こんにちはJOJOです!
中学受験をさせると決めたのに、子どもが勉強してくれない!
塾に行きだしたのだけど、子どもが宿題をやろうとしない!
いざ、中学受験をやろう!と決めた、その日から、子供だけでなく、ママ・パパも苦労の連続です。
塾探し、塾代の捻出、志望校探し・・・、ママ・パパも初めての中学受験で、とまどう人も多いんじゃないでしょうか?
我が家も例にもれず日々悪戦苦闘しています。
そんな時に、肝心の子どものやる気がでずに、塾をサボろうとしたり、宿題をやらなかったりすると、ブチ切れたくなりますよねw
でも、小学生の勉強に対するやる気を引き出すのは、かなり難しいです。
放っておいたら、絶対に小学生は自ら勉強を始めません!
これが11年間子育てをしてきた、僕の結論です。
では、どうやって子どもにやる気を出させるのか?
僕の体験を元に、そのコツを解説したいと思います!
ゲームをやめさせても勉強時間は増えない
勉強はしないのだけど、ゲームなら何時間でも平気で集中してプレイしているというお子さんも多いんじゃないでしょうか。
我が家はまさにこのパターン。
PS4、PS Vita、任天堂スイッチ、3DSとほぼ全てのゲーム機が我が家にはあります。
まあ、僕も大のゲーマーなので、息子がゲーム好きになるのも仕方ないんですがね。
息子は放っておくと、一日中、飽きもせずにゲームやってます。
じゃあ、子どもにゲームをやめさせれば、ひょっとして机に向かって勉強する時間も増えるかも?
そう思う方も多いと思います。
でも、慶応大学准教授で、教育経済学者の中室牧子さんによれば、子どもがゲームをやめたからといって、学習時間はほとんど増えないことが明らかになっています。
中室さんは日常的にゲームを行っている小学生のお子さんに、ゲームをやめさせて、どのくらい学習時間が増えたのかを測定しました。
その結果は、残念ながら1時間テレビやゲームをやめさせたとしても、男子については最大1.86分、女子については最大2.70分、学習時間が増加するにすぎないことが明らかになりました。
結局のところ、テレビやゲームをやめさせたところで、子どもが余った時間を勉強にあてることはありません。
僕の長男も、一時期中学受験をストップし、塾通いも辞めました。
塾をやめる条件として、ゲーム・スマホを禁止しました。
大好きなゲームを禁止すれば、自発的に読書でもするかと思ったのですが、残念ながらそうなりません。
本は読まずに、だらだらとソファーで寝ているか、昔読んだマンガ本を引っ張り出してきて眺めています。
時間ができたからといって、決して、読書したり、勉強したりはしませんでしたね。
つまり、子どもの勉強に対するモチベーションや姿勢が変わらないのに、テレビやゲームを禁止したところで何の意味もないのです。
せいぜい、ゲームをするのをやめて、マンガを読むくらいです。
逆に、1日1時間くらいのゲームであれば、ゲームをまったくしない子供と学習時間・成績は変わらないそうです。
なので、ゲーム好きなら、ある程度の時間を決めてやらせてあげたほうが、子どもの良い息抜きになるんじゃないでしょうか。
「勉強しなさい」と叱るのはエネルギーの無駄
ゲームをやめさせることに、ほとんど意味がないならば、どうすれば子どもの学習時間を増やせるのでしょうか?
僕たち親が、ついついやってしまうのが子どもに「勉強しなさい」と叱ること。
でも、父母が子どもに「勉強するように言う」のは、ほとんど意味がない、むしろ子どものモチベーションにマイナスの影響を与えることが明らかになっています。
前述の中室さんは、親と子供との関わり合いを次の4つにパターン分けして、それぞれ、どれが一番成績向上に効果があったかを調べています。
- 勉強するように言っている
- 勉強をしたか、時間と内容を確認している
- 勉強を横について見ている
- 勉強する時間を決めて守らせている
その結果、一番効果が高かったのが、「勉強を横について見ている」と「勉強する時間を決めて守らせている」でした。
一方で、一番効果が低い、むしろマイナスだったのが「勉強するように言っている」。
つまり、口先だけで、子どもを叱るようなお手軽なものには効果がないことが明らかになっています。
それよりも、子どもが勉強しているそばに親がいて、子どもを見守っていたり、その進捗を確認するという、親が自分の時間を使う手間暇のかかるかかわりが効果が高いことが明らかになりました。
確かに、我が家も、「勉強しなさい!」といくら叱っても、その場では子どもは嫌々机に向かいますけど、すぐに忘れてサボろうとしますね。
それよりも、息子が勉強する隣で、僕たち親も一緒に英語の勉強をしたり、読書しているほうが、子どもも集中して勉強している気がします。
「お前の将来のためだから」と中学受験の目的を説明するのも無駄
次に、勉強の目的や効能を子どもに言い聞かせることで、子どもの勉強に対するモチベーションをあげるのはどうでしょうか?
