子供との信頼関係

子供がアドバイスを聞かない! 子供が素直に親の意見に耳を傾けるようになる3つのコツを紹介します!

こんにちはJOJOです!

中学受験を目指して勉強している子どもの姿を見ていると、時々アドバイスをしてあげたくなりますよね。

でも、親心からアドバイスしようとしても、子どもが素直にアドバイスを聞き入れないことって多くありませんか?

例えば、僕の息子は分からない問題に直面すると、いつも『分からない、分からない』と言って泣いています。

奥さんに『ママ、ちゃんと教えてよ~。』と半分怒りながら質問してくるのですけど、正直、毎回毎回奥さんや僕も教えられるわけじゃない。

特に小学5年生になってからは、塾で習う単元も相当高度なものになっているため、中学受験経験がない僕や奥さんには正直ちんぷんかんぷん。

そんな時、『いつまでも分からない問題にこだわらず、分かる問題から先に解いたら? 時間がもったいないよ。 分からない問題は、次に塾に行った時に先生に聞いたほうが良いよ』とアドバイスします。

でも、そんなアドバイスをしようものなら、息子は逆に怒り、そして一層泣きじゃくります。

僕たちのアドバイスなんかに耳を貸しません。

そして、結局、分からない問題から先の宿題にはまったく手を付けずに次の授業を迎える。

こんな風に、子どものためを思って、アドバイスしてあげても、逆に子どもがスネてしまうなんてことも多いと思います。

僕も、どうやったら子どもが素直にアドバイスを聞いてくれるか悩んでいました。

そんな時に、一冊の本に出会いました。

それは、セラピストの石井裕之さんの著作である『<図解版>なぜ、占い師は信用されるのか?~仕事、恋愛、友人、家族関係がうまくいく「コールドリーディング」 (FOREST Illustration book)』という本。

この本の通りに、息子とのコミュニケーションの仕方を変えたら、嘘のように息子が僕のアドバイスを素直に聞くようになったのです!

毎週日曜日に志望校の過去問を息子と一緒に解くのですけど、僕が息子の答案を採点し、答案を直すようにアドバイスしても素直に取り入れてくれます。

そのおかげで、悩んでいた国語の成績も上昇してきました。

今回は、どうやったら子どもが素直にアドバイスを聞いてくれるようになるかを見ていきたいと思います!

アドバイスより、信頼させることが先

子どもが間違った勉強方法をしていると、ついつい頭ごなしに『そんなやり方じゃダメ。こうやらなきゃ』と注意をしてしまいますよね。

でも、たいていの場合、子どもはすぐにブスッとそっぽを向き、話を聞こうとしなくなるんじゃないでしょうか。

特に女の子の場合は、同性である母親から正論で攻められると、無性に反抗したくなる子も多いみたいです。

その結果、子どもに注意するたびに、親子で大喧嘩。

このような状態にホトホト疲れてしまい、最近では子どもの勉強に口を出さないようにしているご家庭も結構多いようです。

子どものためを思って、アドバイスしているのに、逆に反抗されたら、いくら親だって嫌な気持ちになりますよね。

実は、注意したり、アドバイスすることは辞める必要はありません。

ただ、アドバイスする前に、先にしなければいけないことがあります。

それは、子どもの信頼を勝ち取ること。

子どもに、『パパ・ママは私のことを何でも理解してくれる。だから、私もパパ・ママの言うことを信じよう』という状態に持っていくことが大事なんです。

僕たち大人だって、同じですよね。

会社の上司から、頭ごなしにミスを指摘されると、ムッとしてしまいますよね。

でも、上司が自分のしている仕事の大変さとか、意義をしっかりと理解した上で、アドバイスをくれたら素直に聞こうかという気になったりしません?

