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中学受験におけて父親にしかできないこと。やってはいけないこと

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こんにちはJOJOです! 子どもが中学受験をすると決めたとき、父親が受験勉強にどのように関わるかは、家庭によってまさに千差万別。

父親が子どもの勉強につきっきりになり、「親塾」を開催するお父さんもいれば、勉強は奥さんと塾に任せっきりという方もいるでしょう。

僕の場合はどちらかというと奥さんに任せっきりになってしまってますね(反省)。時々奥さんでも分からない算数の問題を見るくらいで、平日はほとんど子どもの勉強を見てあげれてないというのが実情です。

確かに仕事は忙しいし、仕事で疲れて帰ってきてから大人にとってもスーパー難しい問題に更に頭を使うというのは正直厳しいですよね。でも、きっと中学受験時代にどれだけサポートしてきたかは奥さんも子どもも覚えています。

将来の良好な家族仲のために頑張りましょう!(エイエイオーw)

 

とはいいつつも、実際問題として時間がないのは事実です。そこで、今回は父親にしかできないことと、やってはいけないことの2つの観点から紹介したいと思います。

父親にしかできないこと

父親として誇れるのは視野の広さ。もちろん奥さんも共働きでバリバリという家庭もあるでしょうけど、一般的には男性のほうが仕事にガッツリ取り組んでいて、その分社会的な見識も深いはず。

母親ほどこまめに子どものフォローをするのは難しいと思うけど、父親にしかできない役割としては以下のようなことがあります。

母親の相談相手

これは間違いなく父親にしか務まりません。妻の様子を見ているとわかりますが、ホントに精神的に大変そう。家事に追われ、宿題をさせるために子どものケツを叩かないといけない。子どもも少し勉強をやる気になったかと思うと、問題がわからないからと言って泣きわめく。

受験勉強をする子供をガッツリとケアするのは想像以上に大変。

そんな奥さんは確実に精神的に疲れてきます。男性のように仕事で嫌なことがあったら、帰りにスナックにでも寄って馴染みのママに愚痴を聞いてもらうなんてことは女性はできません。そのため、しっかりと男性が奥さんの相談相手になってあげる必要があります。そうしないと奥さんは息抜きできませんから。

塾の先生方が口をそろえて言うのは少学校6年生の受験直前になると子どもよりも、母親のほうが精神的に追い詰められるそう。四六時中受験のことばかり考えて、頭の中は完全にオーバーヒート。そんなとき、どーんと構えて冷静に対処できるのは父親ならでは。

ただ、ガッツリと受験の相談に乗る必要はあまりありません。奥さんの些細な日常の愚痴や相談に耳を傾けて、しっかりと気にかけているという姿勢を出すだけでもきっと効果大です(まあ、そういう僕も良く奥さんの話を聴いてないと怒られているので、実績にかけるけど(汗))。

「最近どう?」、「疲れてない?」など意識的に声をかける。受験期に関わらず、夫婦円満の秘訣と僕は先輩から教わりました(笑)

スケジュールとタスク管理

男性の場合、仕事でExcel等を使ってスケジュールとタスク管理を行っている方も多いと思います。それを子どもの受験勉強の管理に役立ててみてはどうでしょう?

実は、Excelでスケジュール表や宿題リストなんてものを作るのは男性にとっては簡単な作業であっても、普段働いていない専業主婦の奥さんや子どもにとっては神業!と見えます。

ここぞと、父親の能力をアピールするチャンスですので、しっかりとサポートしよう!

厳しく叱る

そして時には子どもに叱る必要があります。子どもがサボっている時など、単に感情的に怒るのではなく、部下と面談する時のように、理詰めで子どもを問い詰めていきましょう。そして、自分がサボっていることが、将来どのような結果をもたらすことになるかをしっかりと教えます。

僕は子どもの将来に投資しているということをハッキリと子どもに言います。そして、投資をしている以上、成果を求めていると。成果が出ないのならば、投資する意味がないので、中途半端にやるくらいなら辞めろと言っています。

なかなか母親はここまで厳しく子どもを叱ることはできません。もっとも、両親とも叱ってしまうと子どもの逃げ場がなくなってしまうので、奥さんは叱られた子どもをフォローする役割と予め夫婦で取り決めておくことをオススメします。

父親がやってはいけないこと

逆に、父親がやってはいけないことはどのようなことなのか。
受験に熱心な父親が誤りがちなポイントをまとめてみました。

結果だけを見て頭ごなしに子どもを叱る

普段生活リズムが違うため、父親にとって子どもが勉強している姿を見ることは難しいです。そのため、成績表や模試の結果だけを見て、頭ごなしに子どもを叱るなんてことも。実は僕も経験があります。

ある日仕事から返ってくると、妻がゲームばかりやってご飯も真面目に食べないと愚痴っていました。僕はてっきり勉強もやっていないんだろうと思い込んで、「勉強やってからゲームしろ!」と頭ごなしに怒鳴ったことがありました。

そしたら、実はその時、長男は珍しく自分の部屋で勉強していたのです。自ら勉強していたのに、いきなり父親から勉強しろ!と怒られた悔しさとショックで、長男はシクシク泣いてました。今思い出してもかわいそうなことをしたと思います。大反省。

そのため、結果だけでなく、しっかりとプロセスも自分の目で見てから叱るようにしましょう。その場合、奥さんの話を完全に鵜呑みにするのは多少危険です。何故かと言うと、奥さんにだって機嫌が悪い日があるからです。機嫌が悪い日は子どもに厳し目にあたってしまうもの。

なので、子どものテキストや宿題ノートをチェックしながら自分の目で子どもの努力量を確かめたほうが良いです。

母親のやり方を否定する

これもありがちです。特に父親のほうが母親よりも高学歴な家庭は、父親は時に母親のやり方を無視して、自分のやってきた通りの勉強方法を子どもに押し付けがちです。

当然、奥さんも気を悪くします。また、子どもだって、母親と父親の言うことが違うと混乱します。そのため、奥さんのと足並みを揃えておく必要があります。

もしどうしても奥さんの教育方法が間違っている場合は、時間をかけて話し合いましょう。安易に否定すると夫婦仲にまで影響を及ぼしてしまいます。

特に受験勉強に取り組む子どもを必死にサポートしている奥さんに気軽に「そんなに必死に中学受験させなくても良いんじゃない?」なんて言っちゃダメです。

子どもに中学受験をさせるということは、家庭の方針として決定したはず。
家族が一丸となって同じ目標に進めるように、父親も腹をくくりましょう。

いざという時に頼れるのは父親

最後に、父親というのは母親に比べて子供との接点が少ない分、いざという時にポイントを外さないアドバイスをすることが大切。そのためには、日頃から大局的な目で奥さんと子どもの勉強を見守りつつ、自らもインターネットや同僚から志望校の情報をゲットしたり、過去問に適した勉強方法を研究するといった努力が大切。

こうして、忙しい中でも常に子どもの受験生活をサポートするという意識を持つことで、いざとなったときに頼れる父親になれると思います。

とかくいう、僕も全然出来てません(笑)。自分への戒めとエールのつもりで、このブログを書いてます。妻もこのブログを読んでいるので、きっと「なーに偉そうなこと言ってるのよ、フン!」と怒られることでしょう。世の中のお父さん達、一緒に頑張りましょう!

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