これも残念ながら僕の経験上、小学生が自分の将来のことを考えて勉強するようになるのは難しいと考えます。
僕も、息子が中学受験を目指して塾に行くことを決めてから、息子には中学受験の意義や目的を説明しました。
中学受験して、中高一貫校に合格することで、将来の職業の選択肢がどのように広がるか。
学歴と将来の年収には歴然とした相関関係があるということ。
ただ、残念ながら、小学生にはあまり通い将来のことを言われても、ピンとこないようです。
それよりも、実際に中学校に連れて行って、運動会や文化祭で楽しそうにしている先輩の様子を見せたり、綺麗な校舎を見せるほうが、モチベーションがあがるようです。
小学生の子どもに大切なのは、大人になって良い職業についたり、お金を稼ぐということよりも、いかに楽しい中学・高校生活を送るかということ。
なので、勉強の大それた目的や意義を子どもに説明しても、あまり意味がないなというのが僕の実感です。
大事なのは子どもが勉強している時に、そばに大人がいること
結局のところ、子どものやる気を出すためには、子どもが勉強している姿をしっかりとパパ・ママが観ていてあげることが一番効果的なようです。
子どもって、結局は親に認められたり、褒められたりしたいわけですよ。
なので、自分が勉強することで、親から「エライね!」と褒められることが、一番のモチベーションだったりするわけです。
また、自分がどんなに大変な思いで中学受験勉強をしているかを、親にもわかって欲しいのですね。
僕の長男も難しい問題に直面すると、6年生の今でも大声で泣きじゃくります。
これって、親に頑張っているぞのアピールをしているんですよね。
なので、手間暇かかりますが、子どもが勉強している時には、できる限り親もそばにいて、子どもを見守っていてあげるのが一番王道なんですね。
そうやって、子どもに勉強させている内に、子ども自身も勉強の楽しさ・面白さが分かってきます。
今まで解けなかった問題が解けるようになってくる。
テストの成績が上がってくる。
こうして、自分の努力が見える形で、成果に結びついてくると、ゲームをクリアするように勉強することが楽しくなってきます。
ここまでくれば、もう安泰ですね!
時間がない場合は、外の「助っ人」に頼ろう
ここまで読んできて、がっくりしたママ・パパも多いかもしれません。
「子育ては、結局手間暇かけないと効果がでない。単に勉強しろと言うだけじゃダメなんだな。でも、正直そこまで子どものために時間を避けない」
特に、共働きのママ・パパは子どものの学習にかかわる時間が十分に取れないという方も少なくないです。
僕も奥さんも共働きなので、その気持は良くわかります。
しか~し、そんな忙しいママ・パパに朗報です!
実は、子どもの勉強を観てあげるのは、必ずしも親でなくても良いという研究結果があるのです。
祖父母や兄弟、あるいは「子どもが顔なじみの家庭教師」などの親しい大人が、子どもの横について勉強を見ていても、親とあまり変わらない効果が見込めることがわかっているのです!
2000年にノーベル経済学賞を受賞したシカゴ大のヘックマン教授は、次のように答えています。
親自身が働いていたりして思うように時間を割けなければ、部分的に何らかの「助っ人」を頼んで、時間不足を補えばいいのです。かえって親の力量では与えられないような刺激を与えることにもなり、それは本人にも、社会にも良いことでしょう。
引用元:日経ビジネスオンライン
子どもの勉強の全てをママ・パパが抱え込む必要はありません。
困った時には、身近な人やプロの家庭教師に頼ってもぜんぜんOKなんです。
というより、忙しいママ・パパは積極的にプロの家庭教師の力を借りるべきだと思います。
僕の知り合いに千葉一の進学校(中高一貫校)である渋谷幕張で進路指導を担当している先生がいます。
彼の子どもも中学受験をしたのですが、6年生の時は塾に加えて家庭教師も頼んでいたようです。
え、中学校の先生なんだったら、自分で子どもを教えれば良いじゃない?と僕は思ったのですが、やっぱり仕事しながら自分の子どもの勉強を見るのは限界があるみたいですね。
そんな教育のプロである彼でも、家庭教師を頼むのです。
僕も含め、普通の家庭は、もっと積極的に家庭教師の力を借りても良いんだと思います。
オススメの家庭教師サービス
最後に僕のオススメの家庭教師サービスを紹介しますね。
こちらは、学校の宿題のフォローをしたいと考えているご家庭から、中学受験を目指そうと考えているご家庭まで幅広い用途に対応した家庭教師の先生を派遣してくれます。
派遣される先生は、現役の大学生が多いですね。首都圏だと、慶応、早稲田の学生が多いです。
ほとんどの先生が自分自身も中学受験を経験しているので、中学受験の学習内容を熟知しているのに加えて、子どもの精神的な大変さも理解しています。
そのため、少し大きなお兄さん・お姉さんという立場で、子どもの精神的なサポートもしてくれます。
家庭教師ノーバスの無料資料請求はこちら>>家庭教師のノーバス
中学受験を行うことが確実で、難関校を目指す方には、中学受験専門の家庭教師派遣サービスが最適です。
僕のオススメは中学受験家庭教師ドクターです。
普通の家庭教師と違うのは、その先生の質です。
麻布や開成といった難関中学出身である家庭教師も多数揃えているので、自分の志望校にあった先生をピンポイントで指定することができます。
また、SAPIX・日能研・四谷大塚といった大手進学塾にて実際に特定の難関中学向けの授業を担当していた元塾講師の方も多数在籍しています。
常に塾と家庭教師を併用する必要は無いと思いますが、学習でつまづいた時や、集中的に弱点を克服したい場合に備えて一度話を聞いておく価値はあると思います。
中学受験ドクターの無料体験授業はこちら>>SAPIX・日能研・四谷大塚講師が運営。プロ家庭教師を派遣。
まとめ
このように、中学受験で、子どものやる気を引き出すためには、単に「勉強しなさい」と子どもに叱るだけじゃダメなんですね。
しっかりとママ・パパが子どものそばに寄り添って、勉強を見てあげることが大事。
でも、そんなにたっぷりと子どもの勉強を見てあげる時間が取れない家庭は、プロの家庭教師に頼んでも同じ効果があるんです。
なんでもかんでも全てママ・パパで抱え込まずに、上手く外部の助っ人を活用しながら、中学受験を乗り越えていきましょう!
そんな感じかなっ!
おわりっ