こんにちはJOJOです!
子育て本を読んでいると、『年収1,000万円稼げる子供に育てる』とか、『一生食べていくのに困らないスキルを身につけさせる』とかのテーマが多いです。
僕も2人の子供の親として思うのですが、ほとんど多くの親にとっての最大の関心は、『子供が自立できるかどうか』だと思うんですよね。
自立するためには、それなりの経済力を得る必要があります。
その基準として、年収1,000万円があります。
んで、年収1,000万円を稼ぐためには、医者になったほうが良いとか、最低でも早稲田・慶応は出ておいたほうが良いとか言う発想になるわけです。
その結果として、子供の教育に投資する親が増えるわけです。
少しでも良い学歴を身につけさせたいと。
まあ、かくいう僕もその一人なんですけどねw
年収1,000万円突破するための近道は高学歴を得ること
本気で、子供に年収1,000万円以上稼がせたいなら、僕は高学歴はとても確実性が高いと思います。
年収1,000万円以上ある友だちや知人を見ていると、なんだかんだ言って高学歴な人が多いです。
年収1,000万円を突破するためには、やはり名のしれた大企業で管理職になったり、医師や弁護士のような専門職につく必要があります。
そのためには、なんだかんだ言って有名な大学を出ておいたほうが有利ですからね。
有利と言うより、一番確実な方法と言えるかも知れません。
なので、年収1,000万円を獲得するために、中学受験を頑張るというのは意外と理にかなっていると思うわけです。
『学歴だけが全てじゃない、実力が大切』なんて言う人も多いです。
でも、早稲田・慶応以上の大学を卒業して、有名企業に入る or 医師や弁護士になるというのが年収1,000万円を突破するための一番硬い方法であることは事実です。
そうでなければ、これだけ多くの人がお子様に中学受験させようと思わないはずですから。
学歴が高いからと言って、年収1億円達成できるとは限らない
ただ、
年収1億円を超える人になるために、高学歴が必要か?と言われると、自信を持ってイエスとは言えないんですね。
僕には二種類の友達がいます。
- 大学の同級生を中心とした、有名企業のサラリーマンや医師
- 不動産投資を通じて知り合った投資家仲間
大学の同級生達はだいたい皆、1,000万円以上年収もらっている人が多いです(ちなみに、僕も有名国立大学出身です)。
一番稼いでいる人で、新卒で総合商社に勤めて年収1,500万円くらい。
アラフォーで1,500万円は悪くないですよね。
一方で、不動産投資仲間のほうは、年収3,000万円~1億円クラスがゴロゴロいます。
で、不思議に思うのは、学歴で言うと、圧倒的に不動産投資仲間のほうが低いわけです。
というより、大学すら出ていない人も結構います。
そんな人達を見ていると、高学歴は年収1億円突破するためには役に立たないんだなと感じます。
年収1億円達成している人が共通して持っているもの
じゃあ、年収1億円を達成するために必要な能力やスキルはなんでしょうか?
僕は『愛嬌』だと思うんですね。
つまり、人から愛されるキャラ。
年収1億円達成している投資家の人たちは、みんなどこか可愛げがあるんですね。
茶目っ気があるとも言えます。
こういう人たちは、自分の味方がたくさんいるんですね。
そして、自分の力だけでお金を稼ごうとせずに、いろんな人達の力を借りて稼ごうとする。
愛嬌があるから、力を貸してくれる人が現れるんですね。
ぜんぜん偉ぶるところがない。
年収1,000万円のサラリーマンやっている友達のほうが、頭も良いし、能力も高いのかも知れません。
でも、能力が高い分、全部自分でやってしまいがちなんですね。
人に頼るくらいなら、自分がやったほうが早いですから。
でも、自分ひとりでやって稼げるのは年収1,000万円。いっても、2,000万円くらいがMAXじゃないでしょうか。
それ以上稼ごうと思うと、自分より優秀な人達の力を借りないと無理ですね。
受験勉強よりも大切なこと
もちろん、全員が年収1億円を目指す必要はないと思います。
年収1,000万円あれば、そこそこ経済的に豊かな暮らしはできますしね。
でも、年収1億円くらい稼いでいる人のほうが、個性的な人も多いですし、何よりも人生楽しんでいる。
なので、自分の子供には、年収1,000万円を目指すんじゃなくて、1億円くらい目指してほしいなと思います。
そう考えると、受験勉強は年収1,000万円いくための保険でしかないなと思うんですね。
それ以上に、人に好かれる『愛嬌のある』人間になることのほうがずっと価値があります。
今、僕の息子は中学受験を目指して頑張っています。
もちろん子供のことを全力で応援することは大事ですけど、それ以上に、『受験勉強は人生の保険でしかない』という冷静な視点を持つことが大切です。
『経済的に豊かな人生を送るためには中学受験に成功するしかない!』なんて思い込んでいると、ろくな事になりません。
むしろ、『中学受験に落ちたほうが、人生のネタになる』くらいのスタンスが良いんじゃないかと思います。
なので、僕は息子には何が何でも私立中学に行かせたいとは考えていません。
第一志望の学校を受験して、落ちたら公立中学行けば良いと本気で思ってます。
もし受験に失敗したとしても、その挫折経験は絶対に今後の人生の糧になると思うんですね。
『愛嬌がある人』というのは、失敗経験や自分の弱みをオープンに出すことができる人のこと。
無防備なところがあるから、人が安心して近づいてくるわけです。
なので、『愛嬌』を身につける上で、挫折や失敗経験はめちゃくちゃ重要なんですね。
こう考えると、中学受験は成功しても、失敗しても、どちらでも良いと思いませんか?
成功すれば、年収1,000万円の保険が手に入る。
でも、失敗しても、年収1億円の切符である『愛嬌』が手に入る。
ちょっと極端ですかねw
でも、これくらい気楽に考えたほうが、親も子供も幸せに中学受験を乗り越えられると思うんです。
そんな感じかなっ!
おわりっ。