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私立中高一貫校に通うメリット 多様性を身につける

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こんにちはJOJOです! 前回に引き続き、今回も私立中高一貫校に通うメリットについて紹介しますね。

公立のほうが多様性がある?

私立の教室には多様性が乏しいと指摘されることが多々あります。そして、公立のほうが多種多様な生徒が集まり、多様性を育むことができると。でも、本当にそうなんでしょうか?

公立のほうが多様性があると主張する人の意見はだいたい次の通り。

公立の中学校には様々な家庭事情の生徒が集まる。お金持ちの子どももいれば、貧乏な家庭の子どももいる。様々な家庭環境の子どもが集まるからこそ、多様性がある。

確かに家庭環境の違いという意味では公立のほうが幅があると思う。

僕自身田舎の公立中学校を卒業したけど、たしかに様々な家庭環境の子どもがいた。地域一番の会社の社長の息子もいたし、開業医の息子もいた。

一方で、お父さんが投資に失敗して夜逃げ同然の暮らしをしていた子もいた。

確かに様々な経済的バックグランドを持っている子供たちがいて、子どもなりに経済格差を感じたものだった。

経済的なバックグランドが違うと、確かに学校生活以外の活動が異なってくる。やっぱりお金持ちの子どもは親が塾や様々な習い事に行かせる。一方で、お金がない子どもはあまり習い事にもいかない。

ただ、それくらいなことで、中学、高校くらいだとあまり経済格差を感じたことは無かった。お小遣いだって、そんなに大差なかったので、遊んでいても子供たち同士の格差を感じたことはなかった。

なので、公立のほうが確かに経済的バックグランドは幅広いんだけど、それがあるからといって、子供たちに多様性があるかというと、そうでもない気がする。

私立中学における多様性

一方で、私立に進学する子どもの家庭は基本的に裕福な場合が多い。裕福までとは言わないまでも、子どもの学費を払うくらいの経済的余裕がある家庭がほとんどだ。

確かに家庭の経済的な状況に幅があることを多様性と呼ぶのなら、たしかに公立中学のほうが、多様性が豊かといえる。

でも、経済的な多様性以外にも、もっと重要な多様性があると思う。それは、様々な考え方、モノの見方に触れるという多様性だと思う。

基本的に私立中学は電車に乗って、遠方から学校に通う子が多い。ほとんどが徒歩で通学できる圏内から通っている公立中学に比べると、そもそも生徒の居住地域が広い。

私立中学に通う子は生まれ育った生活圏を飛び出して学校に通うため、基本的に中学校に入学時点では知り合いがいません。

そのため、私立中学では毎日が出会いの連続になる。学校には自分が生まれ育った生活圏とはまったく違う地域から通ってくる友達が沢山いる。

小さいころから遊んでいた公園も違うし、遊びも違う。ドッジボールやトランプなどのゲームのルールも違うことが多い。また、高層マンションの林立する都心から通う生徒もいれば、郊外のベッドタウンから通う生徒もいる。

このように私立中学では、広範囲の居住地域から、多種多様な地域文化を持った子供たちが集まります。

国境をまたぐわけではないけど、これだって立派な異文化交流だと思う。

また、私立中学の中には、積極的に帰国子女を受け入れている学校も多い。これも生徒の多様性を育むために寄与していることが多い。

確かに公立のように親の所得という意味での多様性は少ないですが、生徒がもつ文化的背景の多様性は私立のほうが広がることになります。

この文化的背景の多様性は様々な考え方の生徒が集まることを意味します。ある子どもは宇宙に興味があって、将来宇宙飛行士を目指しているかもしれない。一方で、早くから株に興味があって、将来は投資銀行でトレーダーになりたいと思う子もいるかもしれない。

特に、麻布中学なんかの生徒を見ていると、どの子も個性的な子ばかり。しっかりと多様性が存在している。というより、多様性しかない。むしろ同じ地縁を元にした人間関係が主の公立のほうが、生徒の均質化は進んでいるかもしれない。

このように同じ所得水準だとしても、様々な考え方が違う友達に出会うことは可能です。そして、経済所得の差だけでなく、このような文化的差異も子ども達に立派な刺激を与えるのではないでしょうか。

そして、このような文化的多様性を育むことができることこそが、私立中高一貫校のメリットだと言えます。

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