人間は、誰しも自分のやり方を変えたくないと思っている生き物です。

小学生だって、自分の好きなやり方がありますし、自分のやり方にプライドを持っています。

それを頭ごなしに否定されても、絶対に言うことを聞きません。

そのため、相手を変えたいと思ったら、まずは自分のことを相手に信頼させることが大事です。

一流の詐欺師は騙す技術より、信頼させる技術を磨く

実は、この最初に人の信頼を得るというやり方はプロの詐欺師が使う方法なんです。

たまに詐欺師に引っかかる芸能人がニュースに登ると、多くの人がなぜ詐欺師なんかに引っかかるんだろうか?と不思議に思います。

誰だって、初対面の胡散臭い人の話なんて信じないですよね。

それでも、多くの詐欺師に騙される人は跡を絶ちません。

なぜ、どう考えても怪しい話を信じ込んでしまう人がいるのでしょうか?

それは、”まずはじめに本当のことを言って、相手を信じ込ませ、それから騙す”からです。

最初から怪しい話をもちかけられれば、誰だって警戒します。

でも、プロの詐欺師は最初は本当の話しかしません。

そして、相手が徐々に『この人の言っていることは正しい。信頼できる』と思い込んだ頃合いを見計らって、大きく騙します。

『この人は信用しても良い』と信じ込ませることができれば、その後の騙しのフェーズでは、いとも簡単に騙せてしまうわけです。

それが例え、初対面の人にとっては怪しい話だったとしても。

石井裕之さんは著書で次のように説明しています。

腕の立つ詐欺師というのは、実は、”騙す技術”よりも”信頼させる技術”のほうをより入念に磨くもの

もちろん、皆さんに詐欺師になることを進めるわけでもないですし、大事なお子さんを騙す必要もありません。

ただ、僕が言いたいことは、アドバイスを提供して、自分以外の人の行動を変えるためには、まずは自分のことが信頼されていることが大切だということです。

これは、営業であれ、恋愛であれ、人とコミュニケーションを取る時には必ず役に立つ法則なんです。

恋愛だって、初対面の人から『結婚してください!』と突然言われてする人はいませんよね。

お互いに恋人同士になって、信頼関係が十分に築けたからこそ、プロポーズが受け入れられるわけです。

これは、教育においても同じなんです。

そして、かわいい我が子においては、なおさら信頼関係が重要になってくるのです。

では、どのようにすれば子どもが親を”信頼する”ようになるのでしょうか。

子どもを信頼させるための3ステップ

中学受験を目指す子どもは小学校高学年です。

小学校低学年までは、子どもは無条件で親のことを信頼しています。

その精神年齢のまま中学受験を乗り切ることができれば楽なのですが、残念ながら小学校高学年で子どもは思春期の初期段階を迎えます。

特に、精神的な発達が早い女の子は、小学校6年生ともなれば、一人前の女性としての自我が芽生えてきます。

すると、昔は親の言うことに素直に従っていた子どもたちが、急に言うことを聞かなくなるのです。

そのため、僕たち親は何も努力しなければ、子どもの信頼を勝ち取ることはできないと考えたほうが良いです。

そんな状態で、アドバイスしても、糠に釘です。ぜんぜん子どもの心に響きません。

なので、親は意識的に思春期の子どもたちの信頼を勝ち取るためのアクションを起こす必要があるのです。

このアクションは次の3ステップに分けることができます。

  1. 子どもがしゃべりたがっていることをしゃべらせる
  2. 子どもが聞きたがっていることを話す
  3. 子どもに対して心の底から興味を持つ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 子どもがしゃべりたがっていることをしゃべらせる

まず、人との信頼関係を構築する第一歩は、相手に好きなことを喋らせることです。

こちらから話しかけるのではありません。

世の中にはトップ営業マン・ウーマンという方がいますが、そのような方はほぼ確実に聞き上手です。

話し上手な人ではありません。

どちらかというと、寡黙なタイプが多いのではないでしょうか。

このようなトップ営業マンは、とにかく顧客の言うことに耳を傾けます。

それが顧客の信頼を獲得するための一番良い方法だと知っているからです。

人間というのは、不思議なもので、自分の話を聞いてもらったという経験をすると、相手のことを信頼するようになります。

なぜかと言うと、人間は誰しも自分のことが一番可愛いものです。自分に一番興味があるのです。

これは、子どもだって同じです。小学生の自分が一番可愛いのです。

そんな可愛い自分の話を親身になって聞いてくれる人に出会うと、『この人も、自分のことが好きなんだ。ありのままの自分の姿を受け入れてくれているんだ』とその人に愛着を感じるようになります。

