格段に増えてきています。ただ、机に向かって宿題を長い時間やったから、それで満足という感じです。

成果を出すという意識が大事

ただ、僕の経験上、単に問題を解き、ダラダラと長時間勉強しても対して身につきません。むしろ疲れるだけなので、辞めたほうが良いです。

結局は、中学受験とは他人よりも良い成績を出せるかどうかです。

厳しいようですが、いくら努力しようが「成果」を出さないと意味がありません。

極端ですが、麻布に合格できるのなら、毎日ゲームセンター通いをしていてもまったく問題ありません。

これって、社会に出てからも同じですよね。

昔は長時間残業することが、やる気の証拠として、勤務態度がその人の評価に繋がったこともあったようですが、現在長時間労働を評価する文化は日本の会社でも少なくなってきています。

特に欧米の会社では皆無です。

僕は良く欧米に行くのですが、現地のメンバーと仕事をしていると定時できっかりと帰ります。むしろ残業している=効率が悪い出来ない奴という見方がされます。

そのため、我先にとオフィスを出ていきます。そして、そんな彼らは成果でしか評価されません。勤務態度なんて関係ありません。オフィスには勤務時間を管理するタイムカードすらありません。

「これは大人だから理解できても、小学生に理解するのは難しい。」こう反論する方もいるかもしれません。

ただ、僕はそう思いません。努力は評価されず、成果のみ評価されるのが世の中のルールなのであれば、早いうちからそのルールを教えておくべきだとおもいます。

そのため、次のように長男に話しました。

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最近宿題をやっているのは確かにエライ。ただ、宿題を単にこなしても、成績が上がらなければ意味がない。

本当に麻布に合格したいのならば、どうしたら麻布に合格できる学力が身につくのかを意識しながら勉強しないと意味がない。

お父さんはお前(長男)に投資している。お前が将来自分の好きなように自分の人生をコントロールして楽しめるように、応援している。そのためには、麻布で中学・高校生活を謳歌するのが一番の近道だと信じている。

だから、お父さんは毎月3万円のお小遣いでガマンしながら(泣)、お前の月に6万円もする塾代を払っているのだ。

塾代だってタダじゃない。毎月6万円稼ごうと思うと大変だ。それはお前が世の中に出てからしかわからないかもしれない。

ただ、お前の「成果」に期待して、お父さんがおカネを使っていることは理解して欲しい。

そして、お前に求めるのは「成果」だけだ。

もちろん努力するのは大事だ。ただ、努力なんてものはやって当然なんだ。そして、勉強が努力だと思っているうちは麻布には合格できない。

勉強が楽しくなる状態になることが望ましい。

だから、これから宿題や塾に行く時には、次のことだけを考えて欲しい。

「この問題を解くことでチカラをつけることができるのか」

「この授業を聴くことによって、チカラをつけることができるのか」

そして、自分のチカラにならないと思ったら宿題はやらなくても良い。

ただ、自分のチカラになるために時間がかかると思ったら、何回も解き直せ。

少なくとも、お父さんは同じ問題を出来るようになるまで何回も解き直して、学力を伸ばしてきた。

そして、自分なりのチカラを身につけるための勉強方法を見つけて欲しい。

ガンバレ
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この言葉が長男に響いたのかどうかはわかりません。15分後には、いつもどおりスマホでゲームをキャッキャ言いながら楽しんでいたからです(笑)

ただ、努力≠成果じゃないことは、早いうちから理解して欲しいと思います。そして何度も語ろうと思います。

最近の小学生は極力競争から隔離されています。確かにいじめを無くすことには一定の効果があるのかもしれませんが、現実の社会に出てからが心配です。

そのため、厳しいようですが、努力ではなく、成果を求めるという姿勢を早いうちから身につけてほしいなと思います。

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