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都内コスパ最高? 公立中高一貫の小石川の秘密にせまる

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こんにちはJOJOです! いよいよ夏休みに突入ですね。中学受験を控えている小学5、6年生の皆さんはこれから天王山の夏を迎えることになります。気合い入れて乗り切りましょう!

さて、息子は麻布を目指しているのですが、最近、ちらほらと公立の中高一貫である小石川中学の話題を聞きます。息子の小学校でも小石川を目指している子が多いみたいです。地理的には桜修館のほうが家からは近いのですが、皆小石川狙いのようです。

そんなに小石川って良いんでしょうか? 気になったので調べてみました。

公立の中高一貫ではダントツの進学実績

まず、東大など難関大学への進学実績が群を抜いています。13年は東大合格者は5人でしたが、17年は14人、現役合格者は11人で過去最高を更新したようです。

しかも、東大以外にも京大、一橋、東工大の難関4大学と国公立医学部の現役合格者数を単純に合算すると、31人。同年の卒業生は154人だから、5人に1人の割合で最難関国立大学に進学していることになる。

この進学率は東大合格者数で45人と全国の公立高でトップの日比谷高校と遜色ないようです。

すごい! てっきり東京から難関大学に進学しているのは開成・麻布などの名門私立が圧倒的に有利なんだと思ってましたが、どうやら小石川は負けていないようです。

入試問題も独特

入試問題は有名私立中学とは全然違うようです。

まず入試は「適性検査」と呼ばれます。いわゆるお受験とは違うみたいですね。国算理社という入試科目のスタイルではなく、適性検査1、2、3という分類法で300点満点。しかも小学校時代の成績も考慮して合否を決めるみたい。

適性検査では論理的な思考力や表現力を問う問題が多い。知識など暗記ではなく、自身の意見を書かせる質問が多い。このあたりが私立と違いますね。自分の意見を論理的に説明できる能力というのは、まさに社会に出て必要なチカラ。

大人の目からみても、この入試問題形式は理にかなっていると思います。だって、漢字とか、歴史の年号とか、これだけインターネットが発達しているともはや無意味ですからね。

そのためには「日ごろから考える、書くという習慣」が大事だそう。今、息子の宿題に「自学」という科目があります。この自学では、なんでも良いのでノート1ページ丸々記述する方式。ひょっとしたら、このような自学の宿題は役に立つのかもしれません。

多種多様な人材が集合

一方で、適性検査というのは、私立ほど学習量に比例して成績が上がらないともいいます。そのため、たまにほとんど受験勉強せずに受かってしまう子もいるらしいです。

そういう子の中には、進学に対して熱心ではない子も含まれているので、小石川の中では学力の差は結構広いみたいです。できる子は数学オリンピックに出るくらいデキルし、それ以外はスポーツに熱中して学力は中の下くらいという子もいるみたいです。

まあ、勉強だけが全てではないので、多様性という意味では良いのではないでしょうか。

また、私立と違って、様々な家庭環境の子も進学してきます。有名私立ですと親の年収も総じて高いアッパーミドルな社会階層の子たちが多いのですが、公立は多種多様です。

そういう意味でも、視野が広がるのかもしれません。

教育方針も独特。リーダー養成を目指す

小石川の特徴は「教養」を中心に「理数教育」と「国際理解教育」の3点を重視し、将来のリーダー育成を目指しています。これからの社会、インターネットを中心としたテクノロジーの理解は絶対必要条件です。アメリカでは、プログラミングができるエンジニアの平均年収がどの業種よりも高くなっています。それだけテクノロジーに対する需要は高いです。

さらに「国債理解教育」では、英語だけでなく、多文化に触れる実習があります。グローバル化がますます進行する世の中ですので、こちらも実践的な内容になっています。

2年生の時に2泊3日の国内語学研修、3年生時は2週間のオーストラリアでの海外語学研修、5年時はシンガポールで海外修学旅行を実施します。原則として全生徒が参加し、オーストラリアではホームステイもやる。有名私立でも、海外研修は希望性を取っているところが多い中、ほぼ全員が参加するのは大変な熱の入れようですね。公立中高一貫校でここまで熱心に海外研修をやる学校は珍しいです。それだけ、国際人の養成を大切にしているのでしょう。

2020年からの新大学入試制度にも対応

20年から大学入試制度が一変し、ペーパーテスト一本から面接や小論文がメインになる。さらに英語ではスピーキングが加わるというから大きな改革です。となると、知識詰め込み型の有名進学校よりも、子どもの表現力・思考力と国際感覚を磨くことを主眼とした小石川とか、渋幕(渋谷教育学園幕張中学・高校)が有利になるのかもしれません。まさに未来を見据えた学校教育ですね。

小石川は公立なので、他の私立中学とは入試日程も異なり、併願が可能です。僕も長男に麻布だけでなく、小石川も受験するように勧めてみようかなと思う今日このごろです。ただ、試験内容が全然違うので、どちらも合格というのは難しそうですが。

 

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