この愛着を言い換えたものが、『その人を信頼している』という状態になります。

こうして、自分の話を聞いてもらって満足して始めて、ようやく相手の話を聞こうという心の余裕が出てくるものなのです。

2. 子どもが聞きたがっていることを話す

自分の話を存分に聞いてくれた相手に対しては信頼を感じ始めます。

そして、この信頼をもっと強固なものにする方法があるのです。

人を信頼させて、自分のアドバイスに従って行動を起こさせるところまで踏み込むのであれば、この方法もマスターしておいたほうが良いでしょう。

それは、『人が聞きたがっていることを話す』ということ。

相手に言いたいことをしゃべらせていると、本当のところ相手が何を求めているのか、どんなことを皆さんに言ってほしいのかが見えてきます。

この『相手が聞きたがっていること』を探すという能力は、男性よりも女性のほうが優れています。

例えば、お子さんが難しい模試を受けてきて、わからない問題があるから教えて欲しいと皆さんに相談してきたとします。

お子さんの答案用紙を見たところ、基本的な計算ミスを多くしていることを発見します。そこで、皆さんはお子さんに対して次のようにアドバイスします。

「確かに問題自体も難しいけれども、〇〇(子どもの名前)は計算ミスを沢山している。これから難しい問題を解く際には、自分の解答をもう一度見直して、ミスが無いかどうかを確認することが大事だ。

特に、男性の場合は、このようにお子さんに的確なアドバイスをしようとするでしょう。

でも、だいたいのケースにおいて、お子さんの顔は曇るはずです。そして、『私だって、好きで計算ミスしたわけじゃない!』とへそを曲げちゃうかもしれません。

なぜならば、このアドバイスは『お子さんが聞きたがっていること』ではないからです。

お子さんが聞きたかったことは『こんな難しい問題に取り組んですごい。本当に〇〇は偉い』という褒め言葉だからです。

お子さんにとっては、皆さんのアドバイスがどれだけ適切なものかということは、どうでもいいことなのです。

だから、皆さんはお子さんから相談を持ちかけられた時に、馬鹿正直に「どうやったら子どもが難しい問題を解けるようになるのか」ということを考えるよりも、まずは、「子どもは、私に何を行って欲しいんだろう?」と考えるべきなのです。

そして、お子さんとしても、『聞きたかったこと』をいってもらえたらはじめて、皆さんのアドバイスを聞こうという余裕が生まれてくるものなのです。

僕だったら、次のような受け答えをします。

僕「うわー、こんなに難しい問題によく取り組めたね。しかも、難しいにも関わらず正解している問題もあるじゃないか。いつの間にこんなにできるようになったの? 毎日遅くまで勉強している成果が出てきたんだね。」

子ども「そうなんだよ、めちゃくちゃ難しかったけど、僕もあきらめずに頑張ったんだよ。ほんとに大変な試験だった~」

僕「そうだろうね。パパは小学生の時には、こんな難しい問題は絶対に解けなかった。〇〇は完全にパパを追い越してしまったなあ」

子ども「そんなこと無いよ。まだまだパパにはかなわないよ。だって、実際に結構計算ミスも多くしちゃったし。」

僕「確かに計算ミスをなくすと、〇〇はもっと成績が上がるんじゃないかな。そうすれば第一志望の学校だって夢じゃなくなるぞ。例えば、これから難しい問題を解く際には、自分の解答をもう一度見直して、ミスが無いかどうかを確認するのはどうだろう?」

