こんにちはJOJOです! 今日も息子の宿題を見ながら、隣でブログを書いてます。いやー、中学受験って、親の受験だと聞いてましたけど、ホントそうですね。
親が何も言わなくても、自主的に机に向かって長時間勉強できる良い子なんてこの世に存在するんですかね~? そんな子がいるんなら、爪の垢でも煎じて息子に飲ませたいなあ。
さて、今も息子を泣かせながらも宿題をやらせていますが、そこまでして中学受験を勧めるワケが僕にはあります。
高校2年生までの5年間は「好きなこと」に専念できる
中学受験をする方のほとんどが中高一貫校を目指していると思います。この中高一貫校は当然ながら高校受験がありません。そのため、中学に入ってしまえば、高校卒業まで、受験が無いんです! これって高校受験と大学受験の両方をした僕からするととっても羨ましいことなんです。
だって、中学・高校って青春真っ最中じゃないですか。
大学生ともなると、目前に社会人が見えてきて、3年生くらいから就職活動やらなんやらで急に現実社会と向き合う必要が出てくる。
でも、中学・高校時代は、実社会に出るなんてまだまだ先。
将来何で食べていくかなんて考えなくても、親が食べさせてくれるんです。
その分、純粋に自分の好きなことを追求できる年頃だと思うんですね。
僕の息子の場合、空手に夢中になっています。小学校1年生から空手を始めたんですが、今では強化選手にも選ばれて、区の大会でも何度か入賞しています。
そんな彼の夢は麻布中学に入学して、自分で空手部を創設することらしいです。
僕は麻布中学に入学したら高校3年生になるまでは、まったく勉強しなくても良いと息子に伝えてあります。
勉強なんて、高校3年生からやれば良い。なんだったら浪人しても良いと思う。僕自身、浪人生活を経たことで、ずいぶんと逞しくなったと思っているから。
その代わりに、自分の好きなことに熱中してほしい。
本が好きな子は読書しまくって、自分で小説を書けば良い。
音楽が好きな子は、バンド活動にのめり込めば良い。
異性にモテたい子は沢山の子を付き合って恋をすれば良い。
そうして、勉強以外のことで、一瞬だけど、かけがいのない輝きを放つ青春時代を全力で疾走してほしい。
高校受験があると、中学に入って1年もすれば直ぐに高校受験を目指して勉強に専念する必要が出てくる。
でも、中間一貫校であれば、その心配はない。
これって、ものすごく大きいと思うんです。青春の一時期にたっぷりと自分の好きなことに打ち込める。こんな幸せなことってないんじゃないでしょうか?
中高一貫校は大学受験においてアドバンテージがある
僕は普通に地方・田舎の公立中学を卒業し、公立高校に進学しました。
そして1浪してから京大に入ったのですが、そこで中高一貫校出身の友達に出会うことになります。彼らの多くは現役で京都大学に合格していました。素直に現役で合格なんて「スゲーな~」と感心&尊敬の念をもっていました。
ただ、よくよくその内実を聞いてみると、現役合格のカラクリが分かってきました。
それは、高校の学習範囲を全て高校2年生までに終了し、高校3年生は完全に受験勉強だけに専念している体制だったようです。高校3年生の秋になって、ようやく高校3年生の教科書が終わった僕とはエライ違いです。
つまり、中高一貫校の子たちは実質的に1年浪人して、大学受験しているようなものなんですよね。
これはとても大きなアドバンテージです。
先に、僕は自分の子供にも浪人させてもかまわないと書きましたが、それでも高校3年生を受験に専念できるのはとても大切だと思うんですよね。だって、1浪するとしても、実質的には高校3年生+1浪の2年間は受験勉強に専念できるんですよ。実質2浪です(笑)。
僕の経験から、2年間寝食を忘れるほど受験勉強に専念すれば大抵の大学には合格することができると思います(東大や京大の医学部は例外。これは本当に頭が良くないとムリです。僕の知り合いにもいますが、ホントに頭が良い)
まとめ
高校2年生までの5年間は自分の好きなことに専念して、そして、高校3年生は受験に専念できる環境にある。これって、本当によくできたシステムだなと思います。普通の公立中学、高校を卒業した僕は本当にそう思うんです。
確かに親の立場からすると、中学・高校と私立の学費を払うことは大きな負担です。多分、僕のお小遣いも減らされることでしょう(泣)。
でも、息子には充実した青春を送ってほしいのです。そんな想いから僕は息子に中学受験を勧めています。