子ども「確かにもう一度見直すのは良い作戦かもね。パパ、アドバイスありがとう!」

コミュニケーションで大切なのは、正論で返すことよりも、相手が求めている答えを最初に返すこと。

お子さんから相談された時には、口を開く前に

『この子は、私に何を言って欲しいと思っているのだろう?』

と考える習慣をつけることが大切です。

そうすれば、必ずお子さんは皆さんの話に耳を傾けるようになると思います。

3. 子どもに対して心の底から興味を持つ

最後に、人の信頼を勝ち取るために、最も重要なことを説明します。

それは、相手のことに心の底から興味・関心を持って、相手の話を聞くということです。

コツは、まるで好みのタイプの人に初めて出会ったかのように、新鮮に相手に接すること。

どんなに話術が長けていても、相手に関心が無いことは、簡単にバレてしまいます。

どうせ聞くならば、心の底から相手に興味を持って話を聞きましょう。

実は、この聞く姿勢を持つだけで、たいていの人は皆さんのことを好きになります。

受け答えが下手でも全然構いません。

それよりも、相手に関心を示すという態度さえあれば、相手は皆さんに好感を抱いてくれます。

そのため、お子さんから話しかけられたら、しっかりとお子さんと向き合って、全力で耳を傾けてください。

お子さんに心の底から関心を持って話を聞くと、皆さんの言動の中に自然に皆さんの愛情が現れます。

お子さんと目を合わせもせず、適当に相槌打つなんて絶対に駄目。

僕も仕事で疲れて帰ってきた時に、子どもに話しかけられると、ついつい適当に返事してしまうことがあります。

でも、そんな風に適当にあしらわれると、子どもも傷つくのですね。

そして、もうパパには話しかけないようにしようと思ってしまうものです。

これでは、信頼関係を築くなんて、100年早いですよね。

子どもから話しかけられたら、どんなに疲れていても、嫌なことがあっても、心の底から興味を持って子どもの話に耳を澄ませましょう。

そうすれば、子どもは確実に皆さんのことを信頼してくれるようになるでしょう!

信頼されれば、どんなにキツくても子どもはついてくる

こうして、子どもが親のことを信頼して始めて、子どもの中に、親のアドバイスを聞き入れる準備が整うことになります。

ここまでくれば、多少キツイことを言っても、子どもは素直に聞き入れてくれます。

もう信頼関係が構築されているので、多くの言葉は必要ありません。

直球で、『~したほうが良い』、『~するな』と言っても大丈夫だと思います。

僕も含めて、親子なんだから子供との信頼関係はあるに決まっていると思い込んでいる節があります。

でも実際は、信頼関係を築き上げるのはとても時間がかかるものです。

それに、相手が精神的に成長途上にある場合は、その成長スピードに合わせて、新たに信頼関係を上書きしていかないといけません。

相手がこちらに求めるものがどんどん変わるからです。

それに、信頼関係は築き上げるのは時間がかかりますが、失うのは一瞬です。

僕たちの心無い一言が、一瞬にして子供との信頼関係をぶち壊しにしてしまうことだってあります。

実際に、僕には苦い経験があります。

成績が伸びない長男に向かって、『成績が伸びないんなら、中学受験なんて辞めてしまえ!』と心無い一言を言ってしまったことがあります。

その結果、長男は深く傷つき、中学受験を辞めてしまいました。

その後、奇跡的に中学受験に復帰したのですが、中断していた数ヶ月の勉強の遅れを取り戻すのはとても大変でした。

今でも、その時のことを思い出すと、心が痛いです。

[aside type=”boader”]

中学受験を辞めた時のエピソードはこちら

[/aside]

そのため、中学受験を乗り切るためには、親と子供との信頼関係が何よりも大事だと思います。

そして、子供との間にしっかりとした信頼関係があれば、多少無茶な努力を強いたとしても、子どもはついてきてくれます。

中学受験は、家族の受験です。

お子さんとしっかりと信頼関係を築き上げて、家族一丸となって頑張りましょう!

最後に、僕が息子とのコミュニケーションを改善するきっかけとなった石井裕之さんの本をもう一度紹介しますね。

セラピストとして活躍されている石井さんは豊富な臨床体験をもとに、どのようにすれば人から信頼を得ることができるかを分かりやすく解説しています。

お子さんとの関係だけでなく、パートナーや、友人、仕事の人間関係について悩んでいる方にもオススメです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA